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POSTED on 2020.07.17 / UPDATE on 2021.02.18

これからペットを飼おうとしている方へ、ぜひ読んで欲しい記事です。

物々しいタイトルとなってしまいすみません。
これからお届けするのは、ペットを飼いたいと思っている方へ読んで欲しい記事です。
ペットを飼おうか迷っている方。迷った末に飼おうと決めた方。将来いつか飼いたいと考えている方。実際に飼う前に、ぜひとも読んでいただければ幸いです。ひとり残らず幸せに暮らして欲しい。
日頃笑顔をくれる動物たちにそう願っている1人として、大切に綴っていきます。

あなたの「飼いたい理由」はなんですか?

甘える犬

ペットと言っても様々ですが、どんな動物と一緒に暮らしたいと考えていますか?

犬、猫、うさぎ、鳥、爬虫類、亀など。
日本でペットとして認められている動物はたくさんいます。

特徴や育て方など、それぞれ異なりますが、共通していることは「生きている」ということです。

つまり、「ペットを飼う」ということは「一緒に暮らしていく」ということ。
責任をもって最後までお世話をしなくてはいけません。

だからこそ飼いたい理由が、「かわいいから」「飼ってみたいから」「ひとりで寂しいから」など一時的な感情に任せたものになると、飼い主さんも一緒に暮らす動物も、悲しくつらい想いをする可能性があるのです。

今一度自分自身に問いかけてください。

「ペットを飼いたい理由はなんですか?」
「生涯その子の面倒をみていけますか?」

ペットにとって「あなた」は唯一の友達であり家族であり味方です

甘える猫

「あなたにはあなたの仕事や楽しみもあり、友達だっているでしょう。
でも、私にとってはあなたがすべてなのです」

世界的にも有名な「犬の十戒」という詩の一節です。

この詩通り、ペットにとってはあなたが全て。
あなたには楽しく遊んでいる時間も、お酒を飲んでいる時間も、お仕事をしている時間もあるでしょう。

でも、ペットにとっては「あなたとの時間」が全て。
しっかりと一緒に過ごせる時間はあるのか考えて、ペットを飼うか判断してください。

そしてもしもまだ犬の十戒を読んだことのない方は、ぜひとも目を通してみてくださいね。
ペットの気持ちに少しでも寄り添うことが出来るはずですよ。

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「もしも」の場合を考えていますか?

ソファーに座るうさぎ

もしも、あなたが病気や怪我で入院しなくてはいけなくなったら。
もしも、お仕事で今よりもうんと多忙になったら。
もしも、引越しをしなくてはいけなくなったら。
もしも、動物のアレルギー反応が出てしまったら。
もしも、生活環境が大きく変わってしまったら。

あなたはそれでもペットを最後までお世話することができますか?

もちろん病気や怪我など、防ぎようのないどうしようもない理由もあります。
しかしその場合でも、代わりにお世話が出来る人は身近にいますか?

「飼えなくなったから、里親に出す」
「お世話が大変だから、保護団体へ預ける」
「想像と違ったから、手放す」

そんな理由で唯一の味方と離れ離れになる動物のこと、考えてあげてください。

「飼えないのかもしれない」のなら「飼わない」。
「自信や責任がない」のなら「飼わない」。

それもまた、動物に対する愛なのだと思っています。

たくさんの幸せを運んでくれる存在

ベッドで休む犬

厳しいことばかりを書き連ねていきましたが、ペットを飼いたい気持ちを否定したいわけではありません。

ただ、相当の決意や想いが必要になる、とお伝えしたかったのです。
動物は本当にたくさんの幸せを運んでくれます。

元気がない時は、笑顔にしてくれて。
悲しい時は、そっと寄り添ってくれて。
落ち込んだ時には、可愛い仕草で笑わせてくれて。

振り返ってみると私自身、小さい頃からペットに支えられた人生だったと思います。

でも、だからこそ。
軽い気持ちで、ペットを家族として迎えて欲しくない。

人も、動物も、一緒に幸せに暮らすために。
飼いたいと思っている方は、今一度真剣に考えてご検討いただけたら嬉しいです。

ペットとの暮らしは、本当に幸せなもの。
自分の人生が今よりも少し、愛おしくなります。

もしも飼いたいと思ったら、譲渡会や里親募集の情報を探してみてください。
きっと最高のパートナーと出逢えるはずですよ。

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2025.10.28

犬の「早食い」には要注意!早食いをやめさせるには?

