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POSTED on 2021.04.07 / UPDATE on 2021.07.28

油断は大敵!愛猫きなこが迷子になってしまった時の話/もちもちブラザーズコラム

こんにちは。11匹の猫と暮らすニャンスタグラマーのmochi_ryokoです。
四季折々たくさんの景色が楽しめますが、「愛猫と一緒に季節を感じたい!」と思ったことはありませんか?というのも、私は大の桜好き!春には毎年愛猫を連れてお花見に出かけるのですが…今回はその時に起こった「迷子事件」についてお話していきたいと思います。私の体験が参考になれば嬉しいです。

愛猫・きなことお花見へ

2020年4月、東京では緊急事態宣言が最初に出される少し前のお話です。
山口県にある自宅近くの川沿いにはたくさんの桜が植えられており、人も少ないので猫を連れて行くには絶好のお花見スポット。
毎年、きなこやよもぎを連れてお花見にでかけています。(おはぎは超のつく怖がりなので連れて行っていません。)

昨年も、いつもと同じようにきなこを連れてお花見にでかけました。
平日の昼間ということもあり、人は全くいなかったので、リードを付けたきなこを散歩させたり、写真を撮ったりと楽しく過ごしました。

時間にして15分から20分程度。
そろそろ帰ろうかというとき、きなこがリュックに入りたがらず、そのまま抱っこして歩きはじめました。
家まで2,3分の距離で、人や車も少ない場所なので、しっかりと抱っこをしているので大丈夫だと思っていました。

しかし、突如!

まさに家の塀のすぐ横でそれは起こりました…。
お隣の家の男の子(知り合い)に会って、話そうと近づいた時、腕の中のきなこが飛び上がったのです。
私の腕から暴れて地面に降り、逃げようと必死に暴れています。

でも、私はリードをしっかりと握っていました。
きなこのしていたハーネスはかなりしっかりした作りで、洋服のように着た上から更にバックルで留める形、しかも少し小さめだったので、外れることはないと思っていました。

しかし、パニックになって暴れているうちに外れて…
きなこは家の前を猛ダッシュで走って、隣の家の奥まで逃げて行ってしまったのです。
一瞬の出来事でした。
すぐに走って追いかけるも、きなこの姿はどこにもありません。
「どうしよう」「どうしよう」
ただただパニックになりました。

きなこ大捜索

そこから、きなこの大捜索が始まりました。
話しかけようとした中学生の男の子兄弟と、一緒に遊んでいた友達たちも捜索に加わってくれ、住宅地の中を捜索します。
幸いにも付近は住宅地。
隠れる場所はたくさんあります。

道路に飛び出さず、住宅地に逃げ込んだのが唯一の救いでした。
脱走した時はとにかく近くを探すようにテレビで言っていたのを思い出し、付近の住宅地の軒下や植木の側、溝など近所を探していきます。

「きなこがいなくなったらどうしよう。」「車に轢かれたらどうしよう。」
もし、もう会えなくなったら…
どうしてあの時ちゃんとキャリーに入れなかったのか、どうして男の子に話しかけてしまったのか、どうしてきなこは大丈夫だと思ったのか、後悔でぐちゃぐちゃになりながら走りました。

どれくらい時間が経過したのかわかりません。多分、そんなに長い時間ではなかったとおもいます。
でもその短い時間が永遠に感じられるほど長く長く感じました…

そこへきなこが!

近所という近所を5人で走り回って探しましたが、きなこの姿はありません。
もう少し遠くまで行ってみよう、と公民館へ向かっていた時、なんと目の前にきなこの姿が!
よく目立つクリーム色の毛並みが草むらの中を歩いていたのです!!

私は叫びそうになる気持ちを抑えて、小さな声で「きなこ」と呼び近づきました…けれどもすぐにきなこは逃げてしまいました。
よく、猫は外で飼い主に会ってもわからないという話を聞きますよね。
まさにそれで、「ママー!」と駆け寄ってくることはなく…。

でも、やっぱりこのあたりにきなこがいるということがわかったので、すぐに助けを呼びに戻ります。
子供たちに援軍を要請しました。
しかし、さっきの草むらにはもちろんきなこはいない。
近くを走り回ること数分…

「いた!!!黄色い猫!!」

子供の一人が叫びました。すぐさま、駆け寄ります。
なんときなこがいたその場所は、我が家の2軒隣の工事会社のドラム缶とドラム缶の間!
大人の私は見もせず通り過ぎた場所でした。

無事に捕獲!

幸いきなこはそのドラム缶の隙間におとなしく隠れていました。
私と目があってもこっちには来てくれず、どんどん奥に逃げていきます。
ドラム缶は4列2段くらいに積み上がっていて、何かが入っていてとても重い…動かすのは無理…。
子どもたちはアスレチックで遊ぶようにドラム缶を登り、きなこを私の方へと誘導します。

そこで苦戦すること30分。ついにその時はやってきました。
「お姉さん!すぐ手の届くとこに猫がいます!」
私の方からは見えないけれど、ドラム缶の隙間のすぐ近くにきなこがいるというのです。
私は手を伸ばします。
男の子が「もうちょっと右!すぐそこ!」
と、手がふわふわの物体に触れました、しっぽです。
私はとっさにきなこのしっぽを掴んで引きずり出しました。
普段なら猫のしっぽを引っ張るなんて絶対にしません。

でも、このときばかりは、このチャンスを逃したらもう捕まえられない、そんな気がして、頭よりも身体が先に動きました。
「つかまえたーーー!!!」
そこに置いていたキャリーリュックにそのまま入れてジッパーをしっかりと閉めました。

涙が溢れて、リュックを抱きしめてしばらく動けませんでした。
「見つけた俺すごくね?」
「マジすげー!」
子どもたちはそんな私の横で、自分たちの手柄をたたえあっていました。

彼らにとっては、ただ迷子になった猫を探したゲームのような感じだったかも知れませんが、私にとっては本当に命の恩人。
どんなにお礼を言っても足りないくらい。
子どもたちの目がなければ、きなこを見つけることはできなかったのですから。

「絶対大丈夫」は、ありえない

このきなこ迷子事件で私が学んだことは、「大丈夫」はありえないということ。
「ハーネスしてるから大丈夫」
「きなこはおとなしい猫だから大丈夫」
この私の油断がきなこにつらい経験をさせてしまったのです。

絶対はずれないハーネスはないし、おとなしい猫でもびっくりしたら逃げてしまうんです。
どんなに飼い主との信頼関係があっても、逃げ出してしまった猫は飼い主のところには来ません。

今回はラッキーだっただけ。本当なら何日も見つからなかったかもしれない。
1年経った今でも、この日のことを思い出すと涙がでて言葉につまります。
本当にきなこが無事でいてくれることに感謝しています。
それからは、病院に連れて行くときでも、脱走させないように細心の注意を払っています。

mochi_ryoko

出典:@mochi_ryoko

出典:@mochi_ryoko

<PROFILE>
2020年3月に東京から実家のある山口県へ3匹の猫「もちもちブラザーズ」こと、よもぎ♀・きなこ♂・おはぎ♂と共に移住。実家の先住猫7匹と「もちもちブラザーズ」合わせて10匹の猫との新生活を始める。さらにその後、2020年7月に自宅へ迷い込んできた子猫を保護し、現在は11匹の猫とドタバタ生活を送っている。Instagramは4万人以上のフォロワーがいる大人気ニャンスタグラマー。
Instagram:@mochi_ryoko

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