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COLUMNコラム

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POSTED on 2025.06.20

愛犬と「夜のお散歩」をしても大丈夫?メリットとデメリットを解説!

い夏の日中や忙しい平日は、愛犬とのお散歩が思うようにできないことも多いですよね。 そんなときに考えるのが「夜のお散歩」ですが、「暗い時間帯に散歩をしても大丈夫?」「夜の散歩にはどんな注意点があるの?」と不安に思う飼い主さんも多いはず。 夜のお散歩にはメリットもデメリットもあるので、しっかりと理解してから愛犬と安全に楽しみましょう。

そこで今回は、「夜のお散歩のメリット・デメリット」や、「夜の散歩をする際の注意点」「安全な夜散歩のためのグッズ」についてご紹介します。

夜のお散歩のメリット

夜のお散歩には、日中の散歩とは違った魅力やメリットがあります。 暑い季節や忙しい日々を送る飼い主さんにとって、夜の散歩は愛犬との大切な時間になることも。 夜のお散歩の主なメリットとは、以下のようなものです。

  • 暑い季節でも快適に歩ける
  • 人通りが少なく、愛犬がリラックスして歩ける
  • 他の犬との遭遇が少なく、犬見知りの子でも安心
  • 仕事で帰宅が遅い飼い主さんでも散歩の時間が確保できる
  • 夜の静かな環境で愛犬とのコミュニケーションが深められる
  • 涼しい時間帯なので愛犬の体力消耗を抑えられる 夜のお散歩は、日中の散歩とは違った落ち着いた雰囲気を楽しめるのが魅力です。

次は、「夜のお散歩のデメリット」を見ていきましょう。

夜のお散歩のデメリット

夜のお散歩にはメリットがある一方で、注意すべきデメリットもあります。 以下のようなデメリットを理解して、安全な夜散歩を心がけましょう。

視界が悪い

夜のお散歩で最も気をつけたいのが「視界の悪さ」です。 暗い時間帯は飼い主さんも愛犬も周囲の状況を把握しにくく、思わぬ事故やケガにつながる可能性があります。 街灯が少ない道路や公園では、段差や障害物に気づきにくいため、転倒や衝突のリスクが高まります。 また、愛犬の排泄物の処理も暗い中では困難になりがちです。 視界の悪さは、以下のような対策で改善できます。

  • LEDライトや懐中電灯を持参する
  • 反射材付きのリードや首輪を使用する
  • 明るい色の服装を心がける
  • 街灯のある道を選んで歩く

交通事故のリスク

夜間は車やバイクのドライバーからも歩行者が見えにくくなり、交通事故のリスクが高まります。 特に住宅街の細い道や駐車場の出入り口では、車との接触事故が起こりやすくなります。 愛犬が突然道路に飛び出してしまった場合、暗闇の中では車のドライバーが気づくのが遅れる可能性も。 交通事故を防ぐためには、以下のような注意が必要です。

  • 反射材付きのグッズを愛犬と飼い主さんの両方に装着する
  • 車通りの多い道路は避け、歩道のある道を選ぶ
  • 愛犬をしっかりとリードで管理し、道路側に出さない
  • 駐車場や車の死角では特に注意深く歩く

防犯上のリスク

夜の時間帯は人通りが少なく、防犯上のリスクも考慮する必要があります。 暗い公園や人けのない道では、不審者との遭遇や犯罪に巻き込まれる可能性も否定できません。 また、愛犬が突然吠えたり興奮したりすると、近隣住民に迷惑をかけてしまうことも。 防犯対策として、以下のような点に注意しましょう。

  • 明るく人通りのある道を選ぶ
  • 一人での夜散歩は避け、できるだけ家族と一緒に行く
  • 防犯ブザーや携帯電話を携帯する
  • 同じ時間帯、同じルートを避けて変化をつける

次は、「安全な夜散歩のためのグッズ」を見ていきましょう。

安全な夜散歩のためのグッズ

夜のお散歩を安全に楽しむためには、適切なグッズの活用が欠かせません。 以下のようなグッズを使って、愛犬との夜散歩をより安全で快適にしましょう。

LED首輪・リード

夜の散歩で最も重要なのが「愛犬の視認性を高める」ことです。 LED機能付きの首輪やリードなら、暗闇の中でも愛犬の居場所がはっきりと分かります。 光るタイプの首輪は遠くからでも愛犬を確認でき、車のドライバーにも存在をアピールできます。 LED首輪・リードを選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 愛犬のサイズに合った調整可能なもの
  • 防水機能付きで雨の日でも使用できるもの
  • 電池の持ちが良く、充電式のもの
  • 光の色や点滅パターンが選べるもの

反射材付きグッズ

車のヘッドライトに反射して光る反射材付きのグッズも、夜散歩の必需品です。 反射材付きのハーネスやベスト、リードなら、愛犬の安全性を大幅に向上させることができます。 飼い主さん自身も反射材付きの服装やアクセサリーを身に着けて、お互いの安全を確保しましょう。 反射材付きグッズの選び方は、以下の通りです。

  • 愛犬の胴回りや首回りに合うサイズを選ぶ
  • 反射材の面積が大きく、遠くからでも見えやすいもの
  • 軽量で愛犬の動きを妨げないもの
  • 洗濯可能で衛生的に使用できるもの

携帯ライト

夜の散歩では、飼い主さんが持参する携帯ライトも重要なアイテムです。 LED懐中電灯やヘッドライトがあれば、足元の安全確認や愛犬の排泄物の処理もスムーズに行えます。 両手が自由に使えるヘッドライトは、リードを持ちながらでも照明を確保できるので特にお勧めです。 携帯ライトを選ぶ際は、以下の機能があると便利です。

  • 明るさ調節機能
  • 防水・防滴機能
  • 軽量・コンパクト設計
  • 電池の持ちが良い

愛犬との安全で楽しい夜散歩を

夜のお散歩は、暑い季節や忙しい日々の中で愛犬との大切な時間を確保できる貴重な機会です。 メリットとデメリットをしっかりと理解し、適切な準備と注意点を守れば、安全で楽しい夜散歩を実現できます。 愛犬との夜の散歩で、日中とは違った静かで落ち着いた時間を共有しながら、お互いの絆をさらに深めていきましょう🐶

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