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POSTED on 2021.10.15 / UPDATE on 2021.10.16

うさぎの1歳は人の20歳!年齢に合わせたお世話のポイントや特徴

うさぎの成長ははあっという間です。お迎えしてすぐは可愛らしい赤ちゃんだったのに、1歳を迎える頃には立派な大人になります。
ペットのうさぎの平均寿命は8歳ほどと言われており、現在は飼育環境やうさぎの飼育に関する知識や医療の発達により、10歳を超えることも増えました。
今回はうさぎの年齢を人間に換算したときの年齢や、それぞれのライフステージに合わせたお世話のポイントを解説します。

うさぎの年齢を人間に換算すると?

うさぎの年齢 人間の年齢に
換算すると
ライフステージ
1ヶ月 2歳 成長期
2ヶ月 5歳
3ヶ月 7歳
6ヶ月 13歳
1歳 20歳 維持期
3歳 34歳
5歳 46歳 中齢期
6歳 52歳
7歳 58歳 高齢期
9歳 71歳
10歳 76歳
11歳 82歳
13歳 91歳
14歳 98歳

※上記の年齢の早見表は目安としてご覧ください。
※年齢やライフステージは、種類や体の大きさ、生活環境、食事によって差が生じます。

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成長期のうさぎの特徴

生まれて1ヶ月〜6ヶ月の成長期は、心も体も大きく変化する時期です。
置かれた環境や飼い主さんに慣れることに精一杯で、ストレスにとても弱いので、うさぎのペースに合わせ、ストレスを与えないように配慮してあげましょう
また、3ヶ月を過ぎたあたりからの思春期も注意が必要です。
マーキングをしたり、突然噛みつくなどの行動が見られることがありますが、大きな声を出して怒ったり、怖がらせるようなことは絶対にしてはいけません。
部屋の中にマーキングをしたらすぐケージに戻すなど、冷静に対処しましょう。

維持期のうさぎの特徴

1歳~3歳の維持期は大人の仲間入りをする時期です。
精神的に落ち着き、成長期にあったマウンティングやマーキングなどの問題行動もなくなってきます。
好奇心旺盛で遊び回ることが大好きなので、トレーニングや遊びを通してうさぎの能力を伸ばしてあげましょう

中年期のうさぎの特徴

5歳~6歳の中年期は、落ち着きがあり運動量が徐々に減っていきます。
体調の変化が起こりやすく、病気にになりやすい時期でもあるため、些細な体調の変化に気づけるように、日々の健康チェックをしっかり行いましょう。
また、年齢を重ねることで、うさぎが快適と感じる環境が変化していきますので、うさぎに合わせて過ごしやすい環境を作ることも大事です
特に夏と冬は暑さ・寒さ対策を念入りに行うようにしましょう。

高齢期のうさぎの特徴

7歳以降は高齢期となり、筋力が低下し、じっとしていることが増えます。
今まで飲めていたはずの吸水器の位置では飲めなくなってしまうこともあるため、吸水器の位置を低くしてあげるなど、バリアフリーにして過ごしやすい環境を作ってあげましょう
また、突然の体調の変化や病気も多くなり、介護が必要になることもあります。
獣医師さんとよく相談しながらうさぎのお世話をしていきましょう。

健康で長生きできますように

年齢やライフステージはあくまで目安ですが、うさぎの1年は人の1年よりも時間の流れがとても早いことが分かります。若いうさぎだからといって油断をせずに、日頃から健康管理をしてあげましょう。
年齢に合わせた適切な飼い方をしてあげることで、うさぎの一生がとても充実したものになります。たくさんの愛情を注いで、幸せにしてあげてくださいね。

