うさぎにとっては危険がいっぱい!部屋んぽをさせる前に確認しておく場所
室内飼いのうさぎにとって部屋んぽは欠かせないもの。運動不足解消やストレスの発散になり、飼い主さんとのコミュニケーションの時間にもなります。
ですが、人間が暮らす部屋はうさぎにとっては危険なものもあるんです。
今回は、お部屋の中のうさぎにとって危険な場所や物を紹介いたします。
部屋んぽをする前に危険を確認して、安全に遊ばせてあげてくださいね。
うさぎがかじってしまう物に要注意!
電気ケーブル
うさぎの噛む力はとても強く、電気ケーブルは噛み切ってしまいます。
誤飲の危険や、感電してやけどを負ったり内臓を損傷してしまう可能性があるので、必ず対策をしましょう。
ホームセンターで売られている、配線カバーやスパイラルチューブ、コンセントカバーを使用しガードするのがおすすめです。
スマホの充電ケーブルや空気清浄機のケーブルなど常に身近においているものも、忘れずに対策しておきましょう。
紙類(ティッシュ・新聞・書類・本など)
うさぎの身体は吐くことが難しいつくりですので、紙をかじって飲み込んでしまう可能性が高いです。
飲み込んでしまうと、消化しきれず詰まってしまい腸閉塞になる危険性があります。
うさぎが口にすることがないように、紙類はうさぎの行動範囲には置いておかないことをおすすめします。
観葉植物
観葉植物はうさぎにとって有毒であるものが多く、かじって食べてしまうと体調を崩してしまい、命に関わる場合もあります。
無毒のものでも、化学肥料や殺虫剤が付着していることも考えられますので、観葉植物はうさぎのいる部屋には置かないことをおすすめします。
有毒な植物の代表的なものとして、下記の植物が挙げられます。
うさぎにとって有害な植物
・アイビー ・アサガオ ・アジサイ ・キク ・クリスマスローズ ・シクラメン ・シャクナゲ ・スイセン ・スズラン ・チューリップ ・ヒヤシンス ・ポインセチア ・モンステラ ・ユリ ・ルピナス
また、ビニールやゴム製品もかじってしまいますので、部屋んぽをさせる際には床に落ちていないか確認しましょう。
うさぎがけがをしてしまう場所に要注意!
絨毯
うさぎの爪は細く丸まってるため、絨毯に引っかかって折れてしまう可能性があります。
絨毯は毛足の短いものにするか、ジョイントマットなど爪が引っかからないものを敷いてあげましょう。
フローリング
うさぎには肉球が存在しないので、フローリングではしっかりと地面を捉えられず、滑ってしまいます。
滑りながら歩くと、足腰に負担がかかってしまい、関節に悪影響を及ぼします。フローリングの場合もやはり毛足の短いマットや、ジョイントマットを敷いてあげましょう。
椅子やテーブルや棚
うさぎの骨は薄く軽いので、骨折しやすいです。
高いところに登り飛び降りた際に、骨折してしまう可能性があります。椅子やテーブルや棚など、登れそうなものは置かないようにしてあげてください。
また、登ってしまった際は、優しく抱き上げ降ろしてあげてください。
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危険なものは置いておかない
人間の生活には必需品でも、うさぎにとっては危険なものはたくさんあります。
少しでも危険なのもはうさぎの届くところに置いておかないようにしましょう。そして部屋んぽの際は、うさぎから目を離さず観察しましょう。
また、環境が変わったり、年齢や時期によってうさぎの行動が変わることもあります。
今までかじらなかった子が、急に物をかじるようになる可能性もありますので、いつでも対策はしておいてあげてくださね。
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