反抗期?凶暴になる?思春期のうさぎとの接し方
それまで大人しかったうさぎが、まるで反抗期のように突然噛みつくなど、今までとは違った行動をとることがあります。
うさぎには思春期と呼ばれる時期があり、この時期は自分の気持ちを行動で表現するようになります。
うさぎは思春期に主従関係を築くとされていますので、適切な対応ができるようにチェックしておきましょう。
うさぎの思春期はいつから?
早ければ生後3~4ヶ月で思春期に入ります。
期間は、2週間程度で終わる子や数ヶ月続く子など様々です。
思春期は一度だけで、思春期が終わると以前に比べて甘えん坊になる子が多いようです。
また、思春期がない子や、思春期特有の行動が目立たない子もいます。異常ではありませんので心配する必要はありません。
うさぎの思春期の行動と対処法
・噛む
エサをあげる際などケージに手を入れた際に、手や腕を噛むようになる子が多くいます。
噛まれた際に、声を出してしまったり逃げてしまうことで、うさぎが自分のほうが強いと認識してしまいます。
うさぎに噛まれてしまったときは、うさぎの上に覆いかぶさり顎を頭に擦り付けて、人が上位だということを教えてください。
・マーキング
うさぎは縄張り意識が強く、とくに思春期はあちこちでおしっこをするなど、縄張りを広げようとする行動が目立つようになります。
ある程度落ち着くまでは、部屋んぽの範囲と時間を制限しましょう。
また、おしっこをした場所をトイレと思われないように、うさぎ専用の掃除スプレーなどをかけて、においを消しましょう。
・マウンティング
うさぎのマウンティングは、人の手や足に乗りかかって腰をカクカクと動かします。
上下関係をはっきりさせる為の行動ですので、マウンティングが始まったら離れるなど、人へのマウンティングはさせないようにしましょう。
他の遊びで気分転換をさせるのもおすすめです。
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うさぎの思春期に気をつけること
・甘やかしすぎない
構ってアピールが激しくなるとついつい構ってしまいがちですが、無視をしたり叱ることも重要です。
甘やかすときはしっかり可愛がり、問題行動ははっきりと叱るようにしましょう。
・広い心で接する
問題行動も思春期がすぎれば落ち着きます。
「大人の仲間入りをする時期だから仕方がない」という気持ちで接しましょう。
思春期や反抗期は大事な時期
いつもと様子が違うと感じたら、思春期に突入した合図かもしれません。
うさぎによって様々ですが、年齢を重ねると性格にも変化がみられるものです。
思春期や反抗期と呼ばれるこの時期は、うさぎの性格や飼い主さんとの関係を作る大事な時期ですので、根気よく付き合ってあげてくださいね。
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