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肥満は万病の元と言いますが、それはうさぎも同じことが言えます。もふもふと丸い姿が可愛いと、肥満に対して何も対策をしていない飼い主さんも中にはいますが、実は放っておくと大きな問題になることもあるのです。 今回はうさぎのダイエット方法についてをはじめ、太る原因や肥満の見分け方も解説していくのでぜひ最後までご覧ください! 肥満かどうか見分ける方法 元々たくさんの毛に覆われているうさぎは、肥満かどうか見極めるのが難しい生き物でもあります。また、体重も個体差があるために、同じ品種のうさぎでも小さい子もいれば大きい子もいるので、品種や体重だけで太っているかどうかは判断できません。 しかし、以下のような分かりやすい特徴があれば、肥満の可能性が高いので要注意です。 お腹がぽっこりとしている 通常体型のうさぎの場合、お腹周りはすっきりしていて横から見ても地面との間にしっかりとした隙間があります。妊娠中でもないのにお腹がぽっこりと膨らんでいたり、地面との間に隙間があまりないという場合は肥満傾向にあるので要注意です。 盲腸便を残す うさぎは定期的に盲腸便を出して、栄養補給をします。盲腸便は体を曲げておしりから直接食べるのですが、肥満傾向にある場合顔をお尻に近づけることができなくなることがあります。 盲腸便が落ちていたり、おしりの周りが汚れている場合は、太っていて顔がお尻まで届かないことも疑いましょう。(盲腸便を食べない原因は、肥満以外にもいくつかあるので要注意です。) 毛づくろいをしない うさぎは肥満になるとお肉が邪魔をして、背中やお尻の毛づくろいがしにくくなることがあります。毛並みが乱れていたり汚れていた場合は、長い間毛づくろいができていない証拠。 いつも通り元気なのに毛づくろいができていない場合は、肥満も疑いましょう。 肥満になる原因 肥満になる大きな原因はやはり「食事の与えすぎ」によるものです。うさぎは一般的に、自分で食べる量の調節ができない動物だと言われています。つまり、飼い主さんが与えれば与えるほど、食べてしまうのです。 その他にも以下のような原因が挙げられています。 ペレットを適正量以上上げている果物やおやつの与えすぎ牧草・副食・補食のバランスが取れていない 副食や補食は与えても大丈夫ですが、バランス良く与えることが重要になります。 ■あわせて読みたい記事■うさぎは何が主食なの?毎日与えるフードについて解説! 肥満で起こる症状 うさぎは肥満になると、様々な問題を引き起こします。中には生命に関わるものもあるので、要注意です。では、どのような問題が発生するのか見ていきましょう。 栄養失調になる可能性 うさぎにとって大切な食糞ですが、上記でも説明したとおり、太ることによってできなくなることもあります。 盲腸便には蛋白質・ビタミンB群などの、うさぎにとって必要不可欠な栄養素が含まれています。これが食べられないという状況が続くということは、栄養失調になる可能性が高くなります。また、おしりの周りも汚れて、清潔を保つことも難しくなります。 そして、栄養失調が続くと様々な体の不調が起こり放っておくと生命の維持が難しくなってしまうのです。 怪我や皮膚炎の原因にもなる うさぎは肥満になると足腰に負担がかり、筋肉や靭帯などの怪我が増えたり、皮膚炎を起こすことがあります。うさぎの皮膚炎の中でも代表的な病気が「ソアホック」や「湿性皮膚炎」です。 脂肪肝・糖尿病 脂肪肝や糖尿病は人間でも起こり、別の病気も併発すると言われていますが、それはうさぎも同じこと。 とくに甘い食べ物が好きで良く与えてい場合、体重が適性だとしても糖尿病になるリスクがあるので要注意です。 手術の際のリスク 太っているうさぎは、麻酔にかかりにくく、覚めにくい傾向にあります。麻酔にかかりにくい=麻酔量が多くなる=それだけ手術のリスクが上がるのです。 そしてうさぎは肥満になると、心肺機能の負担も大きくなります。心肺機能の負担が大きい状態で麻酔をするというリスクも伴うのです。 ダイエット方法 うさぎの肥満は、飼い主さんでは見分けがつきにくいです。もし太っているなと感じた場合、動物病院で判断してもらうのがベストですよ! 独断で判断し、実は太ってないのにダイエットしてしまうと、栄養失調などにつながる恐れがあります。病院で太っていると判断された場合は、以下のようなダイエット方法を試してみましょう。 獣医師の指示に従う うさぎのダイエットを最も安全に行う方法が、獣医師の指示に従うことです。獣医師から適切なダイエット方法を教えてもらい、体に負担なく適性体重へ近づけるようにしましょう。 ペレットやおやつは適切な量を与える ペレットやおやつをうさぎに与える場合は、獣医師の指示に従って適量を与えるようにしましょう。 もし「おやつ禁止」となると、飼い主さんにとってもきついダイエットになりますが、健康体にするためにも頑張りましょう。 定期的に体重を測る うさぎの体重は人間の体重計でも、測ることができます。大体週に1回でも測っておけば、飼い主さんが体重の変化を目で把握でき、ダイエットの効果を感じられるようになるのでおすすめです。 うさぎが太ったなと感じたら、すぐに対策を取ろう うさぎが最近太ったなと感じた場合は、食生活の見直しをするなど早めに対策をとりましょう。肥満は体に大きな負担をかけてしまうので、日々の予防が重要になります。 普段から与えすぎには気をつけて過ごすようにしましょう!

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