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COLUMNコラム

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POSTED on 2022.08.29

猫の年齢を人間に換算すると何歳?年齢早見表や猫の平均寿命について

猫の年齢を人間に例えると、何歳なのか気になったことはありませんか?見た目だけでは年齢が分かりづらい猫だからこそ、人に置き換えた年齢をある程度把握しておき、愛猫の健康をより一層気遣う目安としていただければ幸いです。
今回は「猫の年齢を人に例えると何歳なのか?」ということや平均寿命についてご紹介していきます。種類や生活環境により成長のスピードは異なりますが、猫との暮らしを健やかで豊かなものにするために、ぜひこの記事を参考にしてください。

猫の年齢を人間に換算すると?

猫の年齢 人間の年齢に
換算すると
ライフステージ
1ヶ月 1歳 子猫期
2ヶ月 3歳
3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
1歳 16歳
2歳 24歳 成猫期
3歳 28歳
4歳 32歳
5歳 36歳
6歳 40歳
7歳 44歳
8歳 48歳 中高齢期
9歳 52歳
10歳 56歳
11歳 60歳
12歳 64歳
13歳 68歳
14歳 72歳
15歳 76歳
16歳 80歳

※上記の年齢の早見表は目安としてご覧ください。
※年齢やライフステージは、猫種や体の大きさ、生活環境、食事によって差が生じます。

猫の年齢を人間に置き換えた時の計算方法は諸説ありますが、大体生後1年を迎えると人間の15歳〜17歳相当まで急速に成長すると言われています。
2歳以降は、1年に4歳ずつ歳を重ねていく計算です。

一般的にシニア期と呼ばれる11歳を人間に換算すると60歳ほど。
飼い主さんにとってはいつまで経っても赤ちゃんのように可愛い猫ちゃんですが、ライフステージによってフードの変更や定期的な健康診断などを健康のために考えてあげてください。

猫の平均寿命は?

個体差や生活環境によって差が生じますが、猫の平均寿命は約15歳。
医療技術の発展やフードの質の向上などによって、この10年の間で猫の寿命は延びていると言われており、20年以上生きる猫もいます。

ただ、20年生きるとしても人間と比べると一生が短いですよね。
だからこそ飼い主さんは限られた時間の中で愛猫を大切にして、一生をしっかりとお世話してあげてください。

愛猫と長く健康に暮らすために

愛猫に長生きしてもらうためには、定期的な健康診断や予防接種をして体調管理を行ってあげることが大切です。
他にも日頃から猫の様子を観察して、変わったことがないかチェックをしてあげましょう。
そうすることで病気や怪我を早期発見することが出来ます。

猫の健康チェックリスト
□ 食事は摂れているか
□ 水を飲む量はいつも通りか
□ 見た目に変化はないか
□ 動きに変化はないか
□ 排出物に変化はないか
□ 執拗に鳴き声をあげていないか
…など

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猫の一生を幸せに

人間に比べると一生が短い猫だからこそ、家族として迎えたのならば責任を持って一生を大切にお世話してあげてください。
年齢の換算式や表はあくまでも目安です。
若い猫だからといって油断をせずに、日頃から体調管理をしてあげましょう。

