fbpx
HOME / COLUMN / 愛猫とペアルックが楽しめるおしゃれなファ...

COLUMNコラム

CAT

POSTED on 2024.06.08 / UPDATE on 2024.06.12

愛猫とペアルックが楽しめるおしゃれなファッションスタイルとは

猫を飼う人々にとって、愛猫は家族の一員です。そんな愛猫との絆を深めるひとつの方法が「ペアルック」。猫とのペアルックは、かわいらしい姿を楽しめるだけでなく、特別な日の思い出作りやSNSでの写真共有にも最適です。

今回は、愛猫とペアルックを楽しむためのおしゃれなファッションアイテムと、ペアルックをする際の注意点についてご紹介します。「愛猫との思い出を増やしたい」という飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

愛猫とペアルックが楽しめるおすすめのファッションアイテム

愛猫とペアルックを楽しむのに最適なファッションアイテムをご紹介します。ペットとのペアルック商品を扱っているサイトもありますので、ぜひ探してみてくださいね。

洋服

Tシャツやパーカーなどの洋服は、飼い主と猫がペアルックで着られるデザインの商品が数多く販売されています。同じ柄やデザインの服を選ぶのも容易であるため、愛猫とペアルックを初めてする方にもおすすめです。白い無地のTシャツにワッペンなどで独自のワンポイントをつけるだけでも、簡単にペアルックを楽しめます。

帽子などの小物

帽子やバンダナなどの小物も、ペアルック時のアイテムとしておすすめです。帽子を愛猫とセットにする場合、飼い主は色や柄が猫用のものと一致していれば、すべてが同じでなくとも統一感が出ます。また、バンダナも同様に同じ色や柄のものを身につけることで、愛猫とのペアルックを気軽に楽しむことができます。バンダナを猫の首元に巻く際は、強く締め付けすぎないように注意しましょう。

アクセサリー

飼い主はブレスレットやペンダントなどのアクセサリーに、猫は首輪にそれぞれお揃いのチャームやリボンをつけることで、さりげなくペアルックを楽しめます。チャームやリボンは紛失しやすいため、走り回ったときに外れないように見守るか、お出かけ時以外は外しておくなど、取り扱いに注意しましょう。

レインコート

近年では散歩に出かける猫も多いため、雨の日のお散歩に欠かせないレインコートもペアルックアイテムの一つです。透明のレインコートでもよいですが、カラフルで楽しいデザインのものを選ぶと、雨の日のお散歩も楽しくなります。

イベント物

ハロウィンやクリスマスなど、季節のイベントに合わせたファッションでペアルックを楽しむこともできます。イベントごとに定番のコスチュームがあるので、「どんな服を着せたらいいかわからない」という方は、定番のものから取り入れてみるとよいでしょう。

猫とペアルックをする際に注意すべきこと

猫とペアルックをするうえで注意すべきポイントをご紹介します。愛猫と一緒にファッションを楽しむために、以下の点をしっかりと理解しておいてください。

猫の快適さ

猫の衣装は快適で、動きを妨げないものにしましょう。猫は自らの行動が制約されるのを嫌います。そのため、着用させる洋服やアイテムは、動きやすい素材やサイズ感のものを選ぶことが大切です。快適さがない洋服やアイテムは猫にストレスを与える原因になるため、着脱のしやすさも考慮しましょう。

材質の選択

猫の敏感な皮膚に合わせて、柔らかく非アレルギー性の素材を選ぶことが大切です。化学物質や染料が少ない素材が望ましいです。また、猫が衣装の一部を噛んだり引っ掻いたりしてケガをしないように、固い材質のアイテムを使用する際は注意が必要です。

長時間の着用を避ける

猫に洋服やアイテムを着用させる際は、短時間のイベントや写真撮影などに限定しましょう。長時間の着用はストレスの原因になるだけでなく、季節によっては熱中症の原因になることもあります。愛猫の体調をこまめに確認し、できるだけ短時間で脱衣させるようにしましょう。

猫の気持ちを尊重する

すべての猫が衣装を着ることに快適さを感じるわけではありません。猫が嫌がっていたりストレスを感じているようであれば、強制せずその意向を尊重しましょう。無理やり洋服やアイテムを着用させると、引っ掻かれる恐れがありますので注意してください。

