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POSTED on 2020.05.26 / UPDATE on 2023.03.01

犬と猫は一緒に飼える?多頭飼いする上で注意すべきポイント

犬も猫も好きでどちらか飼おうか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?犬には犬の、猫には猫の魅力が盛りだくさんですからね。
犬と猫を一緒に飼うのは、決して不可能なことではありません。ただ、注意しなくてはいけないことがあるのも事実。今回は犬と猫を一緒に飼いたい方に向けて、日頃から意識していただきたいことなどをまとめてご紹介していきます。

犬と猫は全く違った動物

ペット人気が高い犬と猫ですが、性質や習性は全く異なる動物です。それぞれお世話の特徴や習性を理解した上で、飼えるかどうか判断をしましょう。

犬について

  • 散歩や室内遊びなどの運動が必要
  • 犬種によって定期的なトリミングが必要
  • トイレトレーニングなどのしつけが必要
  • 群で行動する動物
  • 暑さに弱い

猫について

  • 散歩など外へ連れ出す必要はない
  • 室内でキャットタワーなどを用いて運動させる必要あり
  • 毛づくろいをするのでトリミングは不要
  • 爪研ぎをするので家具が痛む可能性が大いにある
  • 行動は単独派
  • 夜行性
  • 高いところや狭い場所を好む

このように習性や世話の特徴など、大きく異なる部分があります。犬も猫も両方理解をして飼えるかどうか判断をしましょう。
それでは、一緒に飼う上でのポイントや注意点をみていきましょう!

犬猫多頭飼いポイント1「居住環境を整える」

それぞれ一匹で落ち着いていられる場所を確保できるか。
留守の際にケージにいれる場所を確保できるか。
それぞれのトイレや爪研ぎを置けるか。
キャットタワーの設置は可能か、などなど。
犬と猫を飼う上で居住環境は整えることが出来るのか考えましょう。
犬や猫も人間と同じように、一匹で落ち着ける時間がとれなければストレスが溜まります。
それに初対面だと互いに警戒して、距離をおくでしょう。
個々が安心出来る環境や部屋の広さは取れるのか確認必須です。

■あわせて読みたい記事■
これからペットを飼おうとしている方へ、ぜひ読んで欲しい記事です。

犬猫多頭飼いポイント2「性格を考える」

特性や習性は、あくまでもその動物の大まかなこと。
好奇心旺盛な子、引っ込み思案な子、人見知りをする子、警戒心が強い子、独占欲が強い子、など性格は個体差があります。
もしも、先に飼っている犬がひどく人見知りする場合は、猫と共に暮らすことは、やめておいた方がいいでしょう。
先住犬に大きなストレスがかかってしまいます。
相性がいいと一緒に遊んだりとメリットもありますので、性格を考えた上で判断することが大切です。

犬猫多頭飼いポイント3「食事の時間はずらす」

これはお互いの餌の食べ間違い防止のためです。犬と猫の餌では入っている栄養素は異なります。そのためお互いのご飯を食べた際、肥満になってしまったり、皮膚病になってしまう可能性もあります。また犬は自分のご飯に対して「これは自分のもの」という意識が強いです。そのため猫がご飯を横取りしようとした場合、攻撃してしまうことがあります。怪我や喧嘩を防ぐためにも食事の時間や場所はずらしましょう。

犬猫多頭飼いポイント4「爪を短くきっておく」

二匹で遊んでじゃれているつもりでも、爪が伸びていたら思わぬ怪我をさせてしまうことがあります。思わぬ怪我を防ぐためにも、爪はしっかり整えておきましょう。

責任を持って飼うことはできますか?

一番大事なのは、最後までお世話をできるかということです。
「かわいいから」「好きだから」という理由だけで、お世話をするのは難しいということは念頭に置いておいてくださいね。
一匹飼うだけでも、お世話は大変です。
自分の時間は、犬や猫の時間にあてなくてはいけません。
そして、ご飯代やワクチン代など出費は2倍以上になるでしょう。
しっかりとそれぞれに愛情を注ぐことができるのか、まずはこれを最初に考えてから検討してみてくださいね。
犬と猫と一緒に飼うのは不可能ではありません。
メリットもあります。
ただそれだけ簡単なことではないということを忘れないでください。

