うさぎを飼うならオスとメスどっちが飼いやすい?性別による違いを解説
うさぎを飼いたいと思う方のなかには、オス・メスどちらを選べば良いのか、悩んでいる方も多くいらっしゃるかと思います。
うさぎにはオス・メスで、性格の違いも見られます。
今回はうさぎの性別で悩まれている方へ向けて、オス・メスどっちが飼いやすいのか、性別による違いについても解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
オス・メスどちらが飼いやすいかは飼い主次第
結論から言うと、うさぎのオス・メスどちらが飼いやすいかは、飼い主さんの考え方次第と言えるでしょう。
オス・メスで違いもあるため、その違いを知った上で飼い主さんが飼いやすい性別を選択するのがベストです。
また、オス・メスの性格に典型的な違いはあるものの、絶対的なものではないということを覚えておいてください。
では早速、うさぎのオス・メスの性格の違いについて見ていきましょう!
メスの性格・特徴・行動
性格:独立心が強い・クール・マイペース
特徴:肉垂ができる
行動:偽妊娠
メリット:性格は比較的穏やかで攻撃的になりにくい・スプレーなどのトラブルが少ない・多頭飼育に向いている
デメリット:メス特有の病気になる可能性が高い(乳腺や子宮の病気など)・偽妊娠によるトラブルが起こりやすい・発情・妊娠で攻撃的になることもある
メスうさぎの性格・特徴・行動については、主に上記のとおりです。
それぞれ詳しく解説していきます!
性格
メスうさぎは基本的に、独立心が強くクールな性格の子が多いです。
メスは出産・育児があるため、子供や巣を守るという本能が強く働きます。そのことが、性格にも影響しているということが考えられています。
また、マイペースという傾向もあります。
これらのことを聞くと、懐いてくれるか心配という方もいらっしゃいますよね。
しかし、あくまで傾向ですので、コミュニケーションをしっかりと取っていれば、信頼関係が生まれて懐いてくれます。
特徴
メスうさぎの大きな特徴は「肉垂ができる」ことです。
肉垂とは別名「マフ」とも呼ばれていて、胸の所に皮膚が余りたるんでいるように見えます。
これは1歳前後から目立つようになり、その子によってはかなり大きくなることもあるので、メスうさぎはオスに比べると大きいイメージを持たれることもあるのです。
しかし、肉垂は避妊手術を受けると、ほとんど目立たなくなります。
行動
メスうさぎの特有の行動に、偽妊娠が挙げられます。
うさぎは、人間のように陰部から出血があるような生理はありません。
しかし「偽妊娠」と呼ばれる、巣作り行動をすることがあります。基本的には生後8ヶ月以降から見られるようになり、実はあまり良くない傾向です。
メスうさぎにはよくある自然な行動なのですが、ストレスを感じやすくなったり皮膚炎になるなどの問題も発生するので、何度も繰り返すようであれば動物病院へ相談に行くことも検討しましょう。
■あわせて読みたい記事■
うさぎにも反抗期がある?思春期の接し方や対策について解説!
オスの性格・特徴・行動
性格:人懐っこい・甘えん坊
特徴:メスに比べてスタイリッシュ・生殖器が大きくなる子もいる
行動:縄張り意識が強い(スプレーをする)
メリット:情熱的な愛を向けてくれる・遊び好きでスキンシップが取りやすい・メスに比べて生殖器の病気リスクが低い
デメリット:縄張り意識が高くスプレー行為などに悩まされる可能性がある・メスと一緒に飼うと子供ができやすい(オスは年中発情期)・攻撃的、凶暴化しやすい時期がある
オスうさぎの性格・特徴・行動は上記のとおりです。
それぞれ詳しく説明していくので、見ていきましょう!
性格
オスうさぎはメスに比べて、人懐っこく甘えん坊な一面があります。
かまってちゃんだったり、ちょっとドジっ子だったりする子が比較的多いですが、オスうさぎすべてがこのような性格だとは限りません。
中にはメスうさぎのように、ツンツンした子もいるので、参考程度に覚えておくのが良いですよ!
特徴
オスうさぎはメスのように肉垂が出来ることも無いため、スタイリッシュに見られる事が多いです。
そして、去勢手術をしていないオスうさぎは、生殖器がかなり大きくなるため、衝撃を受ける飼い主さんも多いようです。
行動
オスうさぎは縄張り意識が高く、自分のテリトリーを必死に守ろうとする傾向にあります。
自分の縄張りに他のオスが侵入しようとすれば、全力で追い払おうとして、最悪のケースでは大怪我をしたり亡くなってしまう子もいるほど、自分のテリトリーを大切にしています。
中にはスプレー(おしっこを撒き散らす行動)や、少し臭いのきついうんちを撒き散らしたりするなど、問題行動が見られることもあります。
オスメスどちらが良いかは一概に言えない
うさぎはオスメスで性格や特徴の違いはあるものの、個体によっても大きく変わるため一概には言えません。
一つ共通して言えることは、どちらも可愛いということ。
こちらで紹介したメリット・デメリットを見比べて、自分が飼いやすそうと判断した方を選ぶと良いでしょう!