遊ぶの大好き!うさぎが一緒に遊んでほしいときにする仕草3つ

うさぎは意外にも遊び好きで、飼い主さんとのコミュニケーションを楽しむ動物です。 しかし、うさぎの気持ちや要求は犬や猫と比べて分かりにくく、「何を求めているの?」と戸惑う飼い主さんも少なくありません。 実は、うさぎが一緒に遊んでほしいときには、特有の仕草やサインを見せてくれているんです。
そこで今回は、「うさぎが遊びたがっているサイン」や、「うさぎが一緒に遊んでほしいときにする仕草」について詳しくご紹介します。
うさぎにとって遊びの重要性
うさぎは野生では群れで生活し、仲間同士でじゃれ合ったり追いかけっこをしたりする社交的な動物です。 室内で飼われるうさぎも、運動不足やストレス解消のために遊びは欠かせません。 うさぎが十分に遊べないと、心身にさまざまな悪影響が現れる可能性があります。 うさぎが遊び不足になると起こる可能性のある問題とは、以下のようなものです。
- 運動不足による肥満
- 筋力の低下
- 消化器系のトラブル
- ストレスによる毛づくろい過多
- 攻撃的になったり、物を齧る問題行動の増加
- うつ状態になり、食欲不振や活動量の低下 飼い主さんは愛うさぎが健康で楽しい生活を送れるよう、一緒に遊ぶ時間を作ってあげましょう。
次は、「うさぎが一緒に遊んでほしいときにする仕草」を見ていきましょう。
うさぎが一緒に遊んでほしいときにする仕草

愛うさぎが遊びたがっているサインを見逃さないように、以下のような仕草に注目してみてください。 これらの仕草を見せたら、うさぎと楽しい時間を過ごしてあげましょう。
鼻でツンツンする
うさぎが飼い主さんに遊んでほしいときによく見せる仕草が「鼻でツンツンする」行動です。 うさぎは鼻先で飼い主さんの手や足、洋服などを軽く押すようにツンツンして、注意を引こうとします。 この仕草は「こっちを見て」「構って」という意味で、うさぎからの遊びの誘いサインです。 鼻でツンツンしてくるときのうさぎの様子を観察してみましょう。
- 耳をピンと立てて警戒心がない状態
- 目がキラキラしていて興味深そうな表情
- 体全体がリラックスしている
- ツンツンした後、少し距離を取って飼い主さんの反応を待つ 以下は、鼻でツンツンされたときの対応ポイントです。
- 優しく声をかけながら、うさぎの頭や首筋を撫でてあげる
- 急に大きな動きをせず、ゆっくりとした動作で応えてあげる
- うさぎが嫌がるサインを見せたら、すぐに手を離してあげる
飼い主さんの周りを走り回る
うさぎが遊びたいときに見せるもう一つの仕草が「飼い主さんの周りを走り回る」行動です。 うさぎは嬉しいときや興奮しているときに、飼い主さんの足元をくるくると走り回ることがあります。 この行動は「嬉しい」「楽しい」「一緒に遊ぼう」という気持ちの表れで、うさぎなりの遊びの誘いです。 走り回るときのうさぎの行動パターンには、以下のような特徴があります。
- 8の字を描くように飼い主さんの周りを回る
- 途中で止まって飼い主さんを見上げる
- 小さくジャンプしながら走る
- 鼻をひくひくと動かして興奮している様子を見せる 以下は、走り回られたときの対応ポイントです。
- うさぎが落ち着くまで、その場で静かに見守ってあげる
- 走り回りが止まったら、優しく声をかけて撫でてあげる
- 危険な物がないか周囲を確認し、安全な環境を保つ
- 興奮しすぎている場合は、少し離れた場所から様子を見守る
前足で地面をトントンする
「前足で地面をトントンする」仕草も、うさぎが遊んでほしいときによく見せる行動です。 うさぎは前足で床や地面を軽くトントンと叩いて、飼い主さんの注意を引こうとします。 この行動は野生のうさぎが仲間に合図を送るときの行動の名残りで、「注目して」「こっちに来て」という意味があります。 前足でトントンするときのうさぎの様子には、以下のような特徴があります。
- リズミカルに前足を動かす
- 飼い主さんの方を見ながらトントンする
- トントンした後、少し待つような仕草を見せる
- 耳を前に向けて、飼い主さんの反応を待っている 以下は、前足でトントンされたときの対応ポイントです。
- うさぎの近くに行って、優しく声をかけてあげる
- 手のひらを床に置いて、うさぎが匂いを嗅げるようにする
- うさぎが近づいてきたら、ゆっくりと頭を撫でてあげる
- おもちゃを使って一緒に遊んであげる
次は、うさぎと楽しく遊ぶための「室内での遊び方」を見ていきましょう。
うさぎとの楽しい遊び

うさぎからの遊びの誘いサインを見つけたら、以下のような方法で一緒に遊んであげましょう。
追いかけっこ遊び
うさぎは本能的に追いかけっこが大好きです。 安全な室内で、うさぎの後をゆっくりと追いかけたり、逆にうさぎに追いかけてもらったりして遊びましょう。 ただし、うさぎが疲れすぎないよう、適度に休憩を取ることが大切です。
おもちゃを使った遊び
うさぎ専用のボールやかじり木、トンネル型のおもちゃなどを使って遊んであげましょう。 おもちゃを転がしたり、隠したりして、うさぎの好奇心を刺激してあげると喜びます。
うさぎとの楽しい遊び時間を大切に

うさぎが見せる遊びたいサインを理解することで、愛うさぎとのコミュニケーションがより深まります。 鼻でツンツンしたり、周りを走り回ったり、前足でトントンしたりする仕草を見つけたら、ぜひ一緒に遊んであげてください。 うさぎと楽しく遊ぶ時間を作ることで、うさぎの運動不足やストレス解消になるだけでなく、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね🐰