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猫は怒ると噛む?怒る時の仕草や威嚇のサイン4選

愛猫が突然噛みついてきたり、威嚇してきたりして驚いたことはありませんか?猫が怒ると噛むことがありますが、実は噛む前に「怒っているサイン」を出していることがほとんどです。猫の怒りのサインを見逃すと「噛まれてケガをする」「猫との信頼関係が崩れる」など、飼い主さんと愛猫の関係に悪影響を及ぼすことも。 そこで今回は、「猫が怒る理由」や、「猫が怒る時の仕草」「威嚇のサイン」についてご紹介します。 猫が怒る主な理由 猫はマイペースな動物ですが、さまざまな理由で怒ることがあります。 愛猫が怒っているのに気づかずに触り続けたり、近づいたりすると噛まれてしまうことも。 猫が怒る理由を理解しておけば、愛猫との関係をより良好に保つことができます。 猫が怒る主な理由とは、以下のようなものです。・しつこく触られて不快になる・縄張りを侵されたと感じる・食事中やトイレ中に邪魔をされる・知らない人や動物が近づいてきて恐怖を感じる・痛みや体調不良でイライラしている・急に大きな音がして驚いた飼い主さんは愛猫が快適に過ごせるよう、怒りのサインを見逃さないようにしましょう。 次は、「猫が怒る時の仕草や威嚇のサイン」を見ていきましょう。 猫が怒る時の仕草や威嚇のサイン 愛猫には、ストレスを感じさせずに穏やかに過ごしてもらいたいですよね。 以下のような仕草やサインを見せたら、愛猫が怒っている合図です。 尻尾を大きくバタバタと振る 猫が怒る時の仕草として、「尻尾を大きくバタバタと振る」行動があります。 犬は嬉しい時に尻尾を振りますが、猫が尻尾を大きく激しく振っている時は「イライラしている」「不快に感じている」サインです。 愛猫の尻尾がバタバタと床を叩くように動いていたら、機嫌が悪くなっている証拠。 このサインを見逃して触り続けると、噛まれたり引っ掻かれたりする可能性が高くなります。 尻尾を大きくバタバタと振っている時は、以下のような対応をしましょう。・触るのをやめて、愛猫から距離を取る・静かな環境を作り、猫が落ち着けるようにする・無理に抱っこしたり追いかけたりしない・猫が自分から近づいてくるまで待つ以下は、対応時の注意ポイントです。・大きな声を出さない・急な動きで猫を驚かせない・怒っている原因(大きな音、知らない人など)を取り除く 耳を後ろに倒す(イカ耳) 猫が怒る時の仕草として、「耳を後ろに倒す」行動もよく見られます。 猫の耳が横や後ろにピタッと倒れた状態は「イカ耳」と呼ばれ、警戒や怒りを表すサインです。 「イカ耳」は猫が「これ以上近づかないで」「触らないで」と警告している状態なので、無視すると攻撃されてしまいます。 「イカ耳」になっている時は、以下のような手順で対応しましょう。・愛猫との距離を取り、刺激を与えないようにする・目を合わせ続けず、視線を外す・猫が落ち着くまでそっとしておく・時間をおいてから、優しく声をかけてみる以下は、対応時の注意ポイントです。・無理に触ろうとしない・猫の逃げ道を確保しておく・怒りが収まるまで、他のペットや子どもを近づけない 瞳孔が開き、ヒゲが前に向く 猫が怒っている時の威嚇のサインとして、「瞳孔が開き、ヒゲが前に向く」変化もあります。 