愛猫と一緒におしゃれなファッションスタイルを思う存分楽しみましょう

愛猫とのペアルックは、日常の楽しみの一つとして取り入れることで、特別な時間を過ごすことができます。ペットとの絆を深めるだけでなく、新しい交流のきっかけにもなるかもしれません。この機会にぜひ、愛猫とおしゃれなファッションを思う存分楽しんでみましょう。

LATEST POST

最新記事

NEW,DOG

2025.11.10

寝相が悪い?性格が出る?寝相から分かる犬の気持ち4選

愛犬が眠っている姿を見ると、思わず微笑んでしまいますよね 犬の寝相は個性豊かで、時には「こんな格好で大丈夫?」と心配になるような寝方をすることも。実は犬の寝相には、その時の気持ちや性格が表れていることをご存知でしょうか。 そこで今回は、「犬の寝相から分かる気持ち」や、「寝相に隠された愛犬の心理状態」についてご紹介します。 犬の寝相に表れる気持ちとは 犬は人間のように言葉で気持ちを伝えることができませんが、寝相からその心理状態を読み取ることができます。リラックスしている時、警戒している時、寒さを感じている時など、犬の寝相には様々な意味が込められているのです。愛犬の寝相を観察することで、今どんな気持ちでいるのか、どんな性格なのかを理解する手がかりになります。犬の寝相から分かる気持ちには、以下のようなものがあります。・安心感やリラックス度・室温に対する快適さ・警戒心の強さ・飼い主さんへの信頼度・性格や個性・体調の変化飼い主さんは愛犬の寝相を観察することで、より深く愛犬の気持ちを理解してあげましょう。 次は、「寝相から分かる犬の気持ち」を見ていきましょう。 寝相から分かる犬の気持ち 愛犬の寝相を見れば、その時の気持ちや心理状態が分かります。以下のような寝相から、愛犬の気持ちを読み取ってあげましょう。 仰向けで寝る 「仰向けで寝る」のは、犬が最もリラックスしている時の寝相です。犬の急所であるお腹を無防備にさらす寝方は、周囲に対して完全に警戒心を解いている証拠。「仰向けで寝る」愛犬は、飼い主さんや家族を深く信頼し、家の中を安全な場所だと認識しています。この寝相は、以下のような気持ちを表しています。・飼い主さんへの絶対的な信頼・環境に対する安心感・リラックスして深い眠りについている・暑さを感じて体温を下げようとしている以下は、「仰向けで寝る」愛犬への注意ポイントです。・急所を出しているので、急に触ると驚かせてしまう・この寝相は信頼の証なので、安心して眠れる環境を保ってあげる・室温が高すぎる可能性もあるので、快適な温度に調整する 丸まって寝る 犬が「丸まって寝る」のも、よく見かける寝相ですよね。体を丸めて鼻を尾の近くにつけるこの寝方は、野生時代の名残で本能的に急所を守っている姿勢です。「丸まって寝る」愛犬は、下記のような気持ちを抱いている可能性があります。・寒さを感じている・やや警戒心を持っている・落ち着きたい気持ち・体温を逃がさないようにしている以下は、「丸まって寝る」愛犬への注意ポイントです。