愛犬がフードをあっという間に食べ終えてしまう「早食い」に、悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか。犬が早食いをすると「消化不良を起こす」「誤嚥のリスクが高くなる」など、健康に悪影響を及ぼすことも。早食いの習慣がある愛犬には、適切な方法で食事のペースをゆっくりにしてあげましょう。 そこで今回は、「犬が早食いをすると起こる悪影響」や、「犬の早食いの原因」「早食いをやめさせる方法」についてご紹介します。 犬が早食いをすると起こる悪影響 犬にとって食事は大きな楽しみのひとつですが、あまりに急いで食べてしまうのは心配ですよね。だからといってそのまま放置してしまうと、愛犬の健康に悪影響を及ぼしかねません。犬の早食いは、体にさまざまなトラブルをもたらす可能性があります。犬が早食いをすると起こる可能性のある悪影響とは、以下のようなものです。・消化不良を起こす・嘔吐や下痢の原因になる・喉に詰まらせて誤嚥する危険性が高まる・胃拡張や胃捻転などの命に関わる病気を発症するリスクがある・空気を一緒に飲み込み、げっぷやお腹の張りが起こりやすくなる・満腹感を得にくく、肥満につながる 飼い主さんは愛犬が健康的な食生活を送れるよう、早食いを改善してあげましょう。 次は、「犬の早食いの原因」を見ていきましょう。 犬の早食いの原因 愛犬の早食いを改善するには、まずその原因を知ることが大切ですよね。以下のような原因で、愛犬は早食いをしている可能性があります。 本能的な行動 犬が早食いをする原因のひとつに、「本能的な行動」があります。犬の祖先であるオオカミは群れで狩りをして獲物を分け合っていたため、ゆっくり食べていると他の仲間に食べ物を取られてしまいます。そのため犬には「食べ物は素早く食べないと取られてしまう」という本能が残っており、早食いをしてしまうのです。多頭飼いの家庭では特に、この本能的な競争心が刺激されやすくなります。 空腹感が強い 「空腹感が強い」ことも、犬が早食いをする原因です。食事の回数が少なかったり、1回の食事量が足りていなかったりすると、犬は強い空腹感を感じて早食いをしてしまいます。また食事の時間が不規則だと、犬は「次にいつ食べられるかわからない」という不安から、早食いをする傾向があります。愛犬の体格や年齢、活動量に合った適切な食事量と回数を守ることが大切です。 フードの嗜好性が高い 犬が早食いをする原因として、「フードの嗜好性が高い」ことも挙げられます。愛犬にとって美味しすぎるフードは、夢中になって一気に食べてしまう原因になります。特に香りが強く、脂肪分の多いフードは犬の食欲を刺激しやすく、早食いを助長することがあります。フードを変えたタイミングで早食いが始まった場合は、嗜好性の高さが原因かもしれません。 次は、「犬の早食いをやめさせる方法」を見ていきましょう。 犬の早食いをやめさせる方法 愛犬には、健康的な食事の仕方を身につけてほしいですよね。以下のような方法で、愛犬の早食いを改善してあげましょう。 早食い防止食器を使う 「早食い防止食器を使う」ことは、犬の早食いをやめさせる効果的な方法です。早食い防止食器は、食器の底に凹凸や突起があり、犬が一度にたくさんのフードを口に入れられない設計になっています。