猫は興奮したり攻撃態勢に入ったりすると、瞳孔が大きく開いて目が真っ黒に見えるようになります。 同時にヒゲがピンと前方に張り出している場合は、「今にも攻撃しそうな状態」を意味しています。 この状態の愛猫には、以下のような対応が必要です。・ゆっくりと後ずさりして距離を取る・猫を見つめず、落ち着いた声で話しかける・猫が安心できる隠れ場所に逃げられるようにする以下は、この状態での注意ポイントです。・手を出さない(噛まれる危険性が高い)・大きな動きや音で刺激しない・猫が落ち着くまで10~15分程度は様子を見守る・普段から猫が安心できる隠れ場所を用意しておく 唸り声やシャーという威嚇音を出す 「唸り声やシャーという威嚇音を出す」のも、猫が怒っている時の明確なサインです。 「シャー」「フー」という威嚇音や、低い「ウー」という唸り声は、猫が本気で怒っている証拠です。 この段階まで怒りが進むと、猫は「最終警告」を発している状態なので、すぐに噛みついたり飛びかかったりする可能性があります。 威嚇音を出している時は、以下のような対応をしましょう。・すぐにその場から離れる・猫に背中を向けずに、ゆっくりと後退する・猫が視界から消えるまで刺激を与えない・30分以上は猫をそっとしておく以下は、威嚇音が出ている時の注意ポイントです。・絶対に近づかない、触らない・他の家族やペットも近づけないようにする・猫が落ち着いてから、ストレスの原因を探して取り除くいずれの威嚇サインでも無理に触ろうとすると猫との信頼関係が崩れやすくなりますが、焦らず時間をかけて対応しましょう。次は、愛猫が怒った時の「適切な対処法」を見ていきましょう。 愛猫が怒った時の対処法 愛猫が怒ってしまった時、どう対応すれば良いか迷ってしまいますよね。 以下は、猫が怒った時に飼い主さんができる適切な対処法です。 距離を取って落ち着かせる 愛猫が怒っている時の基本的な対処法は、「距離を取って落ち着かせる」ことです。 猫は自分のペースを大切にする動物なので、怒っている時に無理に関わろうとすると余計にストレスを与えてしまいます。 怒りのサインを見せた愛猫からは、すぐに距離を取って静かな環境を作ってあげましょう。 多くの場合、時間が経てば猫は自然と落ち着いて、いつもの穏やかな状態に戻りますよ。 怒りの原因を取り除く 猫が怒った時の対処法として、「怒りの原因を取り除く」ことも重要です。 猫が怒る原因は「大きな音」「知らない人や動物」「体調不良」など、さまざまです。 愛猫が何に対して怒っているのかを観察し、可能であれば原因を取り除いてあげましょう。 原因が分からない場合は、体調不良や痛みが隠れている可能性もあるので、動物病院で相談することをお勧めします。 愛猫の怒りのサインを理解して良好な関係を 猫が怒る時は必ずサインを出しているので、飼い主さんがそれを見逃さないことが大切です。 愛猫の「尻尾を振る」「耳を倒す」「瞳孔が開く」「威嚇音を出す」などのサインに気づいたら、すぐに距離を取って落ち着かせてあげましょう。 愛猫の気持ちを理解して適切に対応すると、噛まれたり引っ掻かれたりするトラブルを防ぎ、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね!

