猫が寒がっている時にやる仕草4つ!震えている時には要注意?

寒さ厳しい冬の時期。温度の変化によって体調を崩すのは人間だけではなく猫も同じです。今回は愛猫に冬でも暖かく健康でいてもらうために猫が寒がっている時に行う仕草をチェックしていきましょう!
言葉をしゃべることが出来ない猫の気持ち、飼い主さんがしっかりと理解して寄り添ってあげてくださいね。
猫は寒がりな動物?

猫は寒さに弱い動物だと言われています。その理由は、猫の先祖であるリビアヤマネコが暑い砂漠で暮らしていたからであると考えられています。
老猫や赤ちゃん猫の場合、筋肉量が少なく代謝も低いため成猫より寒さに弱いので、寒がりサインを見極めて温度管理をしてあげてくださいね。
それでは寒がっている時のサインをチェックしていきましょう!
寒いサイン1「丸くなる」

猫好きの方の間では「ニャンモナイト」と呼ばれる姿勢です。お腹を隠すように丸くなっているこの姿は体表面積を少なくして体温を逃さないようにしている他、急所であるお腹を隠していることから警戒心が高いことを示す姿勢でもあります。
ただ、丸くなって眠るのが好きな猫ちゃんもいます。猫の様子を見て寒がっているようでしたら、暖房をつけるなどしてあげても良いでしょう。
寒いサイン2「暖かい場所に移動する」

猫は寒くなると暖かい場所を求めて探し歩きます。日の当たる場所に行ったり、毛布の中などに潜ったり、飼い主さんの近くにすり寄ってきたり。時には飼い主さんのひざの上で寝ることあるそうですよ!
なんとも可愛らしい仕草ですが、「寒い」と訴えようとしていることもありますので猫の体が冷えていないか確認してあげてくださいね。
寒いサイン3「動かなくなる」

野生の名残もあり、寒い冬場は活動量が減ることがあります。これは食糧が減る寒い時期に、無駄なカロリーを消費させないためと言われています。
あまりにも動かないのは不調のサインでもありますので心配ですが、ある程度活動量が少なくなるのは自然なことなので安心してくださいね。
寒いサイン4「体を震わせる」

人間と同じように寒さを感じると、体を震わせることがあります。
しかし寒さが原因ではなく、何かに怯えていたり、病気の症状によって震えていることもあるので、もし愛猫が震えていたら要注意!
部屋を暖めるなどして環境を変えても継続して震えているようでしたら、しばらく様子を見てあげてください。何か変わったことがあればかかりつけの獣医さんに相談することをおすすめします。
犬に比べて猫はあまり震えることはありませんが、上記の理由以外にも運動をしすぎて筋肉が痙攣することで震えることもありますので、まずは様子を注意深く見てあげてくださいね。
急激な温度変化に注意
寒がっているからといって、急激に室温を変えるのは要注意!
人間でも寒い場所から一気に暖かい場所に行くと血圧が大きく変動するのと同じように、猫も血圧が変化し体に負担がかかってしまうことがあります。特に年をとったシニア猫や持病がある猫の場合、体への負担は大きくなってしまうため注意しましょう。
またストーブなどの暖房器具を用いる時には、猫がストーブに近づきすぎてやけどをしないかも見てあげてください。
仕草から気持ちを感じ取ってあげよう

いつもそばにいる飼い主さんにしか分からない変化もありますので、猫の様子を見て気持ちを感じ取ってあげてくださいね。「寒い」というサインの他にも、何か気持ちを伝えようとしているはずですから。
大切な愛猫と一緒に、寒い冬でもあたたかい時を過ごしましょう。