・室温が低すぎないか確認する・寒そうなら毛布やベッドを用意してあげる・新しい環境や来客後なら、まだ緊張が残っている可能性がある・いつもこの寝相なら、それが愛犬にとって一番落ち着く姿勢 横向きで脚を伸ばして寝る 「横向きで脚を伸ばして寝る」のは、リラックスしながらも適度に警戒心を保っている寝相です。この寝方は犬にとって快適で、何かあればすぐに起き上がれる体勢でもあります。「横向きで脚を伸ばして寝る」愛犬は、以下のような気持ちでいます。・心地よくリラックスしている・適度な警戒心を持ちつつ休んでいる・室温が快適だと感じている・家族の気配を感じながら安心して眠っている以下は、「横向きで脚を伸ばして寝る」愛犬への注意ポイントです。・この寝相は健康的でバランスの取れた心理状態の表れ・愛犬がリラックスできる環境を維持してあげる・伸ばした脚を踏まないように注意する うつ伏せで顔を床につけて寝る 「うつ伏せで顔を床につけて寝る」のは、浅い眠りの時に見られる寝相です。この寝方は「スフィンクス寝」とも呼ばれ、すぐに起き上がれる体勢を保っています。「うつ伏せで顔を床につけて寝る」愛犬は、以下のような状態にあります。・完全には眠っておらず、周囲を警戒している・疲れているがすぐに動ける準備をしている・飼い主さんの帰りを待っている・まだ環境に慣れていない以下は、「うつ伏せで顔を床につけて寝る」愛犬への注意ポイントです。・深い眠りについていないので、十分な休息が取れていない可能性がある・ストレスや不安を感じていないか観察する・安心して深く眠れる静かな環境を整えてあげる・この寝相が続くようなら、何か不安要素がないか確認する 次は、「愛犬の寝相で気をつけたいこと」を見ていきましょう。 愛犬の寝相で気をつけたいこと 愛犬の寝相から気持ちを読み取ることで、より良い生活環境を整えてあげることができます。以下のようなポイントに気をつけて、愛犬が安心して眠れる環境を作りましょう。 寝相の変化に注目する 犬の寝相がいつもと違う場合は、体調不良や環境の変化を感じているサインかもしれません。普段は仰向けで寝ているのに丸まって寝るようになった場合は、寒さを感じているか体調が悪い可能性があります。逆にいつも丸まっているのに急に仰向けで寝始めたら、室温が高すぎるのかもしれません。 快適な睡眠環境を整える 愛犬が安心して深い眠りにつけるよう、快適な睡眠環境を整えてあげましょう。適切な室温管理、静かで落ち着ける寝床、清潔なベッドや毛布を用意することが大切です。また、愛犬の寝相に合わせて十分なスペースを確保してあげることも重要です。 寝相から分かる愛犬の気持ち 犬の寝相には、その時の気持ちや心理状態、性格までもが表れています。仰向けで寝ているなら深い信頼と安心感、丸まって寝ているなら寒さや警戒心を感じているのかもしれません。愛犬の寝相を観察することで、今どんな気持ちでいるのかを理解し、より快適な環境を整えてあげましょう。愛犬の個性豊かな寝相を楽しみながら、その気持ちに寄り添ってあげることで、信頼関係もさらに深められそうですね!

