うさぎのしつけ方法、やってはいけないしつけ方法は?
うさぎに限らず、ペットと暮していくうえでは、しつけが必要になってきます。
そして、しつけの方法は動物によって違いがあります。
うさぎは犬や猫のように、多くを覚えることが苦手な動物。
だからこそ、うさぎに合ったしつけをすることが重要になります。
今回は、うさぎのしつけ方法について、やってはいけないしつけの仕方についても解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
うさぎのしつけをする前に…
うさぎのしつけをする前に、まずは愛情を伝えて信頼関係を少しでも築いておくことが大切です。
うさぎは感受性豊かな動物で、人間の顔色をよく見ています。
覚えてほしいことを教えるためには、ある程度の信頼関係が必要になります。
例えば、うさぎの名前を呼んで撫でたり抱っこしたり…好きなことをしながらコミュニケーションを取ってください。
そして、褒めるときと叱るときの態度の差をしっかりと見せることも、大切です。
しつけは信頼関係がとても重要になるので、コミュニケーションが全く取れていない状態ではじめても意味がありません。
そして、過度な要求はしないことが大切です。
例えば犬であれば「まて」や「おて」などを覚えてくれますが、うさぎの場合はかなり至難の業になります。
うさぎのしつけでは、自分の名前を覚えたり、トイレの場所を覚えるなどの基本的なことを覚えられれば十分だと言うことを覚えておきましょう。
では次に、うさぎのしつけの基本について解説していきます。
うさぎのしつけの基本について
うさぎのしつけの基本は「できたら褒める」ことです。
うさぎのしつけでは、良いことをすれば褒めてもらえるということを理解させることが重要になります。
自分のケージに戻れたとき、正しい位置でおしっこやうんちができたときには、精一杯褒めてあげましょう。
うさぎを褒めるときは、できるだけ視線をうさぎに合わせて「いいこ」などと優しく声をかけながら、頭を撫でてあげましょう。
そこでご褒美としておやつを与えるのも、効果的です。
しつけで褒めるときに大切にしてほしいことが「その場ですぐ」ということ。
時間が経てば経つほど、なぜ褒められているのか分からなくなってしまうので、すぐに褒めることがポイントです。
また、大きな声を出すとビックリさせてしまうので、優しい声で褒めるようにしてあげましょう!
では次に、うさぎのしつけ方について解説していきます。
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うさぎのしつけ方
うさぎが覚える基本的なしつけの種類と、しつけ方を紹介します。
- 名前
- トイレ
それぞれ具体的に説明していくので、チェックしていきましょう!
うさぎのしつけ方~名前編
うさぎのしつけ方、まずは名前について解説します。
うさぎに名前を教えるときは、その子の好物を与える際に名前を呼ぶようにすると、比較的早く覚えてくれます。
ケージでゆっくり過ごしている時など、うさぎにとってリラックスしている時に優しく名前を呼ぶのも効果的ですよ!
これを繰り返していると、少しずつ名前を呼ばれていると覚えてくれます。
うさぎのしつけ方~トイレ編
うさぎのしつけ方、次にトイレについて解説します。
うさぎのしつけの中でも難易度が高く、最も重視したい内容が「トイレのしつけ」です。
トイレのしつけの方法を知る前に、設置する場所を一度見直してみてください。
うさぎは、人から見えないところでトイレをしたがります。
そのため、できるだけケージの隅や壁側に設置してあげて、外からなるべく見えない所に置くことを心がけましょう。
では、うさぎのトイレのしつけ方について、具体的に説明していきます。
うさぎのトイレのしつけ方①
うさぎは臭いを頼りに、トイレを認識します。
そこで、うさぎがトイレ以外の場所でおしっこをした際に、すぐティッシュで拭き取りトイレの中に入れておいてあげましょう。
目を放すとティッシュを食べてしまう恐れもあるので、その場合はティッシュに染み付いたおしっこをトイレに擦ってあげると臭いが残るのでおすすめです。
また、うんちをした場合は、いくつか拾ってトイレの中に入れておきましょう。
その後トイレでしっかりとできた場合は、褒めてあげてくださいね!
うさぎのトイレのしつけ方②
うさぎをトイレの上に連れていき、おしりを撫でてあげる方法も効果的です。
これはうさぎに「ここでうんち・おしっこをしてもいいよ」と教える方法で、理解してくれることも多い方法。
無事トイレができたら、褒めてあげましょう。
しつけでやってはいけない事
うさぎのしつけでやってはいけないことは「暴力」です。
耳や脚などを掴むようなことも、絶対にしないでください。
このように、暴力で覚えさせるようなことをしてしまうと、うさぎが恐怖心を抱き、言うことを聞いてくれなくなるだけではなく、ストレスによる問題行動が増えることもあります。
また、うさぎは骨が弱い動物なので軽く叩いたつもりでも、骨が折れてしまう可能性は十分にあります。
そして、名前を呼びながら叱るのもNGです。
名前を呼んで叱ると、うさぎは混乱してしまいます。これはやってしまいがちなことなので、気をつけてください。
叱るときは、うさぎの両方の前足の下に手を入れて体を持ち上げ「コラッ!」と言いながら、目を見つめて怒るようにして下さい。
このとき、かなり暴れてしまうため、注意しながら叱りましょう。
うさぎのしつけはメリハリが大切
うさぎのしつけには、メリハリがとても大切です。
「叱るときはしっかりと目を見て低い声」「褒めるときは頭を撫でて優しい声」と、使い分けると良いですよ!
そして、うさぎは犬や猫に比べると物覚えが悪いため、根気強さが必要です。
毎日めげずに続けることも、しつけが成功するコツなので、しっかりと覚えるまで繰り返しましょう!