うさぎへの抱っこの慣れさせ方!嫌がる理由や抱っこのメリットとは?

今回は、「うさぎの抱っこのコツ」などをまとめてご紹介していきます。うさぎ飼い初心者さんでも分かりやすいように、そもそもなんで抱っこを嫌がるうさちゃんが多いのか?抱っこを練習する必要はあるのか?など。「うさぎと抱っこ」について様々な角度からお伝えしていきます。
ふわふわの体に触れてみたい!と思ったあなた。ぜひこの記事を読んでから、うさちゃんとコミュニケーションをとってみてくださいね。
うさぎが抱っこを嫌がる理由

うさぎを飼っている人の中では、「犬や猫のように抱っこをして、コミュニケーションをとりたい!」と思う方がいらっしゃるかと思います。
しかし、実際に抱っこをしようとすると大暴れ!なんてご経験がある方も多いはず。個体差や品種によって差はあるものの、うさぎは抱っこを嫌がる子が多いよう。
●自分の縄張りに入られることを嫌がる
●警戒心から抱っこを嫌がる
●抱っこに慣れておらず怖がるため嫌がる
理由は様々ですが、主に「怖い」という思いから抱っこされたくないのだと考えられます。
また思春期に突入してから、突然抱っこを嫌がるうさちゃんもいるよう。
これは「成長したことで、縄張り意識が強くなった」ことが影響しています。
おうちのうさぎの性格や成長具合を考えたコミュニケーションを試みましょう!
うさぎ抱っこのメリット

●コミュニケーションがとれる
●信頼関係を築くことが出来る
●動物病院でのストレスを軽減できる
うさぎの抱っこにはこのようなメリットがあります。
飼い主さんとのスキンシップやコミュニケーションだけではなく、動物病院で診察がスムーズに行えるなどメリットもあるんですよ。
ただ、デメリットや危険性があることも事実。
もしも抱っこ中にうさぎが腕から離れて転落した場合、大怪我を負ってしまいます。
うさぎはとても骨が弱い動物。
そのため少し高さがある場所から落下すると、骨折してしまう可能性があります。
他にも、落下によって「脳梗塞」「脊髄損傷」になってしまう可能性もありますので、抱っこに慣れていないうさちゃんを抱き上げる時には十分に注意をしましょう。メリットだけではなく危険性も把握した上で、抱っこの練習をしてくださいね。
抱っこのコツ

●急に抱きかかえないこと
●嫌がっていたらそっとしておくこと
●抱っこ以外のコミュニケーションを行うこと
●まずは膝の上から慣れさせること
以上のことを意識して、少しずつ抱っこの練習を行ってみましょう。
上述した通り、まずは膝の上に乗せて体を密着させてください。
お尻側など視界の死角からではなく、うさぎが見えるところから手を伸ばして触れるのがポイントです。
急に触れられたり急に体勢が変わると、警戒心の強いうさぎはびっくりしてしまいます。驚かせないようにゆっくりと優しく接してあげましょう。
またうさぎは元々野生で生活をしていた動物。つまり、常に外敵から狙われるような生活をしていました。
そのため急に抱きかかえられると「捕まえられた!」「逃げなくては!」という発想に繋がり、大暴れをしたり、噛みついてきたりすることがあります。
まずは、うさぎとゆっくりとコミュニケーションをとりましょう。
抱っこされることが苦手であっても、撫でられるのは好きな子が多いです。
まずは頭や体などを優しく撫でてあげて、信頼関係を構築していってみましょう。うさぎとの心の距離が近くなれば、物理的な距離も近づくことが出来るはずです。
「抱っこは怖くないよ」
ということをうさぎに覚えさせて、徐々に抱っこに慣れさせてあげてくださいね。そして、抱っこの体勢から降ろすまで気を抜かないようにしてください。うさぎの突発的な動きにも対応できるようにしましょう。
もしも少しずつ練習しても抱っこが出来ないようであれば、かかりつけの動物病院でコツを教えてもらうなどしてみましょう!
実際に抱っこしているところを見ることで、何かヒントを得られることもありますからね。
コミュニケーションを大切に

うさぎを抱っこする上で何よりも大切なのが、コミュニケーションだと思います。人間も知らない人から突然握手を求められれば、不信感や恐怖心を抱くもの。それと同じでうさぎを迎えたからといってすぐに抱っこしようとせず、まずは撫でるなどのコミュニケーションを行って信頼関係を築いていきましょう。
記事の中にも記載した通り、うさぎには個体差があります。
おうちのうさちゃんの様子を見た上で、抱っこにトライしてみましょう!
部屋んぽなどの運動も十分させてあげて、たっぷりの愛情を注いでうさぎライフを一緒に楽しんでください。飼い主さんの愛に気づいて、うさちゃんもたくさんの幸せを運んでくれるはずですからね。