NEW,CAT

2025.11.08

高齢猫のケア シニア猫のための特別なケアと注意点

猫の平均寿命が延びている現代、愛猫が高齢期を迎える飼い主さんも増えています。高齢猫は体力や免疫力が低下し、「病気にかかりやすくなる」「生活の質が下がる」など、さまざまな問題が起こりやすくなります。愛猫が健やかなシニア期を過ごせるよう、年齢に応じた適切なケアを行ってあげましょう。 そこで今回は、「高齢猫に起こりやすい変化」や、「シニア猫のための特別なケア」「高齢猫との暮らしの注意点」についてご紹介します。 高齢猫に起こりやすい変化 猫は7歳頃からシニア期に入り、11歳を過ぎると高齢猫と呼ばれるようになります。高齢になると運動量や食欲が減り、若い頃のような活発さが見られなくなってきますよね。だからといって何もケアをしないでいると、愛猫の健康状態が急激に悪化してしまいます。高齢猫に起こりやすい変化とは、以下のようなものです。・筋肉量が減り、体力が低下する・関節が硬くなり、動きが鈍くなる・腎臓病や心臓病など、慢性疾患のリスクが高まる・視力や聴力が衰え、感覚が鈍くなる・免疫力が低下し、病気にかかりやすくなる・認知機能が低下し、行動に変化が現れる 飼い主さんは愛猫が快適なシニア期を送れるよう、適切なケアを心がけましょう。 次は、「シニア猫のための特別なケア」を見ていきましょう。 シニア猫のための特別なケア 愛猫には、高齢期もできる限り健康で快適に過ごしてもらいたいですよね。以下のような特別なケアで、愛猫の健やかなシニアライフをサポートしましょう。 食事管理 「食事管理」は、高齢猫の健康を守るための重要なケアです。シニア猫は代謝が落ち、運動量も減るため、肥満や栄養不足に注意が必要です。「食事管理」は、愛猫の年齢や健康状態に合わせたフードを選び、適量を与えることが基本。このときに使用するフードは、「シニア猫用」として栄養バランスが調整された、消化しやすい高品質なものを選んでください。「食事管理」は、以下のような手順で行いましょう。・愛猫の年齢と健康状態に合ったシニア用フードを選ぶ・1日の給餌量を2~3回に分けて与える・食べ残しがあれば量を調整し、食欲の変化を観察する・定期的に体重を測定し、適正体重を維持する以下は、「食事管理」の注意ポイントです。・急激なフードの切り替えは避け、1週間程度かけて徐々に変える・新鮮な水をいつでも飲めるように、複数の場所に水飲み場を設置する・食欲不振が続く場合は、すぐに獣医師に相談する 定期的な健康チェック 高齢猫のケアとして、「定期的な健康チェック」も重要です。シニア期の猫は病気の進行が早いため、早期発見・早期治療が何より大切ですよね。「定期的な健康チェック」には、下記のような項目をお勧めします。・動物病院での健康診断(年2回以上)・血液検査や尿検査による内臓機能の確認・歯科検診と必要に応じた歯石除去「定期的な健康チェック」は、以下のような手順で行いましょう。・かかりつけの動物病院で定期健診の予約をする・日頃から愛猫の様子を観察し、気になる変化をメモしておく・健診時に獣医師へ気になる点を伝える・検査結果を基に、必要なケアや治療について相談する以下は、「定期的な健康チェック」の注意ポイントです。・少しでも異変を感じたら、定期健診を待たずに受診する・シニア猫は環境変化にストレスを感じやすいので、通院時は安心できるキャリーを使用する・健診は午前中など、愛猫の体調が比較的安定している時間帯を選ぶ・検査結果や診察内容は記録し、愛猫の健康管理に役立てる 快適な生活環境の整備 「快適な生活環境の整備」も、高齢猫のケアに欠かせません。高齢猫は体力や運動能力が低下するため、若い頃と同じ環境では生活しづらくなります。「快適な生活環境の整備」には、以下のような工夫があります。・段差の解消=高い場所への上り下りが辛くなるので、ステップや踏み台を設置して移動をサポートする・トイレの工夫=縁の低いトイレに変更し、複数の場所に設置して移動の負担を減らす・温度管理=体温調節機能が低下するため、室温を適切に保ち、暖かい寝床を用意する 以下は、「快適な生活環境の整備」の注意ポイントです。・愛猫が滑らないように、床にマットやカーペットを敷く・転倒や衝突を防ぐため、家具の配置を見直し、導線を確保する・暗い場所で動きづらくなるので、夜間は足元灯などで明るさを確保する快適な環境を整えることで、愛猫のストレスを軽減し、安全で穏やかな生活を送れるようにしましょう。 次は、高齢猫との「暮らしの注意点」を見ていきましょう。 暮らしの注意点 大切な愛猫にはいつまでも元気でいてほしい!以下は、そんな飼い主さんと高齢猫が幸せに暮らすための注意点です。 過度な運動は避ける 高齢猫は若い頃のように活発に動くことが難しくなるため、無理な運動は禁物です。シニア猫に激しい遊びを強要すると、関節や心臓に負担がかかり、ケガや体調不良の原因になります。愛猫のペースに合わせた穏やかな遊びを心がけ、短時間でも楽しめるコミュニケーションを大切にしましょう。 ストレスを与えない 高齢猫のケアとして、できる限りストレスを与えないことも大切です。シニア期の猫は環境の変化や騒音に敏感になり、ストレスから体調を崩しやすくなります。引っ越しや来客など避けられない変化がある場合は、愛猫が安心できる静かな場所を確保し、ゆっくり慣れさせてあげましょう。 愛情を持って寄り添う猫の高齢期ケア 高齢期を迎えた愛猫は体力や免疫力が低下し、さまざまな健康上の問題が起こりやすくなります。愛猫が安心して穏やかなシニアライフを送れるよう、年齢に応じた適切なケアと配慮を心がけましょう。愛猫の高齢期に丁寧に寄り添いながら過ごす時間は、飼い主さんにとってもかけがえのない思い出になりそうですね!

