うさぎに外の散歩って必要?うさんぽの準備や注意点まとめ
うさぎ+お散歩で「うさんぽ」。うさぎもお散歩をするの?と思うかもしれませんが、飼い主さんにはうさぎとのお散歩は憧れでもありますよね。
飼っているうさぎにうさんぽは必要なのか、どんな準備が必要なのか悩んでいらっしゃる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
うさぎに外のお散歩は必要?
うさぎにとっては、部屋の中を走るだけでも十分な運動になります。
そのためうさぎに外の散歩は必ずしも必要ではありません。
外での散歩には危険も多いので、無理してうさぎを外に出すのは止めましょう。
ただ、うさぎを外へお散歩に連れていくことはデメリットだけではありません。
災害時などいざというときのために外出することに慣れることができる・普段とは違う刺激を受けてストレス発散になるなどメリットもあります。
外に出ることが好きでストレスにならないうさぎであれば、うさんぽはおすすめです。
うさんぽ前に準備しておくこと
うさんぽ準備1:散歩の場所を下見しておく
うさんぽはまず場所を決めて、目的地まではうさぎをキャリーケースに入れて連れていきます。
リードをつけて一緒に歩くというよりは、遊び場で遊ばせるというイメージです。
なので、その遊び場に犬や猫、カラスなど他の動物が来ないか、危険なものはないかよく確認しましょう。
うさんぽ準備2:リードやハーネス、キャリーケースに慣れさせる
自宅の庭やうさぎ用の施設でしたらリードやハーネスが必要ない場合もありますが、付けていないと脱走の可能性もありますので、必ず付けるようにしましょう。
小さいときから毎日少しづつ付けて、だんだん慣れさせてくのがいいでしょう。
嫌がる場合はうさぎにとってストレスになってしまいますので、無理に付けず部屋の中で遊ばせてあげてください。
うさんぽ準備3:抱っこの練習をする
外での散歩にはうさぎにとって危険なことが多くあります。
他の動物に遭遇すると恐怖でストレスを感じたり、襲われる可能性もあります。
また、入ってはいけない場所に入ってしまうなど、リードだけでは危険な場合がありますので、抱っこができるようにしておきましょう。
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うさんぽに必要なもの
- お出かけ用のキャリーケース
- ハーネス・リード
- 水
- 牧草・ごはん・おやつ
- ゴミ袋
- タオル
- ブラシ
- 虫除けスプレー
- 保冷・防寒グッズ
うさんぽ用のキャリーケースやハーネス・リードと飲み水用の水やおやつ、うんち用のゴミ袋と汚れを拭くタオルを持っていきましょう。
ブラシは帰ってきたときのグルーミング用に用意しておきましょう。
また、外に出る前に虫や暑さ、寒さ対策をしてあげてください。
対策をした上で、虫がいる場所や、暑い場所、寒い場所は避けるようにしましょう。
うさんぽで気を付けること
うさんぽ注意点1:暑い日や寒い日、雨の日は避ける
うさぎは暑さに弱く急な温度の変化は苦手です。
また部屋の中と外の環境の変化はストレスになりますので、春や秋の過ごしやすい季節がおすすめです。
また、濡れてしまうと風邪をひいてしまうので雨の日は避けましょう。
うさんぽ注意点2:散歩中は目を離さない
犬や猫、カラスが近づくことは非常に危険です。
近くに動物がいる場合は抱っこするかキャリーケースに入れてあげるなど、すぐに対応できるようにしましょう。
また、農薬や除草剤が使われている草花を食べてしまわないように、触れさせない・近づけないことも重要です。
うさんぽ注意点3:適度に水分補給・休憩を取る
水分補給やおやつの時間、走り疲れたときなどには適度に休憩を取りましょう。
抱っこをする、膝の上に乗せる、キャリーケースの中に入れるなど、安心できる場所で休憩させてあげてください。
うさんぽ注意点4:帰ったら必ずグルーミングをする
傷がないかの点検を兼ねて全身をグルーミングしてあげましょう。
ノミやダニが付いてきてしまっている可能性がありますので、念入りに行ってあげてください。
体が汚れていたら、ブラッシングの他に濡れた布などで汚れを拭いてあげてください。
また、飼い主さんも服を着替えてできればシャワーを浴びてから、うさぎのいる部屋に入るようにしましょう。
うさんぽはよく考えてから
飼っているうさぎがうさんぽが好きか、うさんぽ中うさぎを危険から守れるか、うさんぽ後グルーミングがしっかりできるか、この3点をしっかり考え、問題ないようでしたら外に連れて行ってあげてください。
ですが、初めての場所やものなどが苦手な子は多いです。臆病な子は、全く知らない外の世界に出ただけでも、大変なストレスを受ける可能性があります。
そういう場合は無理にうさんぽはせず、へやんぽで十分に運動をさせてあげてくださいね。
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