この記事が猫の健康管理や生活環境を見直すきっかけとなり、一緒に過ごす時間をもっと大切にしようと思えるきっかけになれば嬉しいです。

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「愛犬の気持ちをもっと理解したい!」と願う飼い主さんは多いのではないでしょうか。じつは犬は、しぐさや行動や表情のほか、耳の動きによっても気持ちを伝えています。 日ごろは見落としがちな犬の耳の動きをよく観察すると、これまで気づかなかった愛犬の気持ちがわかるようになりますよ。 そこで今回は、「犬の耳の種類」や「耳の動きでわかる犬の気持ち」、「注意が必要な耳の動き」について解説します。 犬の耳の種類 「耳の動きで犬の気持ちがわかる」といっても、犬の耳は犬種によって形状が大きく異なりますよね。種類や形が違う犬の耳は、動きをよく観察することで気持ちがわかりやすくなります。 そんな犬の耳の種類は、大まかに分けると以下の3タイプです。 立ち耳 立ち耳とは、オオカミを祖先に持つ犬の本来の耳の形です。 立ち耳は、その名のとおり上を向いて立ち上がっているのが特徴で、イヌ科の野生動物であるオオカミやキツネ、コヨーテなども立ち耳の持ち主です。かつては野生動物だった犬も、耳を立ち上がらせることによって微かな音も聞きわけ危険を察知していたのでしょう。 そんな立ち耳の代表的な犬種は、柴犬や秋田犬などの日本犬やジャーマンシェパードなど。 犬の立ち耳は、大きさや形などでさらに以下のような種類に分類されます。 バットイヤー=フレンチブルドッグに代表され、コウモリの羽の形に似ているバタフライイヤー=パピヨンなどの、蝶が羽を広げたような飾り毛が特徴キャンドルフレームイヤー=ミニチュアピンシャーなどの、ろうそくの炎のような形 半立ち耳 半立ち耳とは、立ち耳の先端の一部が折れているものを指します。半立ち耳の代表的な犬種は、シェットランドシープドッグやボーダーコリーなど。 半立ち耳もまた、さらに以下のような種類に分類されます。 ボタンイヤー=ジャックラッセルテリアなどテリア種に多く、耳の途中で大きく折れて垂れているローズイヤー=ブルドッグやパグなどの耳で、耳の先端が後ろに折れ耳の内側が見える形をしている 垂れ耳 垂れ耳とは、耳の穴をふさいで顔の側面に垂れ下がった耳のことです。 垂れ耳の犬は、立ち耳や半立ち耳のように耳の穴が露出されていませんが、聴力に差はありません。ただし、垂れ耳の犬の場合、耳の動きによる気持ちはわかりづらいケースもあるようです。 垂れ耳の代表的な犬種は、ゴールデンレトリバーやトイプードル、ミニチュアダックスフンドなど。 垂れ耳も、さらに以下のような種類に分類されます。 ペンダントイヤー=バセットハウンド、ビーグルなどのとくに耳が大きなものフォールドイヤー=キャバリアやコッカ―スパニエルなどの、耳の付け根がやや外側に広がっているタイプ 上記のように、犬の耳には蝶の羽やコウモリなどに例えたユニークで多様な名前がありますが、あなたの愛犬の耳はどのタイプですか? 次は、耳の動きでわかる犬の気持ちについてみていきましょう。 ■あわせて読みたい記事■犬のしっぽでわかる感情とは?しっぽの振り方や役目について 耳の動きでわかる犬の気持ち 犬はさまざまな表情やしぐさで感情を伝える動物ですが、耳の動きでも気持ちがわかるのは、野生時代に群れの仲間へのボディランゲージで耳の筋肉も駆使していたから。 犬の耳を動かす筋肉は5つあるので、それぞれを器用に使い分けて複雑な気持ちを表現できるんですね。そんな耳の動きでわかる犬の気持ちは、以下のようなものです。 ※垂れ耳のワンちゃんは少し分かりづらいですが、耳の付け根を良く観察すると動きがわかりますよ。 耳をピーンと立たせているときの気持ち 犬が耳をピーンと立たせる動きをするのは、犬が何らかの対象に好奇心などの関心を持っているときです。また耳を立てながら、犬が嬉しそうな表情をしているときは「何か良いことがありそう!」と楽しい気持ちになっていると考えられます。 対して、険しく不安そうな表情で耳をピーンと立てているときは、犬は何かに警戒心や恐怖心を抱いているのかもしれません。このようなときは、愛犬の見ているものや周囲に注意を払うようにしましょう。 耳を後方に倒しているときの気持ち 犬が耳を後ろに寝かせるように倒しているときの気持ちも、相反する2つのケースがあるため、愛犬の表情をよく観察してみましょう。 まず愛犬が耳を後ろに倒した状態で怯えたような表情をしているときは、恐怖や不安などのストレスを感じていると考えられます。また、敵意をむき出しにする犬などに対して「降参」する態度を示すために耳を倒すことも。 対して、愛犬が耳を倒して穏やかな表情をしているときは、飼い主さんに頭を撫でられるのを期待して幸せな気持ちに浸っていることが多いものです。このときは飼い主さんを見つめたりすり寄ったり、と甘えるようなしぐさも見られますので愛犬の期待に応えてあげましょう。 耳を横に倒しているときの気持ち 犬が耳を横に倒しているときは、飼い主さんへ不満を抱いていたり何らかの対象に警戒していたりするなど、嫌な気持ちになっていると考えられます。 この場合は同時に「悲しげな表情をする」「立てたしっぽを小刻みに振る」などの動作が見られることもあるので、原因にいち早く気づいてあげましょう。 注意が必要な耳の動き 犬が耳を動かすのは、気持ちを伝えるだけではなく病気のサインのこともあるため注意が必要です。愛犬が以下のような耳の動きをしたら、早めに動物病院を受診することをおすすめします。 耳や頭を振ることを繰り返す=外耳炎・中耳炎のほか感染症などの可能性がある片耳だけ下げる=耳血種(耳の軟骨内に血液が溜まる病気)などの可能性がある 上記の耳の動きのほかにも、少しでも愛犬の耳に異変を感じたら獣医師の診察を受けましょう。 犬の耳は重要なコミュニケーションツール 犬の気持ちは、表情や行動やしぐさのほか、耳の動きからも読み解くことができます。飼い主さんは愛犬の耳の動きから、もっと気持ちをわかってあげて、さらに幸せで密度の濃い毎日を過ごしましょう。 愛犬の耳の動きを見るときやお手入れの際は耳の中の状態も観察し、少しでも異変を感じたら迷わず動物病院を受診してくださいね。