NEW,DOG

2025.11.06

犬の空腹サイン5つ!お腹が空いた時に犬がとる行動とは?

愛犬がいつもより落ち着きがなかったり、じっと飼い主さんを見つめてきたりすることはありませんか?もしかしたら、それは愛犬が「お腹が空いた」と訴えているサインかもしれません。 犬は言葉で伝えることができないため、さまざまな行動で空腹を表現します。 そこで今回は、「犬の空腹サイン」や、「お腹が空いた時に犬がとる行動」についてご紹介します。 犬が空腹を感じるとどうなる? 犬は規則正しい食事のリズムに慣れているため、食事の時間が近づくと空腹を感じて落ち着きがなくなることがあります。また、食事の量が足りていない場合や、運動量が多い日なども空腹を感じやすくなります。犬が空腹を感じると、飼い主さんに気づいてもらおうとさまざまな行動をとります。愛犬の空腹サインを見逃さないことで、適切な食事管理ができるようになるでしょう。 次は、「お腹が空いた時に犬がとる行動」を見ていきましょう。 お腹が空いた時に犬がとる行動 飼い主さんをじっと見つめる 犬の代表的な空腹サインとして、「飼い主さんをじっと見つめる」行動があります。食事の時間が近づくと、愛犬が飼い主さんの顔や目をじっと見つめてくることはありませんか?これは「お腹が空いた」「ごはんがほしい」というメッセージを伝えているサインです。特に食事の準備をする場所やフードの保管場所の近くで、飼い主さんを見つめながら待っている姿は、空腹を訴える典型的な行動といえるでしょう。愛犬がこのような行動を見せたら、食事の時間を確認してあげてください。 フードボウルの近くをウロウロする 「フードボウルの近くをウロウロする」のも、犬の空腹サインの一つです。お腹が空いた犬は、いつもごはんを食べる場所に行って、フードボウルの周りをウロウロしたり、ボウルを鼻で突いたりすることがあります。中には、空のフードボウルを咥えて飼い主さんのところに持ってくる犬もいます。これらの行動は、「ここでごはんをもらえる」という記憶から、空腹を訴えるために行われる行動です。愛犬がフードボウルの周りで落ち着きなく動いている場合は、お腹が空いているサインかもしれません。 鼻を鳴らしたり吠えたりする 犬の空腹サインとして、「鼻を鳴らしたり吠えたりする」行動も見られます。お腹が空いた犬は、「クーン」「クンクン」と鼻を鳴らして訴えることがあります。また、食事の時間になっても飼い主さんが気づいてくれない場合は、「ワンワン」と吠えて催促することも。特に食事の時間が遅れている時や、いつもより食事の量が少なかった時に、このような声で訴える行動が見られやすくなります。愛犬が普段と違う鳴き方や吠え方をしている場合は、空腹を訴えているのかもしれません。 飼い主さんの後をついて回る 「飼い主さんの後をついて回る」のも、犬が空腹を感じている時に見せる行動です。お腹が空いた犬は、飼い主さんの動きを追いかけるように、家の中をついて回ることがあります。特にキッチンや食事の準備をする場所に飼い主さんが向かうと、期待に満ちた表情でぴったりと寄り添ってくることも。これは「ごはんがもらえるかもしれない」という期待から、飼い主さんの行動を見逃さないようにしている状態です。愛犬がいつもより飼い主さんの近くにいて、離れない様子が見られたら、空腹のサインかもしれません。 床や家具を舐める 犬の空腹サインとして、「床や家具を舐める」という行動が見られることもあります。お腹が空いた犬は、床に落ちた食べ物のカスを探したり、テーブルや椅子の脚など、食べ物の匂いが残っている場所を舐めたりすることがあります。また、空腹感から床や絨毯を執拗に舐め続ける行動を見せることも。ただし、この行動は空腹以外にも、ストレスや不安、病気などが原因の場合もあるため注意が必要です。愛犬が頻繁に床や家具を舐めている場合は、空腹のサインか、それとも他の原因があるのかを見極めましょう。 次は、犬の空腹サインに対する「注意点」を見ていきましょう。 犬の空腹サインへの対応と注意点 愛犬の空腹サインに気づいたら、適切に対応してあげることが大切です。以下のようなポイントに注意しましょう。 規則正しい食事時間を守る 犬の健康管理のために、規則正しい食事時間を守ることが重要です。毎日決まった時間に食事を与えることで、犬の体内時計が整い、消化器官の健康維持にもつながります。食事の時間がバラバラだと、犬が常に空腹感を感じたり、逆に食欲が低下したりする原因になることも。愛犬のために、できるだけ毎日同じ時間帯に食事を与えるようにしましょう。 適切な食事量を与える 愛犬の年齢、体重、活動量に合わせて、適切な食事量を与えることが大切です。食事量が少なすぎると空腹感が強くなり、多すぎると肥満の原因になります。フードのパッケージに記載されている給餌量を参考にしながら、愛犬の体型や健康状態を見て調整しましょう。また、おやつを与える場合は、1日の総カロリーの10%以内に抑えることをお勧めします。 空腹サインと体調不良を見分ける 愛犬が見せる行動が空腹サインなのか、それとも体調不良のサインなのかを見分けることが重要です。床を舐め続ける、落ち着きがない、吠え続けるなどの行動は、空腹以外にも胃腸の不調やストレス、病気などが原因の場合があります。食事を与えても改善しない場合や、嘔吐や下痢などの症状が見られる場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。 愛犬の空腹サインを理解して適切な食事管理を 愛犬が見せる空腹サインを理解することで、適切な食事管理ができるようになります。犬は言葉で伝えることができないため、飼い主さんをじっと見つめたり、フードボウルの近くをウロウロしたりして空腹を訴えます。愛犬の空腹サインに気づいたら、規則正しい食事時間と適切な食事量を守って、健康的な生活をサポートしてあげましょう。愛犬の行動をよく観察して空腹サインを見逃さないことで、飼い主さんと愛犬の信頼関係もさらに深まりそうですね!

