うさぎ多頭飼いのコツ・気をつけることは?複数のうさぎを対面させる手順
つぶらな瞳にふわふわの体、甘えん坊でなでなでが大好き。うさぎは知れば知るほど可愛らしく思えますよね。
そんなうさぎを「たくさん飼ってみたい」「もう1羽お迎えしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
ですが、うさぎは縄張り意識が強く、多頭飼いには注意が必要な場合も。
では複数のうさぎをどうやって慣れさせるのがいいのでしょうか。
今回はうさぎを多頭飼いする際の、うさぎを対面させる際の手順を紹介していきます。
手順①:ケージを隣同士に置く
複数のうさぎをいきなり対面させると、驚いて喧嘩になってしまったり、ストレスで弱ってしまうことがあります。
まずはお互いの匂いを覚えさせるために、ケージは1羽につき1つ用意し隣同士に置きましょう。
間に仕切りを入れるなどして、お互いの姿は見せないようにしましょう。
手順②:ケージ越しに対面させる
数日間は隣同士に置き、うさぎがリラックスしている様子を見せたら、順番に1羽ずつ部屋んぽをさせてケージ越しに対面させてあげてください。
また、ケージの間の仕切りを外しお互いの姿を見られるようにして、慣れさせてあげましょう。
注意点①:『お迎え症候群』
お迎え症候群とは、新しくお迎えしたうさぎを優先したことにより、先住のうさぎにストレスがかかり、食欲不振や下痢などの体調不良を引き起こすことです。
部屋んぽや食事、グルーミングなどのお世話は先住うさぎを優先し、新しくお迎えしたうさぎのお世話は最後にしましょう。
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手順③:ケージの外で対面させる
うさぎがリラックスして落ち着いている状態で、お互いのケージのドアを開放して対面させてあげましょう。
無理やり近づけるのではなく、自由に動けるようにしてあげてください。
喧嘩を始めてしまう可能性もありますので、すぐに離せるよう、うさぎの様子をしっかり見ておくようにしましょう。
手順④:対面の時間を長くしていく
対面する時間は、最初は5分程度にしておきましょう。慣れてきたら10分、15分と少しづつ長くしてあげましょう。
相性が良さそうでもある日突然、喧嘩になってしまうこともあります。
うさぎ同士を会わせるときは、飼い主が近くにいるときだけにしましょう。
注意点②:オス同士は喧嘩の可能性が高い
オスのうさぎは縄張り意識が強いので、同じ空間で飼育すると激しい喧嘩をしてしまうことがあります。
オスのうさぎを複数で飼育する場合は、去勢手術を受けさせることが望ましいです。
相性が合わない場合、完全に別々の飼育になる可能性もありますので、理解しときましょ。
うさぎのペースに合わせて慎重に
うさぎはもともと単独行動で縄張り意識が強い動物です。
自分の住まいに別のうさぎがくると、縄張りを守ろうとして攻撃してしまいます。
これは悪いことではなく自然なことですので、うさぎのペースに合わせて慎重に対面させてあげてください。
そして、どのうさぎにも同じように愛情をそそいであげてくださいね。
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