うさぎの不機嫌サイン3つ!鳴いたり噛んでくるのはどんな意味?
うさぎは感情が分かりづらいと思われることがありますが、仕草や行動で私たちに気持ちを伝えようとしてくれることがあります。
今回はその中から「うさぎが不機嫌の時にやる行動」を3つご紹介していきます。個体差があるので必ずしも当てはまるわけではありませんが、この記事を参考にうさぎの気持ちに寄り添ってあげてくださいね。
不機嫌サイン1「ブッブッと鳴く」
うさぎには声帯がないため鳴き声で感情を表現することはありませんが、鼻からブッと音を鳴らして感情表現することがあります。
●威嚇をする時
●不満がある時
●怒っている時
このような時には、気が立ち呼吸が荒くなって、ブッブッと短く強く鼻を鳴らすことがあります。
不満を表す他にも、低い音で長くブーブーと鼻を鳴らしている時は、リラックスしていたり機嫌が良く飼い主さんに甘えようとしていることが多いようです。
ただ、鼻の鳴らし方や感情表現の仕方はうさぎによって個体差があります。
鼻の鳴らし方だけで感情を把握することは難しいですが、表情や動きなどに加えて鳴き声も聞いて、うさぎの気持ちに寄り添う参考にしてみてくださいね。
不機嫌サイン2「足ダンする」
スタンピングとも呼ばれ、後ろ足をダンっと踏み鳴らすことからこの名前がついている行動。
この足ダンも、うさぎが自己主張をする方法の1つです。
もともとは野生のうさぎが、巣穴や周囲にいる他の仲間のうさぎたちに危険を報せる目的があったよう。
飼いうさぎにとっての足ダンは、飼い主さんに気持ちを伝える大切な方法なのです。
不機嫌な時や不快な音が聞こえた際に足ダンをするほか、「かまって欲しい」「お水が欲しい」など飼い主さんに要求したいことがある時にも足ダンをして感情表現することがあります。
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不機嫌サイン3「噛み付いてくる」
うさぎは「常生歯(じょうせいし)」と言って一生伸び続ける歯を持っているため、物を噛むことで歯の長さをコントロールしています。
ですので噛むことはうさぎの習性になっていますが、感情表現や自己主張をするために噛むことがあります。
また、うさぎはとても縄張り意識が強い動物です。
「自分の縄張りに入ってこられた!」と感じると飼い主さんの手を噛んでくることがあります。
うさぎに触れる時には、うさぎの習性や気持ちを考えてスキンシップをとるようにしましょう。
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うさぎの気持ちに寄り添って
言葉をしゃべれない分、犬や猫のように鳴き声で感情表現ができない分、うさぎは体を使って飼い主さんに気持ちを伝えようとしてくれることがあります。
飼い主さんは仕草などをよく観察して、うさぎの気持ちに寄り添ってあげてくださいね。
うさぎの気持ちがわかるようになれば、うさぎとの暮らしをもっともっと楽しめるはずですよ。
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