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POSTED on 2022.07.19

シニア猫との暮らしで気をつけていること/もちもちブラザーズコラム

こんにちは、11匹の猫と暮らすニャンスタグラマーのmochi_ryokoです。
今年猫11匹中7匹がシニアになり、我が家では人間も猫も高齢化が進んでおります。
今回は、そんなシニア猫との暮らしの工夫について紹介していきたいと思います!

しかし、11匹中7匹がシニアと言っても、7歳8歳くらいの猫は若い猫とあまり変わりません。
年をとったなと深く実感するのは10歳を超えて、さらに15歳に差し掛かったくらいです。
詳しくは前回の記事を参考にしてみてくださいね。

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14、15歳くらいになるとシニアの傾向がよくみられるようになるので、我が家でも色々と気を遣うようになりました。
それではみていきましょう。

シニア猫との暮らしで気をつけていること①:フードは小粒・こまめに与える

猫がシニアになって一番困ったのは、吐き戻しです。
老猫は吐く回数がとても多いです。
空腹時間が長かったり、一気にたくさんごはんを食べると、胃腸がびっくりして吐き戻してしまうので注意が必要です。
我が家ではできるだけ空腹時間を短くすることを心がけています。
そして一回に与える量は少なくして、フードも消化しやすいように小粒のものを選んでいます。

うちは若い猫から年老いた猫まで年齢がさまざまなので、以前はオールステージ対応のフードを与えていましたが、老猫がよく吐くようになったのでシニア用の小粒のフードに変えました。
オールステージ対応とシニア用とでは、粒の大きさが二倍くらい違うので驚きました。
フードを小粒にしてからは、かなり吐き戻しの回数が少なくなりましたよ。

シニア猫との暮らしで気をつけていること②:トイレはいろんなところに置く

シニアになると寝ている時間が長くなるので、トイレにいく回数も減ります。
あまり動きたがらない老猫がすぐにトイレに行けるように、トイレ部屋以外にもリビングや階段の下など、色々な場所にトイレを設置しています。
寒くてトイレにいく回数が減る冬時期などにもおすすめです。

シニア猫との暮らしで気をつけていること③:こまめにブラッシングをする

シニアになると毛艶が悪くなると言いますよね。
猫は綺麗好きな生き物なので、毛繕いをして美しい毛並みを保っています。
しかし、年をとってくるとだんだんと毛繕いの時間も短くなるので、毛がバサバサになってしまうそう。
自分でお手入れをしないので、夏になっても冬毛が残っているなんてこともあるみたいです。
そこで我が家では、特にシニア猫のブラッシングは入念に行うようにしています。
個体差はあると思いますが、若い猫に比べると毛の抜ける量が多いですよ。
換毛期には毎日ブラッシングして毛をとってあげるようにしています。

シニア猫との暮らしで気をつけていること④:水を飲みやすい位置に置く

飲み水やフードボウルなどは、床にも置くようになりました。
以前はシンクの上や冷蔵庫の上にお水を設置していましたが、足腰が弱ってきたので体に負荷をかけないように水は床置きに。

今年18歳になるレオンは、床に置いている自動給水器の水を好んで飲むようになりましたよ。
シンクに登れないわけではないですが、登る時よりもジャンプして降りる時に足腰にかかる衝撃が一番心配です。
以前、若い猫に追いかけられた老猫がタンスからジャンプして足を痛めてしまったことがあり、それ以来老猫が高いところからジャンプしないように気を付けて見張るようになりました。

猫は、体のどこかが痛い時には、食欲も元気もなくなります。
そんな時は年齢も年齢だけにとても心配になってしまいます・・・

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シニア猫との暮らしで気をつけていること⑤抱っこから下ろす時は静かに下ろす

猫は運動神経抜群!
華麗なジャンプに、音のしない美しい着地。
若い頃は抱っこの後にぽいっと降ろしても、スタッと軽く着地していました。
しかしそれもシニアになってくると難しくなります。
シニア猫をいつもの癖でちょっと高いところから降ろしたら、足に力が入らなかったのか着地に失敗してしまったこともあります。

抱っこから下ろす時には、できるだけ衝撃のないように静かに降ろさなければなりません。
もちろん猫は人間よりも小さくか弱い生き物なので、扱いは丁寧に優しくしていますが、さらに気を遣うようになりました。

シニア猫との暮らしには小さな工夫が必要

どれもこれも当たり前のようなことですが、シニア猫と暮らすために必要な工夫だと思います。
猫もいきなりシニアになるわけではないので、猫と暮らしていくうちに徐々に意識することが増えていった感じです。
これからシニアになる猫と暮らしている人の参考になれば嬉しいです。

mochi_ryoko

出展:@mochi_ryoko

出展:@mochi_ryoko

出展:@mochi_ryoko

<PROFILE>
2020年3月に東京から実家のある山口県へ3匹の猫「もちもちブラザーズ」こと、よもぎ♀・きなこ♂・おはぎ♂と共に移住。実家の先住猫7匹と「もちもちブラザーズ」合わせて10匹の猫との新生活を始める。さらにその後、2020年7月に自宅へ迷い込んできた子猫を保護し、現在は11匹の猫とドタバタ生活を送っている。Instagramは4万人以上のフォロワーがいる大人気ニャンスタグラマー。
Instagram:@mochi_ryoko

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