CAT

2025.10.30

猫の行動科学に基づいた適切な遊び方とおもちゃの選び方

室内で暮らす猫は運動不足になりやすく、ストレスや肥満のリスクが高まります。猫が適切な遊びや刺激を得られないと「問題行動が増える」「心身の健康を損なう」など、さまざまな悪影響を及ぼすことも。猫本来の狩猟本能を満たす遊びを取り入れて、愛猫の運動不足やストレスを解消してあげましょう。 そこで今回は、「猫が遊び不足になると起こる悪影響」や、「猫の行動科学に基づいた適切な遊び方」「おもちゃの選び方」についてご紹介します。 猫が遊び不足になると起こる悪影響 猫にとって遊びは欠かせないものですが、忙しい日々の中で愛猫との遊び時間を確保するのが難しいこともありますよね。だからといって遊びが不足したままでは、愛猫は運動不足やストレス過多になってしまいます。猫の遊び不足は、心身にさまざまな悪影響をもたらしかねません。猫が遊び不足になると起こる可能性のある悪影響とは、以下のようなものです。・肥満になる・筋力が低下する・関節や骨の健康が損なわれる・脳への刺激が減り、認知機能の低下が早まる・ストレスが溜まり、攻撃的になるほか、問題行動が増える・糖尿病や心臓病、そのほかの病気を発症するリスクが高くなる飼い主さんは愛猫が健康的な生活を送れるよう、毎日しっかりと遊びの時間を確保しましょう。 次は、「猫の行動科学に基づいた適切な遊び方」を見ていきましょう。 猫の行動科学に基づいた適切な遊び方 愛猫には、猫本来の習性に合った遊びで運動不足やストレスを解消させてあげたいですよね。以下のような遊び方で、愛猫と楽しい時間を過ごしましょう。 猫じゃらし遊び 「猫じゃらし遊び」は、猫の狩猟本能を刺激する代表的な遊びです。猫は本能的に動く小さなものを追いかけることが大好きなので、「猫じゃらし遊び」は運動不足やストレスの解消にも最適です。「猫じゃらし遊び」は、愛猫の前で猫じゃらしを動かして、追いかけさせたり飛びつかせたりして遊ぶだけ。このときに使用するおもちゃは、羽根やひも、布などがついた、猫が夢中になれるものを選んでください。「猫じゃらし遊び」は、以下のような手順で行いましょう。・愛猫の視界に入る場所で猫じゃらしをゆっくり動かす・獲物のような不規則な動きを意識して、愛猫の狩猟本能を刺激する・愛猫が飛びついたり捕まえたりできるように、時々「成功体験」をさせてあげる・遊びの最後にはオヤツを与えて、狩猟の達成感を味わわせる以下は、「猫じゃらし遊び」の注意ポイントです。・おもちゃを激しく動かしすぎない・猫が飽きないように、動きに緩急をつける・愛猫が興奮し過ぎてしまったら、すぐに動きを止めてクールダウンさせる 追いかけっこ遊び 猫が楽しめる遊びとして、「追いかけっこ遊び」もお勧めです。飼い主さんが転がしたボールを猫が追いかける光景は、猫を飼っているご家庭でよく見かけますよね 室内での「追いかけっこ遊び」には、下記のような猫用のおもちゃをお勧めします。