犬が”本当に嫌がる”時の5つの仕草。あくびは眠いだけじゃない?
愛犬が突然あくびをしたり、視線をそらしたりすることはありませんか?実はそれ、眠いのではなく「やめてほしい」というサインかもしれません。犬は言葉を話せない分、体全体で気持ちを表現しています。
そこで今回は、「犬が嫌がっているときに見せる5つの仕草」と、それぞれの意味や飼い主さんが取るべき対応についてご紹介します。
犬が嫌がっているときに見せる仕草とは?
犬は不快や緊張を感じると、さまざまな仕草でそのサインを伝えようとします。 こうしたサインは「カーミングシグナル」とも呼ばれ、自分や相手を落ち着かせるための行動です。 見逃してしまうと、愛犬にとってストレスが蓄積される原因にもなりかねません。 以下のような仕草が見られたときは、愛犬が不快に感じているサインかもしれません。
・あくびをする
・視線をそらす
・体を低くして背中を丸める
・耳を後ろに倒す
・しっぽを足の間に挟む
飼い主さんは愛犬の気持ちを正しく読み取り、ストレスをためないよう心がけましょう。
次は、「犬が嫌がるときの5つの仕草」を詳しく見ていきましょう。
犬が嫌がるときの5つの仕草

愛犬のちょっとした変化に気づいてあげることが、信頼関係を深める第一歩です。 以下の5つの仕草を覚えて、愛犬の気持ちに寄り添いましょう。
あくびをする
「あくびをする」のは、犬が嫌がっているときによく見られるサインのひとつです。 人間にとってあくびは眠気の表れですが、犬の場合は「緊張している」「不快だ」という気持ちを伝えるためにあくびをすることがあります。 たとえば、初対面の人や犬に近づかれたとき、大きな声で叱られたときなどにあくびが出やすくなります。 愛犬があくびをしたときは、まずその場の状況を確認してみましょう。 「あくびをする」ときに見られる主なシーンは以下の通りです。
・知らない人や犬が近づいてきたとき
・大きな声を出されたり、叱られたりしたとき
・抱っこや触られることが苦手なとき
・病院や初めての場所に連れて行かれたとき
以下は、「あくびをする」ときの対応ポイントです。
・無理に触ったり抱っこしたりするのをやめる
・愛犬が落ち着けるスペースを作ってあげる
・ゆっくりとした声でやさしく話しかける
視線をそらす
犬が嫌がっているときのサインとして、「視線をそらす」行動も代表的です。 まっすぐ目を見つめることは、犬の世界では威嚇を意味することがあるため、「やめてほしい」という気持ちをそらすことで伝えようとします。 愛犬が視線をそらすときは、強要していることをやめてあげましょう。 「視線をそらす」ときの対応ポイントは以下の通りです。
・目を直接のぞき込むのを避ける
・愛犬のペースを尊重し、無理強いをしない
・視線をそらしたら、その場から一度離れてあげる
・愛犬が自分から近づいてくるのを待つ
体を低くして背中を丸める
「体を低くして背中を丸める」仕草も、犬が嫌がっているときのサインです。 これは「怖い」「これ以上近づかないで」という気持ちを体全体で表現しています。 特に、花火や雷などの大きな音への恐怖から見られることも多い仕草です。 「体を低くして背中を丸める」ときの対応ポイントは以下の通りです。
・無理に抱き上げたり、引っ張ったりしない
・愛犬が隠れられる場所(ハウスやクレートなど)を用意する
・大きな音が苦手な場合は、カーテンを閉めるなどで刺激を減らす
耳を後ろに倒す
「耳を後ろに倒す」のも、犬が緊張や不快を感じているときに見られる仕草です。 リラックスしているときの耳の位置と比べると、明らかに後方に引っ張られたような形になるのが特徴です。 ほかの仕草と組み合わせて確認すると、愛犬の状態をより正確に把握できます。 「耳を後ろに倒す」ときの対応ポイントは以下の通りです。
・急に触ったり大きな声を出したりしない
・愛犬が安心できるよう穏やかな雰囲気を保つ
・ほかのカーミングシグナルも合わせて観察する
しっぽを足の間に挟む
「しっぽを足の間に挟む」のは、犬が強い恐怖や不安を感じているときの代表的なサインです。 しっぽは犬の感情をもっとも正直に反映するパーツのひとつで、下に丸め込むほど気持ちが萎縮している状態を示しています。 このサインが出たときは、愛犬が深刻なストレスを感じているかもしれません。 「しっぽを足の間に挟む」ときの対応ポイントは以下の通りです。
・無理に抱きしめたり、なだめようとしたりしない
・静かで安全な場所に連れて行き、そっとそばにいてあげる
・頻繁に見られる場合は、原因を探りかかりつけの獣医師に相談する
次は、「愛犬のサインに気づいたときの基本的な対応」をまとめていきましょう。
愛犬のサインに気づいたときの基本的な対応

愛犬の嫌がるサインに気づいたら、まずはその行動をやめ、愛犬が落ち着ける環境を整えてあげることが大切です。 叱ったり無理強いしたりを繰り返すと、愛犬のストレスはどんどん蓄積されてしまいます。 愛犬の小さなサインをキャッチして適切に対応することが、飼い主さんとの信頼関係を築く上でもっとも重要なことのひとつです。 愛犬が安心して毎日を過ごせるよう、ぜひ日頃からコミュニケーションを大切にしてあげてくださいね。