体がかゆい時にする犬の行動7つ。かゆいのはノミやダニのせい?
愛犬が体をしきりに掻いたり、床に体をこすりつけたりしている姿を見て、心配になった経験はありませんか? 犬がかゆがる原因は「ノミやダニの寄生」「アレルギー」「皮膚疾患」など、さまざまなものが考えられます。 愛犬のかゆみのサインを早めに気づいてあげることで、皮膚トラブルの悪化を防ぐことができます。
そこで今回は、「体がかゆい時にする犬の行動7つ」や、「かゆみの主な原因」「対処法」についてご紹介します。
体がかゆい時にする犬の行動
犬は言葉でかゆみを伝えることができないため、行動でサインを出していることがほとんどです。 愛犬の様子をよく観察していると、かゆみを訴えるいくつかの行動に気づくことがあるでしょう。 こうした行動を放置してしまうと、皮膚を傷つけたり炎症を悪化させたりする原因になりかねません。 犬が体のかゆみを感じている時に見せる代表的な行動は、以下の7つです。
・しきりに体を掻く
・床や壁、カーペットなどに体をこすりつける
・特定の部位を執拗になめ続ける
・皮膚を噛んだりかじったりする
・頭や顔を前脚でこする
・体をブルブルと何度も振る
・落ち着きがなくなり、ソワソワした様子を見せる
飼い主さんは愛犬がこうした行動を繰り返していないか、日頃からよく観察してあげましょう。
次は、「犬がかゆがる主な原因」を見ていきましょう。
犬がかゆがる主な原因

愛犬がかゆがっている時、「ノミやダニのせいかも?」と思う方も多いのではないでしょうか。 しかし犬のかゆみの原因はさまざまで、正しく見極めることが大切です。 以下のような原因が、犬のかゆみを引き起こすことがあります。
ノミ・ダニの寄生
「ノミ・ダニの寄生」は、犬がかゆがる原因としてよく知られています。 ノミに刺されると強いかゆみが生じ、アレルギー反応を持つ犬では少量の寄生でも全身に症状が広がることがあります。 「ノミ・ダニの寄生」が疑われる場合は、以下のような症状が見られることがあります。
・被毛の根元に黒いゴマ状のフン(ノミの糞)が見られる
・激しいかゆみで皮膚を傷つけるほど掻き続ける
・お腹や内股など皮膚の薄い部分に赤みや湿疹が出る
「ノミ・ダニの寄生」への対処としては、以下のポイントを押さえましょう。
・定期的にノミ・ダニ予防薬を使用する
・散歩後は被毛をブラッシングし、寄生の有無を確認する
・室内の掃除を徹底し、ノミの繁殖を防ぐ
アレルギー
犬のかゆみの原因として、「アレルギー」も挙げられます。 食物アレルギーや環境アレルギー(花粉・ハウスダストなど)が原因で皮膚がかゆくなることは、犬にもよくあることです。 室内での「アレルギー」によるかゆみには、下記のような症状が現れることがあります。 ・顔まわり、耳、足先など特定の部位に集中したかゆみ
・皮膚の赤みや湿疹、脱毛
・季節の変わり目や特定の食事を与えた後に症状が悪化する
「アレルギー」が疑われる場合の対処ポイントは、以下の通りです。
・動物病院でアレルギー検査を受ける
・アレルゲンとなる食材や環境要因を特定し、できる限り取り除く
・獣医師の指示に従い、適切なフードや薬を使用する
皮膚疾患・乾燥
「皮膚疾患・乾燥」も、犬のかゆみを引き起こす原因の一つです。 細菌や真菌(カビ)の感染による皮膚炎や、空気の乾燥による皮膚のカサつきがかゆみをもたらすことがあります。 以下は、「皮膚疾患・乾燥」による主な症状です。
・フケが多く出る ・皮膚が赤くなる、または黒ずんでくる
・被毛がパサつき、抜け毛が増える
「皮膚疾患・乾燥」への対処としては、以下のポイントに注意しましょう。
・シャンプーのしすぎを避け、皮膚の乾燥を防ぐ
・保湿効果のある犬用シャンプーやトリートメントを使用する
・症状が続く場合は、早めに動物病院を受診する
いずれの原因においても自己判断でケアを続けると症状が悪化することがあるため、気になる場合は獣医師に相談しましょう。
次は、犬のかゆみを和らげる「日常のケア」について見ていきましょう。
日常のケアでかゆみを予防しよう
愛犬を皮膚トラブルから守るために、日頃からのケアがとても大切です。 以下は、犬のかゆみ予防に効果的な日常ケアのポイントです。
定期的なブラッシング
愛犬の皮膚を健康に保つために、「定期的なブラッシング」は欠かせないケアの一つです。 ブラッシングは被毛のもつれをほぐすだけでなく、皮膚の状態を観察したりノミ・ダニの早期発見に役立てたりすることができます。 長毛犬は毎日、短毛犬は週数回を目安にブラッシングを行うとよいでしょう。
適切なシャンプー
犬の皮膚ケアとして、「適切なシャンプー」も重要です。 シャンプーのしすぎは皮脂を落としすぎて乾燥やかゆみの原因となるため、頻度や使用するシャンプーの種類に気をつけましょう。 皮膚が敏感な犬や皮膚トラブルを抱える犬には、低刺激の犬用薬用シャンプーの使用がお勧めです。
愛犬のかゆみのサインを見逃さないために

愛犬がかゆそうにしている時、その原因を正しく把握して適切なケアをしてあげることがとても大切です。 ノミ・ダニ、アレルギー、皮膚疾患など、かゆみの原因はさまざまですが、日頃からよく観察することで早期発見・早期対処につながります。 愛犬の小さなサインを見逃さず、快適で健康的な毎日を過ごせるようサポートしてあげましょう!