犬は凹凸の間からフードを探しながら食べるため、自然と食事のペースがゆっくりになります。早食い防止食器には様々な形状のものがあるので、愛犬の犬種や口の大きさに合ったものを選びましょう。 食事の回数を増やす 犬の早食いをやめさせる方法として、「食事の回数を増やす」ことも有効です。1日の食事量を変えずに、回数を2回から3〜4回に増やすことで、1回あたりの食事量が減り、空腹感が和らぎます。空腹感が強すぎないと、犬は焦って食べる必要がなくなり、自然とゆっくり食べるようになります。特に朝晩の2回食で早食いをしてしまう犬には、昼食を追加するなどの工夫をしてみましょう。 フードを分けて与える 「フードを分けて与える」ことも、犬の早食いを防ぐ方法のひとつです。1回分のフードを一度に与えるのではなく、少量ずつ数回に分けて与えることで、食事時間を自然と延ばすことができます。愛犬が1回分を食べ終えたら、少し間を置いてから次の分を与えるようにしましょう。この方法は、飼い主さんが食事の時間に立ち会える場合に特に効果的です。 知育玩具を活用する 犬の早食いをやめさせる方法として、「知育玩具を活用する」こともお勧めです。フードを中に入れられる知育玩具を使うと、犬は転がしたり噛んだりしながら少しずつフードを食べることになります。この方法は食事のペースをゆっくりにするだけでなく、脳の活性化にもつながります。ただし知育玩具は犬によって難易度が合わない場合があるので、愛犬に適したものを選びましょう。以下は、早食い防止の注意ポイントです。・急激な変化は犬にストレスを与えるため、徐々に改善していく・多頭飼いの場合は、それぞれの犬を別々の場所で食事させる・食事中は静かな環境を作り、犬が落ち着いて食べられるようにする・フードの量や回数を変える場合は、1日の総摂取カロリーは変えない 次は、「早食い以外にも注意したい食事のマナー」を見ていきましょう。 早食い以外にも注意したい食事のマナー 愛犬の食事には、早食い以外にも注意すべきポイントがあります。以下のような食事のマナーにも気を配りましょう。 食事中の唸り声 「食事中の唸り声」は、犬が食べ物を守ろうとする行動の表れです。この行動を放置すると、飼い主さんや他のペットに攻撃的になる可能性があります。子犬のうちから、食事中に食器に触れても大丈夫なように慣らしておくことが大切です。食事中に優しく声をかけたり、オヤツを追加したりして、人が近づくことは良いことだと教えましょう。 食べムラ 「食べムラ」は、犬が気分によって食べたり食べなかったりする状態です。食べムラがあると、適切な栄養管理ができなくなってしまいます。決まった時間に食事を与え、15〜20分経ったら食べ残していても食器を下げるようにしましょう。この習慣をつけることで、犬は「食事の時間に食べないともらえない」ことを学びます。 健康的な食事習慣を身につけよう 犬の早食いは消化器系のトラブルだけでなく、命に関わる病気を引き起こす可能性もあります。愛犬が早食いをする場合は、早食い防止食器や食事回数の調整などで、ゆっくり食べる習慣を身につけさせてあげましょう。愛犬が健康的な食事習慣を身につけることで、飼い主さんも安心して食事の時間を見守ることができますね!

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うさぎが人間の食べ物で絶対に食べてはいけないものって?

うさぎを飼っていると、ついつい人間の食べ物をあげたくなってしまうことがありますよね。しかし、人間にとっては美味しく安全な食べ物でも、うさぎにとっては命に関わる危険な食べ物があることをご存知ですか?うさぎの健康を守るためには、絶対に食べさせてはいけない食べ物をしっかりと把握しておくことが大切です。 そこで今回は、「うさぎが人間の食べ物を食べると起こる危険」や、「うさぎが絶対に食べてはいけない食べ物」「うさぎに与えても良い食べ物」についてご紹介します。 うさぎが人間の食べ物を食べると起こる危険 うさぎは草食動物で、消化器官も人間とは大きく異なります。そのため、人間が普段食べている食べ物の多くは、うさぎの体には適していません。うさぎに人間の食べ物を与えてしまうと、健康面でさまざまな悪影響をもたらしかねません。うさぎが人間の食べ物を食べると起こる可能性のある危険とは、以下のようなものです。・消化不良を起こす・下痢や軟便になる・肥満になる・中毒症状を起こす・内臓に負担がかかり、病気を発症する・最悪の場合、死に至ることもある飼い主さんはうさぎが健康的な生活を送れるよう、与えてはいけない食べ物をしっかりと覚えておきましょう。 次は、「うさぎが絶対に食べてはいけない食べ物」を見ていきましょう。 うさぎが絶対に食べてはいけない食べ物 大切なうさぎの健康を守るためには、絶対に食べさせてはいけない食べ物を把握しておく必要があります。以下のような食べ物は、うさぎに与えないように注意しましょう。 チョコレート・カフェイン チョコレートやココア、コーヒーなどのカフェインを含む食べ物は、うさぎにとって非常に危険です。チョコレートに含まれるテオブロミンという成分は、うさぎが分解できないため中毒症状を引き起こします。カフェインも同様に、うさぎの心臓や神経系に悪影響を及ぼし、最悪の場合は死に至ることもあります。以下は、チョコレートやカフェインを含む食べ物の例です。・チョコレート菓子・ココアパウダーを使った食品・コーヒー、紅茶、緑茶・エナジードリンク万が一、うさぎがこれらの食べ物を口にしてしまった場合は、すぐに動物病院を受診してください。 ネギ類 玉ねぎ 長ネギ、ニラ、にんにくなどのネギ類は、うさぎに絶対に与えてはいけない食べ物です。ネギ類に含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分が、うさぎの赤血球を破壊して貧血を引き起こします。加熱してもこの成分は分解されないため、調理したネギ類も同様に危険です。 以下は、ネギ類を含む食べ物の例です。・ハンバーグやミートソース・すき焼きや鍋料理 ・餃子やシュウマイ・スープや味噌汁ネギ類は様々な料理に使われているため、うさぎが誤って食べてしまわないよう十分に注意しましょう。 アボカド 健康食品として人気のアボカドですが、うさぎにとっては有毒な食べ物です。アボカドに含まれるペルシンという成分が、うさぎの消化器官や心臓に深刻なダメージを与えます。少量でも中毒症状を引き起こす可能性があるため、絶対に与えないようにしてください。 以下は、アボカドを使った料理の例です。・アボカドサラダ・アボカドディップ・カリフォルニアロール・アボカドトーストアボカドは皮や種にも毒性があるので、調理中の取り扱いにも注意が必要です。 次は、「うさぎに与えても良い食べ物」を見ていきましょう。 うさぎに与えても良い食べ物 うさぎに人間の食べ物を与えることは基本的にお勧めしませんが、少量であれば与えても問題ない食べ物もあります。以下のような食べ物は、おやつとして時々与えることができます。 野菜 うさぎは草食動物なので、新鮮な野菜は良いおやつになります。ただし、すべての野菜が安全というわけではないので、与える前に必ず確認しましょう。うさぎに与えても良い野菜は、以下のようなものです。・にんじん・小松菜・チンゲン菜・パセリ・ブロッコリーの葉野菜を与える際は、よく洗って農薬を落とし、少量から始めて様子を見るようにしてください。 果物 果物は糖分が多いため、ごく少量をたまにあげる程度にとどめましょう。与え過ぎると肥満や消化不良の原因になるので注意が必要です。うさぎに与えても良い果物は、以下のようなものです。・りんご(種と芯は除く)・いちご ・ブルーベリー・バナナ(少量)・パパイヤ果物を与える際は、種や皮を取り除き、小さく切ってから与えるようにしましょう。 ハーブ 新鮮なハーブは、うさぎの健康にも良い影響を与える場合があります。ただし、すべてのハーブが安全というわけではないので、事前に確認が必要です。うさぎに与えても良いハーブは、以下のようなものです。・バジル・ミント・パクチー・ディル・カモミールハーブを与える際も、無農薬のものを選び、少量から始めることが大切です。 安全な食事でうさぎの健康を守りましょう 人間の食べ物の中には、うさぎにとって命に関わる危険なものがたくさんあります。特にチョコレート、ネギ類、アボカドなどは絶対に与えないよう、細心の注意を払いましょう。うさぎの主食は牧草とペレットが基本で、人間の食べ物を与える必要はありません。大切なうさぎの健康を守るために、正しい知識を持って適切な食事管理を行っていきましょうね!

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愛猫の健康を守る季節ごとのケアガイド

四季の変化に伴い、猫の体調や行動にも変化が現れます。 季節ごとの適切なケアを怠ると「熱中症や低体温症のリスク」「皮膚トラブル」など、愛猫の健康に悪影響を及ぼすことも。 季節の変わり目や気候の変化が激しい時期は、愛猫に合わせた健康管理で快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。 そこで今回は、「季節ごとに気をつけるべき猫の健康リスク」や、「春夏秋冬それぞれのケアのポイント」「季節に応じた生活環境の整え方」についてご紹介します。 季節ごとに気をつけるべき猫の健康リスク 猫にとって快適な環境を保つことは健康維持に欠かせませんが、季節の変化に合わせたケアは見落とされがちです。だからといって同じケアを一年中続けるだけでは、愛猫は季節特有の健康リスクにさらされてしまいます。季節に応じた適切なケアを行わないと、猫の健康にさまざまな悪影響をもたらしかねません。季節ごとのケアを怠ると起こる可能性のある健康リスクとは、以下のようなものです。・熱中症や脱水症状を引き起こす・低体温症や関節の痛みが悪化する・換毛期の毛球症リスクが高まる・皮膚の乾燥やアレルギー症状が悪化する・季節の変化によるストレスで食欲不振や体調不良になる・寄生虫や感染症にかかるリスクが高くなる飼い主さんは愛猫が一年を通して健康的な生活を送れるよう、季節に合わせたケアをしっかりと行いましょう。 次は、「春のケアのポイント」を見ていきましょう。 春のケアのポイント 愛猫には、春特有の健康リスクに備えて快適に過ごせる環境を整えてあげたいですよね。 以下のようなケアで、愛猫の春の健康を守りましょう。 換毛期のブラッシング 「換毛期のブラッシング」は、春の猫のケアで最も重要なポイントです。猫は春になると冬毛から夏毛に生え変わるため、抜け毛の量が一気に増加します。「換毛期のブラッシング」は、毛球症の予防や皮膚の健康維持にも最適です。「換毛期のブラッシング」は、愛猫の毛質に合ったブラシを使って、優しく丁寧に行うだけ。このときに使用するブラシは、「換毛期のケア」に適した、抜け毛を効率的に取り除けるタイプを選んでください。「換毛期のブラッシング」は、以下のような手順で行いましょう。・愛猫がリラックスしている時間帯を選ぶ・背中から腰にかけて優しくブラッシングする・お腹や脇の下など抜け毛が溜まりやすい部分も丁寧にブラッシングする・ブラッシング後は褒めてあげて、オヤツをあげる以下は、「換毛期のブラッシング」の注意ポイントです。・無理に引っ張らず、優しく丁寧にブラッシングする・嫌がる場合は短時間から始めて、徐々に慣らしていく・皮膚に異常がないか、ブラッシング中にチェックする ノミ・ダニ対策 春の猫のケアとして、「ノミ・ダニ対策」もお勧めです。暖かくなる春は、ノミやダニなどの寄生虫が活発になる季節です。春の「ノミ・ダニ対策」には、下記のような予防方法をお勧めします。・動物病院で処方される予防薬を定期的に投与する・室内を清潔に保ち、こまめに掃除機をかける・猫用ベッドや毛布を定期的に洗濯する「ノミ・ダニ対策」は、以下のような手順で行いましょう。・動物病院で愛猫に適した予防薬を処方してもらう・獣医師の指示に従って定期的に投与する・愛猫の体を触って、寄生虫がいないかチェックする・異常を発見したらすぐに動物病院を受診する以下は、「ノミ・ダニ対策」の注意ポイントです。・予防薬は必ず猫用のものを使用する・完全室内飼いでも予防対策は必要・外出する飼い主さんが寄生虫を持ち込む可能性があることを忘れない・多頭飼いの場合は全ての猫に予防対策を行う アレルギー対策 「アレルギー対策」も、春の猫のケアとして重要です。春は花粉やハウスダストが増える季節で、猫もアレルギー症状を起こすことがあります。「アレルギー対策」には、以下のような方法があります。・空気清浄機の設置=花粉やハウスダストを除去するため、HEPAフィルター搭載の空気清浄機を設置する・こまめな換気と掃除=窓を開けて換気する際は花粉の少ない時間帯を選び、掃除はこまめに行う・猫の足裏を拭く=外から帰宅した際は、猫が触れる前に床を拭き、猫の足裏も優しく拭いてあげる以下は、「アレルギー対策」の注意ポイントです。・くしゃみや目のかゆみなどのアレルギー症状が出たら、すぐに動物病院を受診する・人間用のアレルギー薬は絶対に使用しない・加湿器で適度な湿度を保ち、アレルゲンの飛散を抑えるいずれのアレルギー対策でも愛猫の様子をよく観察し、異常があればすぐに獣医師に相談しましょう。 次は、「夏のケアのポイント」を見ていきましょう。 夏のケアのポイント 暑い夏は熱中症のリスクが高まるため、愛猫の体調管理には特に注意が必要です。以下は、そんな夏の季節にお勧めのケアのポイントです。 熱中症対策 夏の猫のケアで最も重要なのが「熱中症対策」です。猫は汗をかけないため体温調節が苦手で、室温が高いと熱中症になるリスクが高まります。「熱中症対策」として、室温を26〜28度に保ち、エアコンで快適な環境を整えてあげましょう。また、愛猫がいつでも新鮮な水を飲めるよう、複数の場所に水飲み場を設置することも大切です。さらに、ひんやりマットや冷感ベッドなどの冷却グッズを活用すると、愛猫が自分で涼める場所を選べるようになりますよ。 水分補給の工夫 猫の夏のケアとして、しっかりと水分を摂取させる工夫も重要です。猫はもともと水をあまり飲まない動物ですが、夏は脱水症状のリスクが高まります。水分補給を促すために、流れる水を好む猫には自動給水器を設置したり、ウェットフードの割合を増やしたりするのが効果的です。また氷を一つ水に浮かべると、興味を持って水を飲む猫もいますので試してみてください。 秋のケアのポイント 秋は気温の変化が大きく、愛猫の体調管理に注意が必要な季節です。秋特有の健康リスクに備えて、以下のようなケアを行いましょう。 体重管理と食欲の調整 秋の猫のケアとして、「体重管理と食欲の調整」が重要です。秋は気温が下がり始め、猫の食欲が増加する季節です。冬に備えてエネルギーを蓄えようとする本能から、食べ過ぎて肥満になるリスクが高まります。「体重管理と食欲の調整」では、愛猫の体重を定期的にチェックし、適切な食事量を維持することが大切です。急に食欲が増した場合は、低カロリーのオヤツに切り替えたり、食事の回数を増やして一回の量を減らしたりする工夫をしましょう。 適度な運動も取り入れて、健康的な体重を維持してあげてください。 換毛期のケア(秋) 秋も春と同様に、「換毛期のケア」が必要な季節です。秋は夏毛から冬毛へと生え変わる時期で、再び抜け毛が増加します。こまめなブラッシングで抜け毛を取り除き、毛球症を予防しましょう。また、ブラッシング中に皮膚の状態もチェックして、乾燥や炎症がないか確認してください。 冬のケアのポイント 寒い冬は、愛猫が快適に過ごせるよう温度管理や健康チェックが重要になります。以下のようなケアで、愛猫の冬の健康を守りましょう。 寒さ対策と保温 「寒さ対策と保温」は、冬の猫のケアで最も大切なポイントです。猫は寒さに弱い動物で、特にシニア猫や子猫、短毛種は体温を保ちにくい傾向があります。室温を20〜23度に保ち、エアコンやヒーターで快適な環境を整えてあげましょう。また、猫用のベッドに毛布やブランケットを敷いたり、ペット用ホットカーペットを活用したりするのも効果的です。ただし、低温やけどを防ぐため、ホットカーペットには必ずカバーをかけ、温度設定に注意してください。 関節ケアと運動 冬の猫のケアとして、「関節ケアと運動」も忘れてはいけません。寒さで筋肉が硬くなり、関節に負担がかかりやすくなるため、特にシニア猫は注意が必要です。室内を暖かく保つことはもちろん、適度な運動で筋肉や関節の柔軟性を維持しましょう。 キャットタワーや遊びを通じて、無理のない範囲で体を動かす機会を作ってあげてください。 季節に合わせた愛猫の健康管理 季節の変化に応じた適切なケアを怠ると、愛猫の心身にさまざまな健康リスクが起こりやすくなります。愛猫が一年を通して快適に過ごせるよう、春夏秋冬それぞれの季節に合わせた健康管理を行ってあげましょう。季節ごとのケアをしっかりと行いながら愛猫との時間を大切に過ごすと、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね!

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2025.10.22

犬のための歯磨きマスター術歯周病予防と口臭対策

愛犬の口臭が気になったり、歯に歯垢がついていたりすると心配になりますよね。犬が歯磨きを嫌がると「歯周病が進行する」「口臭がひどくなる」など、口腔内にさまざまなトラブルを引き起こすことも。毎日の歯磨きを習慣化して、愛犬の歯周病や口臭を予防してあげましょう。 そこで今回は、「犬の歯磨きをしないと起こる悪影響」や、「犬の歯磨きマスター術」「歯周病予防と口臭対策」についてご紹介します。 犬の歯磨きをしないと起こる悪影響 犬にとって歯磨きは欠かせないケアですが、歯磨きを嫌がる愛犬に無理やりさせるのは難しいですよね。だからといって歯磨きをせずに放置していると、愛犬は歯周病や口臭などのトラブルを抱えてしまいます。犬の歯磨き不足は、口腔内だけでなく全身にさまざまな悪影響をもたらしかねません。犬の歯磨きをしないと起こる可能性のある悪影響とは、以下のようなものです。・歯垢や歯石が溜まる・歯周病が進行する・口臭がひどくなる・歯が抜け落ちてしまう・食欲不振や体重減少を引き起こす・細菌が血液に入り込み、心臓病や腎臓病など重篤な病気を発症するリスクが高くなる飼い主さんは愛犬が健康的な生活を送れるよう、毎日しっかりと歯磨きをしてあげましょう。 次は、「犬の歯磨きマスター術」を見ていきましょう。 犬の歯磨きマスター術 愛犬には、嫌がらずに楽しみながら歯磨きをさせてあげたいですよね。以下のような歯磨きマスター術で、愛犬の歯周病予防と口臭対策を行いましょう。 口周りを触る練習 「口周りを触る練習」は、歯磨きに慣れさせるための第一歩です。犬は本能的に口や鼻を触られることを嫌がるので、「口周りを触る練習」は歯磨きをスムーズに行うために最適です。「口周りを触る練習」は、愛犬の口周りやマズルを優しく触るだけ。このときは、愛犬がリラックスしている状態で、無理に触らないように注意してください。「口周りを触る練習」は、以下のような手順で行いましょう。・愛犬がリラックスしているときに、優しく声をかけながら近づく・口周りやマズルを短時間だけ優しく触る・嫌がらずに触らせてくれたら、オヤツをあげて褒める・触らせてくれる時間を少しずつ延ばしていく以下は、「口周りを触る練習」の注意ポイントです。・無理やり触らない・愛犬が嫌がったらすぐに止めて、翌日以降に再チャレンジする・焦らずに愛犬のペースに合わせて進める 歯磨きシートで慣らす 犬の歯磨きマスター術として、「歯磨きシートで慣らす」こともお勧めです。いきなり歯ブラシを使うと嫌がる犬も多いので、まずは歯磨きシートで口の中を触られることに慣らしていきましょう。歯磨きシートでの練習には、下記のような犬用の製品をお勧めします。・指に巻きつけて使える犬用歯磨きシート・低刺激で優しい拭き心地のシート・犬が好む香りや味がついたシート「歯磨きシートで慣らす」は、以下のような手順で行いましょう。・歯磨きシートを指に巻きつけて、愛犬に匂いを嗅がせる・前歯や犬歯など触りやすい部分から優しく拭く・上手くできたらオヤツをあげて褒める・徐々に奥歯や歯の裏側も拭けるようにする以下は、「歯磨きシートで慣らす」の注意ポイントです。・1回の練習時間は短めにして、愛犬が嫌になる前に終わらせる・力を入れすぎず、優しく拭く・毎日少しずつ続けて、歯磨きに慣れさせる・嫌がったら無理をせず、また翌日にチャレンジする 歯ブラシでの歯磨き 「歯ブラシでの歯磨き」も、犬の歯周病予防と口臭対策に効果的です。歯磨きシートに慣れてきたら、いよいよ歯ブラシを使った本格的な歯磨きに挑戦しましょう。「歯ブラシでの歯磨き」には、以下のような遊び方があります。・歯ブラシ選び=愛犬の口のサイズに合った、柔らかい毛質の犬用歯ブラシを選ぶ・歯磨き粉=犬用の歯磨き粉を使用し、愛犬に舐めさせて味に慣れさせる・磨き方=歯と歯茎の境目を中心に、優しく小刻みに動かしながら磨く以下は、「歯ブラシでの歯磨き」の注意ポイントです。・最初は前歯だけを磨き、徐々に奥歯や裏側も磨けるようにする・歯ブラシを嫌がる場合は、指サック型の歯ブラシから始める・磨く角度は45度を意識し、歯周ポケットの汚れもしっかり落とすいずれの歯磨きでもオヤツを活用すると犬のモチベーションを保ちやすくなりますが、あげ過ぎには注意しましょう。 次は、犬の歯周病予防に役立つ「デンタルケアグッズ」を見ていきましょう。 デンタルケアグッズ 毎日の歯磨きに加えて、デンタルケアグッズも活用したい! 以下は、そんな飼い主さんと愛犬にお勧めのデンタルケアグッズです。 デンタルガム 歯磨きだけでなく、デンタルガムも歯周病予防に効果が期待できるアイテムです。デンタルガムは噛むことで歯垢を落とし、口臭予防にも役立つので、歯磨きが苦手な犬にもお勧めです。また噛むという行為自体がストレス解消になるので、愛犬の精神的な健康維持にも効果が期待できますよ。 デンタルトイ 犬のデンタルケアグッズとして、遊びながら歯磨き効果が得られるデンタルトイもお勧めです。近ごろは噛むことで歯垢を除去できる凹凸のある形状や、歯磨き成分が練り込まれた「犬用デンタルトイ」も増えてきました。デンタルトイは遊びの延長で使えるので、歯磨きを嫌がる犬でも抵抗なく受け入れやすく、楽しみながらデンタルケアができます。 楽しく続けられる犬の歯磨き習慣 歯磨きを怠って歯周病が進行すると、愛犬の口腔内だけでなく全身にさまざまな悪影響が起こりやすくなります。愛犬が歯磨きを嫌がってうまくできないときは、段階を踏んだ歯磨きマスター術で犬の歯周病や口臭を予防してあげましょう。愛犬の歯磨きを毎日の習慣にして楽しく続けていくと、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね!