3匹の猫と引っ越しするお話〜引っ越し準備から当日〜/ もちもちブラザーズコラム
こんにちは、11匹の猫と暮らすニャンスタグラマーのmochi_ryokoです!
この度、11匹の猫と暮らしていた実家を出て、よもぎ・きなこ・おはぎと旦那さんとの新生活をスタートすることになりました。
大家族から離れるのは寂しい気持ちでしたが、新しい暮らしへの楽しみも同じだけありました。
これからは、それぞれの家での猫たちのことも書いていきたいと思います。
実家以外の場所は初めてのきなこ・おはぎ
さて、引っ越しについてですが、よもぎはこれまでに2回の引っ越しを経験しています。
しかしきなことおはぎは、小さい頃から何度も連れて行かれていた「実家」以外の場所は知りません。
実家は小さな頃から、年に数回新幹線で連れて帰っていた上に、一度帰ると2週間以上は必ず滞在していたので、いざ、「コロナ禍で東京から実家に引っ越す!」となったときにも、知らないところに引っ越しという感覚はなかったかもしれません。
しかし飼い主は、「よもぎ・きなこ・おはぎは引っ越しに慣れてるから大丈夫!」となぜか余裕すら感じていたのでした。
引っ越し当日が大変だということも知らずに・・・
引っ越し準備
引っ越しと言っても実家から車で15分の場所にあるマンションに引っ越すだけなので、引っ越し業者さんがきて、1日で一気に引っ越すというわけではありませんでした。
しかもキャットウォークやキャットタワーなどはそのまま置いていくことにしたので、猫たちは引っ越し当日ですら窓辺で日向ぼっこをし、ご飯を食べて、いつも通りに過ごしていました。
その間に人間たちはせっせと猫たちを引っ越しさせるために部屋を整えていたのです。
いつも寝ている3段ベッドや爪研ぎ、ごはんの食器、お気に入りの毛布などなど、全部は持ってくることはできなかったけど、みんなのお気に入りのものを厳選して持ってきています。
また、トイレは砂もシートも変えず、そっくりそのまま持ってきました。
部屋に置いていたソファやカーペットも持ってきているので、新しい部屋の中にも私の匂いが混じっているはず。
さぁ!あとは猫たちがくるだけ!引っ越し当日がやってきました!
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緊張の引っ越し当日
いつも通り夕飯後にまったりしていた3匹をキャリーケースに手早く入れ、車で出発!
猫たちは1年に数回病院に出かけるくらいで、ほとんど外出していないため、キャリーケースの時点でパニック。
「ニャーーーー!(どこに連れて行かれるの!?)」
車の中に猫たちの不安そうな声がこだまします。
そして新居に到着し、ゆっくり慎重にキャリーケースを新しい部屋の中に運び込みました。
知らない場所での脱走を一番心配していたので、無事に部屋の中に入れて一安心。
キャリーのドアを開けて「さぁ、出ておいでー♡」と声をかけるも、誰も出てきません。
私の予想では、すぐに出てきて部屋を探検するんだと思っていたのですが、10分たっても誰もキャリーから出てきません。
それどころか、きなことおはぎは目をまんまるにして訴えるように大きな声で鳴き続けています。
引っ越しの準備は完璧だったはずなのに・・・実はちょっとショックでした(笑)
とりあえず、落ち着くまでキャリーにいれたままそっとしておくことに。
少しずつ慣れてくる3匹
すると15分くらいたった頃、よもたんがキャリーから出てきて部屋の中を探検し始めました!!
知らない場所や新しいものが嫌いなよもたんが一番最初にでてきたのにはビックリ!
しかし、すぐに近くに置いてあった布団の中に潜り込みました。
そういえば、よもたんは実家に帰ってくるたびに、1日はお布団の中に隠れていました。
きっとキャリーにいるよりも布団の中で360度包まれている方が安心するのでしょう。
とりあえず安心できる場所を見つけられたならよかった・・・のかな。
そして、キャリーから出たよもたんを見ていたおはぎもそろりそろりとキャリーから出てきました。
相変わらず、不安そうに大声で鳴いて私や旦那さんに必死になにかを訴えています。
しばらくするとクンクンしながら部屋の中を歩き始めました。
全員キャリーの外へ
それからなんと2時間経ってやっっときなこがキャリーから出てきました。
きなこの場合は、出てくるまでに時間はかかりましたが、外に出てからは何事もなかったかのように新居の探検を始めました。
まだ誰も立ち入っていないキッチンの方までもズンズン進んで行きます。
それにつられておはぎも一緒に探検を始めました。
こういう時やっぱり二人は兄弟だなぁと実感します、二人でいると安心するんでしょうね。
その頃にはよもたんもお布団から出てきて、無事に一番乗りでおトイレをしました。(図太いのか繊細なのかよくわからない笑)
なんとか引っ越し完了・・・?
0時を過ぎた頃には、猫たちはソファの上で安心してうとうとし始めました。
振り返ってみると、全員早く慣れた方かもしれません。
よもたんを初めて実家に連れて帰った時、3日はお布団から出てこなかったことを考えると、今回の引っ越しは大成功といえますね。
そう、そろそろ寝ようかと私たちが寝室に向かうまでは・・・
そこから猫たちと私の長い長い夜が始まるのでした。
mochi_ryoko
出典:@mochi_ryoko