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うさぎのダイエット方法とは?太る原因や肥満の見分け方を解説!

肥満は万病の元と言いますが、それはうさぎも同じことが言えます。もふもふと丸い姿が可愛いと、肥満に対して何も対策をしていない飼い主さんも中にはいますが、実は放っておくと大きな問題になることもあるのです。 今回はうさぎのダイエット方法についてをはじめ、太る原因や肥満の見分け方も解説していくのでぜひ最後までご覧ください! 肥満かどうか見分ける方法 元々たくさんの毛に覆われているうさぎは、肥満かどうか見極めるのが難しい生き物でもあります。また、体重も個体差があるために、同じ品種のうさぎでも小さい子もいれば大きい子もいるので、品種や体重だけで太っているかどうかは判断できません。 しかし、以下のような分かりやすい特徴があれば、肥満の可能性が高いので要注意です。 お腹がぽっこりとしている 通常体型のうさぎの場合、お腹周りはすっきりしていて横から見ても地面との間にしっかりとした隙間があります。妊娠中でもないのにお腹がぽっこりと膨らんでいたり、地面との間に隙間があまりないという場合は肥満傾向にあるので要注意です。 盲腸便を残す うさぎは定期的に盲腸便を出して、栄養補給をします。盲腸便は体を曲げておしりから直接食べるのですが、肥満傾向にある場合顔をお尻に近づけることができなくなることがあります。 盲腸便が落ちていたり、おしりの周りが汚れている場合は、太っていて顔がお尻まで届かないことも疑いましょう。(盲腸便を食べない原因は、肥満以外にもいくつかあるので要注意です。) 毛づくろいをしない うさぎは肥満になるとお肉が邪魔をして、背中やお尻の毛づくろいがしにくくなることがあります。毛並みが乱れていたり汚れていた場合は、長い間毛づくろいができていない証拠。 いつも通り元気なのに毛づくろいができていない場合は、肥満も疑いましょう。 肥満になる原因 肥満になる大きな原因はやはり「食事の与えすぎ」によるものです。うさぎは一般的に、自分で食べる量の調節ができない動物だと言われています。つまり、飼い主さんが与えれば与えるほど、食べてしまうのです。 その他にも以下のような原因が挙げられています。 ペレットを適正量以上上げている果物やおやつの与えすぎ牧草・副食・補食のバランスが取れていない 副食や補食は与えても大丈夫ですが、バランス良く与えることが重要になります。 ■あわせて読みたい記事■うさぎは何が主食なの?毎日与えるフードについて解説! 肥満で起こる症状 うさぎは肥満になると、様々な問題を引き起こします。中には生命に関わるものもあるので、要注意です。では、どのような問題が発生するのか見ていきましょう。 栄養失調になる可能性 うさぎにとって大切な食糞ですが、上記でも説明したとおり、太ることによってできなくなることもあります。 盲腸便には蛋白質・ビタミンB群などの、うさぎにとって必要不可欠な栄養素が含まれています。これが食べられないという状況が続くということは、栄養失調になる可能性が高くなります。また、おしりの周りも汚れて、清潔を保つことも難しくなります。 そして、栄養失調が続くと様々な体の不調が起こり放っておくと生命の維持が難しくなってしまうのです。 怪我や皮膚炎の原因にもなる うさぎは肥満になると足腰に負担がかり、筋肉や靭帯などの怪我が増えたり、皮膚炎を起こすことがあります。うさぎの皮膚炎の中でも代表的な病気が「ソアホック」や「湿性皮膚炎」です。 脂肪肝・糖尿病 脂肪肝や糖尿病は人間でも起こり、別の病気も併発すると言われていますが、それはうさぎも同じこと。 とくに甘い食べ物が好きで良く与えてい場合、体重が適性だとしても糖尿病になるリスクがあるので要注意です。 手術の際のリスク 太っているうさぎは、麻酔にかかりにくく、覚めにくい傾向にあります。麻酔にかかりにくい=麻酔量が多くなる=それだけ手術のリスクが上がるのです。 そしてうさぎは肥満になると、心肺機能の負担も大きくなります。心肺機能の負担が大きい状態で麻酔をするというリスクも伴うのです。 ダイエット方法 うさぎの肥満は、飼い主さんでは見分けがつきにくいです。もし太っているなと感じた場合、動物病院で判断してもらうのがベストですよ! 独断で判断し、実は太ってないのにダイエットしてしまうと、栄養失調などにつながる恐れがあります。病院で太っていると判断された場合は、以下のようなダイエット方法を試してみましょう。 獣医師の指示に従う うさぎのダイエットを最も安全に行う方法が、獣医師の指示に従うことです。獣医師から適切なダイエット方法を教えてもらい、体に負担なく適性体重へ近づけるようにしましょう。 ペレットやおやつは適切な量を与える ペレットやおやつをうさぎに与える場合は、獣医師の指示に従って適量を与えるようにしましょう。 もし「おやつ禁止」となると、飼い主さんにとってもきついダイエットになりますが、健康体にするためにも頑張りましょう。 定期的に体重を測る うさぎの体重は人間の体重計でも、測ることができます。大体週に1回でも測っておけば、飼い主さんが体重の変化を目で把握でき、ダイエットの効果を感じられるようになるのでおすすめです。 うさぎが太ったなと感じたら、すぐに対策を取ろう うさぎが最近太ったなと感じた場合は、食生活の見直しをするなど早めに対策をとりましょう。肥満は体に大きな負担をかけてしまうので、日々の予防が重要になります。 普段から与えすぎには気をつけて過ごすようにしましょう!

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愛犬がちぎれんばかりにしっぽをブンブン振ると、「嬉しい!」という感情が伝わってきますよね。「犬は喜んでいるときにしっぽを振る」とされていますが、じつは犬は喜びだけでなく、さまざまな感情をしっぽで表現しています。 愛犬がしっぽで表す感情を知っておくと、飼い主さんとの結びつきがさらに強くなりそうですね。 そこで今回は、「犬のしっぽの役目」や「しっぽの振り方でわかる感情」、「しっぽを追いかけまわす理由」について解説します。 犬のしっぽの役目は3つ 犬のしっぽといえば、嬉しいときにパタパタしたりブンブン振ったりするものと思われがち。しかし、犬のしっぽの役目は「嬉しいときに振る」だけではありません。 犬のしっぽには、おもに以下のような3つの役目があります。 体のバランスをとる 犬のしっぽは体のバランスをとる、という重要な役目を担っています。ドッグランなどで、猛スピードで走っている犬が転倒することなく上手く方向転換できるのは、しっぽがバランスを取る役目を果たしているから。 また犬は、泳ぐときにもしっぽを使ってバランスを取ります。犬が水の中でもまっすぐ泳いで進むことができるのは、しっぽが舵取りの役目をしていたんですね。 防寒グッズ 寒い季節には防寒グッズの役目もつとめるのが犬のしっぽです。犬は寒い季節に、丸めた体にマフラーのようにしっぽを巻きつけることで体温を維持し寒さから身を守ります。 なかでもダブルコートで長い被毛を持つ犬のしっぽは、冷気をシャットアウトする防寒グッズの役目を担っているのです。 感情や意思を伝える 犬のしっぽの大切な役目といえば、やはり感情や意思を伝える働きをすること。「しっぽを巻いて逃げる」「権力にしっぽを振る」などの定番フレーズも、犬のしっぽの動きで感情がわかることから定着したものです。 かつては群れで生活していた野生の犬は、仲間との争いを避けるために自分の感情や意思を正しく相手に理解させる必要がありました。その結果、犬のしっぽは優れた「感情・意思伝達ツール」としての役目を果たすように進化していったのです。 では犬のしっぽの動きでわかるのは、どのような感情なのでしょうか。次は、犬のしっぽの振り方でわかる感情について見ていきましょう。 しっぽの振り方でわかる感情 犬がしっぽの動きで表す感情は繊細で奥が深いものですが、シンプルでわかりやすいのはしっぽの上下の向きによるものです。 たいていの場合、犬のしっぽが上を向いているときは、「嬉しい・楽しい!」と犬の気持ちも上向きです。対して、しっぽが下がっているときは、犬が「恐怖・不安・警戒」などのネガティブな感情を抱いているとされています。 次は、愛犬の感情がさらに詳しくわかる、しっぽの振り方を見ていきましょう。 しっぽを高く上げ左右に振る 犬がしっぽを高く上げて左右に振るのは、嬉しいときや、何かに対する好奇心を抱いているときのほか、相手に親しみを込めて挨拶している行為と考えられます。 ただし同じしっぽの振り方でも興奮や警戒などの感情を表しているケースもあるので、愛犬の表情やまわりの状況から判断するようにしましょう。 しっぽをゆっくり左右に振る 愛犬がしっぽをゆっくり左右に振るときは、相手への信頼や親愛といった温かい感情を表しています。 ちぎれんばかりに激しく振る 犬がしっぽをちぎれんばかりに振るのは、抑えきれない興奮や喜びの感情の表れです。このしっぽの振り方は飼い主さんの帰宅時などによく見られますが、こんなときの愛犬は「嬉しくてたまらない!」という気持ちを一生懸命伝えたいのでしょう。 しっぽを水平にして固定・振る 犬がしっぽを体と水平にした状態で固定している場合は、好奇心を抱いている、もしくは少し緊張していることが考えられます。 またしっぽを水平にしたまま振るときは、警戒心を持って状況を確認しながらも、どう対処していいのかわからない、という犬の複雑な感情を表しています。 しっぽが下がり気味でかすかに振る 犬がリラックスしているときには、下がり気味のしっぽをかすかに振ったり振らなかったり、と態度もゆったりとして見えます。こんなときの愛犬は、飼い主さんのそばで心から安らいでくつろいでいるのでしょう。 しっぽをダランと下げる・脚の内側に巻き込む 犬がしっぽをダランと下げるのは、悲しみやストレスや恐怖や不安などの感情を表していると考えられます。また脚の内側にしっぽを巻き込むようにしているときは、強い恐怖や怯えなどのほか、体に痛みを感じていることもあるため、状況によっては獣医師に相談したほうがよいでしょう。 犬のしっぽの振り方や動きでわかる感情は犬種や個体によっても違いがあるので、愛犬の表情や耳や吠え方などにも注意を払って判断しましょう。 次は、犬がしっぽを追いかけまわす理由についてご紹介します。 ■あわせて読みたい記事■犬も笑う?笑顔の理由と愛犬を笑わせる方法をご紹介! しっぽを追いかけまわす理由 犬が自分のしっぽを追いかけまわしてグルグル回り続けることがありますが、その行動にはどのような理由があるのでしょうか。 犬が自身のしっぽを追いかけまわす理由で考えられるのは、以下のようなものです。 自分のしっぽで遊んでいる強いストレスや不安を紛らわせるためしっぽやその周辺の部位にかゆみを感じているてんかんの可能性も 愛犬が自分のしっぽを追いかけまわす理由が「ストレス」や「かゆみ」の場合、しっぽを噛んで傷つけたり毛を抜いたりすることもあります。また、しっぽを追いかけて回転する頻度が多すぎる場合は、てんかんの可能性もないとはいえません。 愛犬が自分のしっぽを追う動きに異常が感じられたら、早めに獣医師の診察を受けましょう。 しっぽで表す感情をしっかり観察してあげよう 犬のしっぽは、繊細な動きで複雑な感情まで伝えることができる、優れた「感情・意思伝達ツール」です。飼い主さんが犬のしっぽで表す感情を理解してあげると、愛犬との結びつきがさらに深まるのではないでしょうか。 また愛犬とより円滑なコミュニケーションをとるためには、しっぽの動きにあわせて表情や耳の動きや声のトーンなどからも気持ちをわかってあげましょう。