・音の鳴るボール ・キャットニップ入りのおもちゃ・羽根やひもがついた転がるおもちゃ「追いかけっこ遊び」は、以下のような手順で行いましょう。・おもちゃなどを愛猫に見せ、関心を引きつけてから転がす・おもちゃを愛猫に追いかけさせる・捕まえたらオヤツを与えて成功体験を強化する・上手くできたら大げさに褒める以下は、「追いかけっこ遊び」の注意ポイントです。・愛猫のお気に入りのおもちゃを使って遊ぶ・愛猫が「追いかけっこ遊び」に集中できるように、静かな環境を作る・遊ぶ時間は10~15分程度にして、猫が飽きてしまう前に終わらせる・ぶつかると危険な家具は置かない、またはクッションや安全ガードを設置しておく 隠れんぼ遊び 「隠れんぼ遊び」も、猫が楽しめる遊びです。猫は狭い場所や隠れられる場所を好む習性があるので、「隠れんぼ遊び」は本能を刺激する楽しい遊びになります。「隠れんぼ遊び」には、以下のような遊び方があります。・段ボールハウス=愛猫の体に合う大きさの段ボール箱に穴をあけて、出入りさせたりおもちゃを入れたりする・おやつ探し=部屋の数カ所におやつを隠し、愛猫に嗅覚を使って探させる・かくれんぼ=飼い主さんがカーテンや家具の陰に隠れ、愛猫に探させる以下は、「隠れんぼ遊び」の注意ポイントです。・愛猫が飽きてしまわないように、隠し場所に変化をつける ・誤飲事故を防ぐため、危険な小物は片づけ、安全な環境で遊ぶ・狭い場所に閉じ込められないように、常に脱出経路を確保しておくいずれの隠れんぼ遊びでもオヤツを活用すると猫の興味を引きやすくなりますが、あげ過ぎには注意しましょう。 次は、猫が楽しめる「おもちゃの選び方」を見ていきましょう。 おもちゃの選び方 愛猫に合ったおもちゃを選んで、より楽しく効果的に遊ばせてあげたい! 以下は、そんな飼い主さんにお勧めのおもちゃ選びのポイントです。 猫の狩猟本能を刺激するおもちゃ 猫は生まれながらにハンターとしての本能を持っているので、獲物に見立てたおもちゃが最適です。羽根つきの猫じゃらしやネズミ型のおもちゃなら、猫の狩猟本能を刺激して夢中で遊んでくれます。また不規則に動くおもちゃや音が鳴るおもちゃも、猫の興味を引きやすく、飽きずに長く遊べますよ。 知育玩具 猫の遊びとして、頭を使う知育玩具もお勧めです。近ごろは猫の好奇心を刺激する、さまざまなタイプの「猫用知育玩具」が販売されています。知育玩具では脳を活性化させながら遊べるので、認知機能の維持やストレス解消に効果が期待できます。 楽しく遊びながらできる猫との時間 遊び不足が続いて運動不足になると、愛猫の心身にさまざまな悪影響が起こりやすくなります。愛猫が十分に遊べていないときは、行動科学に基づいた適切な遊びで猫の運動不足やストレスを解消してあげましょう。愛猫と楽しく密度の濃い時間を過ごすと、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね!