動物の殺処分ゼロを目指して、わたしたちが出来ること
飼い主のいない犬や猫。なんらかの理由で突然一人きりになってしまう動物たち。ペットショップで売れ残ってしまった動物たち。里親などが見つからない場合、多くの動物たちは「殺処分」をされていまいます。
人間の身勝手な意思によって、たった1つの命を奪われてしまう。抵抗することもできず、いやだと想いを言葉にすることもできず、動物たちは天国へと旅立ちます。
そんな悲しい想いをする動物たちを少しでも減らすために。
わたしたちは何が出来るのか。
今回は殺処分ゼロのために出来ることをご紹介していきます。
飼えないなら、飼わない
「かわいいから」「流行っているから」。
知識もなく責任もとれず、衝動買いしたのち、手放すという飼い主がたくさんいます。
「こんなはずじゃなかった」では済まされません。
飼う前にまずは考えて、「飼わない」選択肢をすることも大事です。もし飼えないけれど犬や猫と触れ合いたいときは、動物と触れ合える施設などにいくのもおすすめです。
保護犬カフェなどの売り上げは、保護活動の資金にあてられるお店もありますので、お店でお茶をするだけでも十分な支援になりますよ。
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ボランティア団体への寄付
日本には動物愛護を考えたいくつかのボランティア団体や保護団体がいます。
身寄りのない動物を保護したり。
去勢手術をおこなったりなど。
たくさんの動物のお世話をするとなると多くのお金がかかります。寄付金を募集している団体もありますので、命を救うためにぜひとも考えてみてください。
ふるさと納税で援助をする
最近よく聞くようになった「ふるさと納税」。自治体に寄付をすることで、地域に貢献しながらお礼の品がもらえるなどで有名になりました。
そんなふるさと納税。動物愛護として活用している地域もあるそう。地域によって用途はことなりますが、「納税」をして動物たちの支えになれることもあります。
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譲渡会で動物を迎える
保護犬や保護猫の里親を募集する譲渡会。ボランティア団体の方によって開催されていることがあります。里親になるには団体によっていつくか条件はありますが、「里親になりたい」と少しでも思っていただけたら、お近くで開催されている譲渡会に一度足を運んでみてもいいでしょう。
譲渡会についての記事もありますので、参考になれば幸いです。
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少しでも殺処分が減りますように
人間による身勝手な想いや行動によって命を失ってしまう。
忙しいから、世話ができないから、飽きたから、なつかないから。
そういった理由で、悲しい命の終わりを迎える動物がなくなりますよう。「しょうがないこと」ではなく、殺処分に向き合って出来ることをやっていければと思います。