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日常生活の中で、愛犬が何だかいつもと様子が違うと感じることはありませんか。 犬がストレスを感じると「問題行動が増える」「体調を崩す」など、心身に悪影響を及ぼすことも。 愛犬の健康を守るためには、ストレスのサインを早期に見つけて適切に解消してあげることが大切です。 そこで今回は、「犬のストレスサインの見分け方」や、「ストレスが犬に与える影響」「効果的なストレス解消法」についてご紹介します。 犬のストレスサインの見分け方 犬は言葉で気持ちを伝えられないため、飼い主さんが行動や仕草からストレスに気づいてあげる必要がありますよね。 だからといってストレスサインを見逃してしまうと、愛犬の心身の健康に深刻な影響が出てしまいます。 犬のストレスを早期に発見できないと、症状が悪化してしまいかねません。 犬が見せる主なストレスサインとは、以下のようなものです。・しっぽを後ろ足の間に巻き込む・耳を後ろに倒す・あくびを頻繁にする・体を舐め続ける、特に前足を執拗に舐める・落ち着きなく動き回る、または隠れる・食欲不振や下痢、嘔吐などの体調不良飼い主さんは愛犬が快適な生活を送れるよう、日頃から愛犬の様子をよく観察しましょう。 次は、「ストレスが犬に与える影響」を見ていきましょう。 ストレスが犬に与える影響 愛犬には、ストレスのない健やかな生活を送らせてあげたいですよね。 以下のような影響を理解し、ストレスの深刻さを認識しましょう。 行動面への影響 ストレスが犬の行動に与える影響は、飼い主さんにとっても見過ごせない問題です。 犬はストレスを感じると本能的に不安や恐怖を行動で表現するため、問題行動が増えてしまうことが多いです。 ストレスによる行動面の変化には、以下のようなものがあります。・無駄吠えが増える・家具や物を噛んで壊す・トイレの失敗が増える・攻撃的になり、飼い主さんや他の犬に噛みつく以下は、行動面の変化に気づいた際の注意ポイントです。・叱るのではなく、ストレスの原因を探る・急激な行動の変化があった場合は、すぐに対処する・問題行動が続く場合は、専門家に相談することも検討する 健康面への影響 犬のストレスは、行動だけでなく健康面にも深刻な影響を及ぼします。 長期間ストレスにさらされた犬は、免疫力が低下して病気にかかりやすくなってしまいますよね。 ストレスによる健康面の変化には、以下のようなものがあります。・食欲不振や過食・下痢や嘔吐などの消化器系トラブル・脱毛や皮膚炎・免疫力の低下による感染症のリスク増加以下は、健康面の変化に気づいた際の注意ポイントです。・体調不良が続く場合は、早めに動物病院を受診する・ストレスと病気の両方に対処する必要がある・定期的な健康チェックを行い、早期発見に努める 精神面への影響 ストレスは犬の精神面にも大きな負担をかけます。 犬も人間と同じように、ストレスによって不安や恐怖を感じ、精神的に不安定になってしまうことがあるのです。 ストレスによる精神面の変化には、以下のようなものがあります。・常に不安そうにしている・音や人に対して過敏に反応する・元気がなく、うつ状態になる・飼い主さんに過度に依存する、または逆に距離を置く以下は、精神面の変化に気づいた際の注意ポイントです。・愛犬に安心感を与える環境を整える・無理に触ったり近づいたりせず、犬のペースを尊重する・深刻な場合は、動物行動学の専門家に相談する 次は、「効果的なストレス解消法」を見ていきましょう。 効果的なストレス解消法 愛犬のストレスサインに気づいたら、すぐに対処してあげたいですよね。 以下のような方法で、愛犬のストレスを効果的に解消してあげましょう。 十分な運動と遊び 犬のストレス解消には、十分な運動と遊びが最も効果的です。 適度な運動は犬の心身をリフレッシュさせ、ストレスホルモンを減少させる効果があるため、毎日の散歩や遊びは欠かせません。 運動と遊びによるストレス解消には、以下のような方法があります。・毎日の散歩を欠かさず行う(犬種や年齢に応じた時間と距離)・ボール遊びや引っ張り合いなど、愛犬が好きな遊びをする・ドッグランで自由に走らせる・知育玩具を使って頭を使う遊びをする以下は、運動と遊びの注意ポイントです。・無理な運動は避け、愛犬の体力に合わせる・暑い日や寒い日は、時間帯や運動量を調整する・遊びは飼い主さんと一緒に楽しむことが大切 安心できる環境づくり ストレス解消のためには、愛犬が安心して過ごせる環境を整えることも重要です。 犬は環境の変化や騒音、見知らぬ人などにストレスを感じやすいため、落ち着ける場所が必要です。 安心できる環境づくりには、以下のような工夫があります。・愛犬専用の静かで落ち着けるスペースを用意する・クレートやベッドなど、安心できる居場所を確保する・大きな音や騒音を避け、穏やかな環境を保つ・新しい環境に慣れるまで、ゆっくり時間をかける以下は、環境づくりの注意ポイントです。・無理に環境に慣れさせようとしない・愛犬が隠れたり休んだりしているときは、そっとしておく・来客時など刺激が多い時は、別室で休ませることも検討する スキンシップとマッサージ 犬のストレス解消には、飼い主さんとのスキンシップやマッサージも効果的です。 優しく撫でたりマッサージをしたりすることで、犬はリラックスし、飼い主さんとの絆も深まります。 スキンシップとマッサージには、以下のような方法があります。・愛犬が好きな場所を優しく撫でる(頭、背中、お腹など)・ゆっくりと円を描くようにマッサージする・耳の後ろや首周りを優しくマッサージする・ブラッシングをしながらスキンシップをとる以下は、スキンシップとマッサージの注意ポイントです。・愛犬が嫌がる場所は無理に触らない・リラックスしているときに行う・強く押したり引っ張ったりしない・毎日少しずつ続けることで、より効果が高まる 愛犬のストレスサインを見逃さずに 犬はストレスを感じても言葉で伝えられないため、飼い主さんが行動や様子の変化に気づいてあげることが大切です。 愛犬がストレスサインを見せているときは、原因を探り、適切な解消法を実践してあげましょう。 愛犬のストレスを理解して日頃からケアしてあげることで、飼い主さんも愛犬も心穏やかに過ごせそうですね!