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COLUMNコラム

CAT

POSTED on 2025.08.04

エアコンはつけっぱなし?夏の猫の熱中症・暑さ対策を紹介

暑い夏の季節は室内でも気温が上昇し、愛猫が熱中症になってしまうリスクが高くなります。 猫が熱中症になると「体温調節ができなくなる」「脱水症状を起こす」など、命に関わる危険な状態になることも。 高温多湿な時期は、愛猫が快適に過ごせる暑さ対策で熱中症や体調不良を予防してあげましょう。

そこで今回は、「猫の熱中症の症状と対処法」や、「夏の猫のための暑さ対策」「エアコンの使い方」についてご紹介します。

猫の熱中症の症状と危険性

猫にとって暑さは大敵ですが、夏の高温多湿な環境では室内でも熱中症のリスクが高まります。 だからといって扇風機だけの対策では、愛猫の体温調節は追いつかなくなってしまいます。 猫の熱中症は、放置すると命に関わる深刻な状態を引き起こしかねません。 猫が熱中症になったときに現れる可能性のある症状とは、以下のようなものです。

  • 激しいパンティング(口を開けてハアハアと呼吸する)
  • よだれが大量に出る
  • 舌や歯茎の色が濃い赤色になる
  • ぐったりして動かなくなる
  • 嘔吐や下痢を起こす
  • 体温が上昇し、触ると熱く感じる
  • 意識がもうろうとし、けいれんを起こすことがある 飼い主さんは愛猫が健康的な夏を過ごせるよう、適切な暑さ対策を行いましょう。

次は、「夏の猫のための暑さ対策」を見ていきましょう。

夏の猫のための暑さ対策

愛猫には、夏でも快適に過ごせる環境を整えてあげたいですよね。 以下のような暑さ対策で、愛猫の健康を守ってあげましょう。

エアコンでの温度管理

「エアコンでの温度管理」は、猫の熱中症予防に最も効果的な対策です。 猫は人間よりも暑さに弱く、体温調節が苦手なので、「エアコンでの温度管理」は必須といえるでしょう。 「エアコンでの温度管理」は、室温を26~28度程度に保つことが大切。 このときの湿度は、50~60%程度に設定することをお勧めします。 「エアコンでの温度管理」は、以下のような手順で行いましょう。

  • 室温を26~28度に設定する
  • 湿度を50~60%に調整する
  • 愛猫が涼しい場所と温かい場所を選べるように、部屋の一部に温度差を作る
  • エアコンの風が直接愛猫に当たらないよう風向きを調整する 以下は、「エアコンでの温度管理」の注意ポイントです。
  • 電気代を気にして温度を上げすぎない
  • 愛猫が自由に移動できるように、ドアを開けておく
  • 愛猫が冷えすぎてしまったら、毛布などで体温調節できるようにする

水分補給の工夫

猫の暑さ対策として、「水分補給の工夫」も重要です。 猫は元々あまり水を飲まない動物ですが、夏場の脱水症状を防ぐために十分な水分摂取が必要です。 夏場の「水分補給の工夫」には、下記のような方法をお勧めします。

  • 新鮮な水を複数の場所に設置する
  • 水にウェットフードを混ぜて水分摂取量を増やす
  • 氷を少し入れて冷たい水を提供する 「水分補給の工夫」は、以下のような手順で行いましょう。
  • 愛猫がよく通る場所に水飲み場を複数設置する
  • 毎日新鮮な水に交換する
  • ウェットフードを活用して食事からも水分を摂取させる
  • 愛猫の飲水量をチェックして、いつもより少ない場合は注意深く観察する 以下は、「水分補給の工夫」の注意ポイントです。
  • 愛猫の好みに合わせて、陶器やステンレス製の器を選ぶ
  • 愛猫が水を飲んでいる姿を見守り、飲水量の変化に気づく
  • 水の温度は冷たすぎず、常温~少し冷たい程度にする
  • 衛生面を考慮して、器はこまめに洗浄する

涼しい環境づくり

「涼しい環境づくり」も、猫の暑さ対策には欠かせません。 エアコン以外にも工夫次第で愛猫にとって快適な涼しい空間を作ることができます。 「涼しい環境づくり」には、以下のような方法があります。

  • クールマット=ひんやりとした感触のクールマットを愛猫のお気に入りの場所に設置する
  • 遮光カーテン=直射日光を遮る遮光カーテンで室温の上昇を防ぐ
  • 扇風機=空気を循環させる扇風機を活用して、室内の温度を均一にする 以下は、「涼しい環境づくり」の注意ポイントです。
  • 愛猫がクールマットを嫌がる場合は、無理に使わせない
  • 扇風機の風が直接愛猫に当たり続けないよう注意する
  • 冷房効率を上げるため、不要な熱源(照明など)を減らす いずれの暑さ対策でも愛猫の様子を観察しながら調整することが大切ですが、無理をさせないよう注意しましょう。

次は、猫のための「エアコンの効果的な使い方」を見ていきましょう。

エアコンの効果的な使い方

暑い夏を愛猫と快適に過ごすためには、エアコンの正しい使い方を知ることが大切! 以下は、そんな飼い主さんと愛猫にお勧めのエアコン活用法です。

つけっぱなしvsこまめなオンオフ

エアコンは愛猫の熱中症予防に必要不可欠ですが、電気代が気になって使用を控える飼い主さんも多いですよね。 実は夏場のエアコンは、こまめにオンオフするよりもつけっぱなしの方が電気代を抑えられる場合があります。 また愛猫の健康面を考えても、室温を一定に保てるつけっぱなし運転の方が体調管理に適しています。

外出時のエアコン使用

猫の暑さ対策として、外出時のエアコン使用も重要な検討事項です。 短時間の外出でも夏場の室温は急激に上昇するため、愛猫を室内に残す際はエアコンの使用をお勧めします。 外出時は通常より1~2度高めに設定し、愛猫が快適に過ごせる温度を維持しましょう。

愛猫と飼い主さんが快適に過ごす夏の暑さ対策

暑さが厳しい夏の季節に適切な対策を行わないと、愛猫の健康にさまざまな悪影響が起こりやすくなります。 愛猫の熱中症や体調不良を防ぐためには、エアコンでの温度管理や水分補給の工夫で暑さ対策を徹底してあげましょう。 愛猫が夏を快適に過ごせる環境を整えながら一緒に涼しい時間を過ごすと、飼い主さんとの絆もさらに深められそうですね🐱

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うさぎを飼っていると、ついつい人間の食べ物をあげたくなってしまうことがありますよね。しかし、人間にとっては美味しく安全な食べ物でも、うさぎにとっては命に関わる危険な食べ物があることをご存知ですか?うさぎの健康を守るためには、絶対に食べさせてはいけない食べ物をしっかりと把握しておくことが大切です。 そこで今回は、「うさぎが人間の食べ物を食べると起こる危険」や、「うさぎが絶対に食べてはいけない食べ物」「うさぎに与えても良い食べ物」についてご紹介します。 うさぎが人間の食べ物を食べると起こる危険 うさぎは草食動物で、消化器官も人間とは大きく異なります。そのため、人間が普段食べている食べ物の多くは、うさぎの体には適していません。うさぎに人間の食べ物を与えてしまうと、健康面でさまざまな悪影響をもたらしかねません。うさぎが人間の食べ物を食べると起こる可能性のある危険とは、以下のようなものです。・消化不良を起こす・下痢や軟便になる・肥満になる・中毒症状を起こす・内臓に負担がかかり、病気を発症する・最悪の場合、死に至ることもある飼い主さんはうさぎが健康的な生活を送れるよう、与えてはいけない食べ物をしっかりと覚えておきましょう。 次は、「うさぎが絶対に食べてはいけない食べ物」を見ていきましょう。 うさぎが絶対に食べてはいけない食べ物 大切なうさぎの健康を守るためには、絶対に食べさせてはいけない食べ物を把握しておく必要があります。以下のような食べ物は、うさぎに与えないように注意しましょう。 チョコレート・カフェイン チョコレートやココア、コーヒーなどのカフェインを含む食べ物は、うさぎにとって非常に危険です。チョコレートに含まれるテオブロミンという成分は、うさぎが分解できないため中毒症状を引き起こします。カフェインも同様に、うさぎの心臓や神経系に悪影響を及ぼし、最悪の場合は死に至ることもあります。以下は、チョコレートやカフェインを含む食べ物の例です。・チョコレート菓子・ココアパウダーを使った食品・コーヒー、紅茶、緑茶・エナジードリンク万が一、うさぎがこれらの食べ物を口にしてしまった場合は、すぐに動物病院を受診してください。 ネギ類 玉ねぎ 長ネギ、ニラ、にんにくなどのネギ類は、うさぎに絶対に与えてはいけない食べ物です。ネギ類に含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分が、うさぎの赤血球を破壊して貧血を引き起こします。加熱してもこの成分は分解されないため、調理したネギ類も同様に危険です。 以下は、ネギ類を含む食べ物の例です。・ハンバーグやミートソース・すき焼きや鍋料理 ・餃子やシュウマイ・スープや味噌汁ネギ類は様々な料理に使われているため、うさぎが誤って食べてしまわないよう十分に注意しましょう。 アボカド 健康食品として人気のアボカドですが、うさぎにとっては有毒な食べ物です。アボカドに含まれるペルシンという成分が、うさぎの消化器官や心臓に深刻なダメージを与えます。少量でも中毒症状を引き起こす可能性があるため、絶対に与えないようにしてください。 以下は、アボカドを使った料理の例です。・アボカドサラダ・アボカドディップ・カリフォルニアロール・アボカドトーストアボカドは皮や種にも毒性があるので、調理中の取り扱いにも注意が必要です。 次は、「うさぎに与えても良い食べ物」を見ていきましょう。 うさぎに与えても良い食べ物 うさぎに人間の食べ物を与えることは基本的にお勧めしませんが、少量であれば与えても問題ない食べ物もあります。以下のような食べ物は、おやつとして時々与えることができます。 野菜 うさぎは草食動物なので、新鮮な野菜は良いおやつになります。ただし、すべての野菜が安全というわけではないので、与える前に必ず確認しましょう。うさぎに与えても良い野菜は、以下のようなものです。・にんじん・小松菜・チンゲン菜・パセリ・ブロッコリーの葉野菜を与える際は、よく洗って農薬を落とし、少量から始めて様子を見るようにしてください。 果物 果物は糖分が多いため、ごく少量をたまにあげる程度にとどめましょう。与え過ぎると肥満や消化不良の原因になるので注意が必要です。うさぎに与えても良い果物は、以下のようなものです。・りんご(種と芯は除く)・いちご ・ブルーベリー・バナナ(少量)・パパイヤ果物を与える際は、種や皮を取り除き、小さく切ってから与えるようにしましょう。 ハーブ 新鮮なハーブは、うさぎの健康にも良い影響を与える場合があります。ただし、すべてのハーブが安全というわけではないので、事前に確認が必要です。うさぎに与えても良いハーブは、以下のようなものです。・バジル・ミント・パクチー・ディル・カモミールハーブを与える際も、無農薬のものを選び、少量から始めることが大切です。 安全な食事でうさぎの健康を守りましょう 人間の食べ物の中には、うさぎにとって命に関わる危険なものがたくさんあります。特にチョコレート、ネギ類、アボカドなどは絶対に与えないよう、細心の注意を払いましょう。うさぎの主食は牧草とペレットが基本で、人間の食べ物を与える必要はありません。大切なうさぎの健康を守るために、正しい知識を持って適切な食事管理を行っていきましょうね!

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四季の変化に伴い、猫の体調や行動にも変化が現れます。 季節ごとの適切なケアを怠ると「熱中症や低体温症のリスク」「皮膚トラブル」など、愛猫の健康に悪影響を及ぼすことも。 季節の変わり目や気候の変化が激しい時期は、愛猫に合わせた健康管理で快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。 そこで今回は、「季節ごとに気をつけるべき猫の健康リスク」や、「春夏秋冬それぞれのケアのポイント」「季節に応じた生活環境の整え方」についてご紹介します。 季節ごとに気をつけるべき猫の健康リスク 猫にとって快適な環境を保つことは健康維持に欠かせませんが、季節の変化に合わせたケアは見落とされがちです。だからといって同じケアを一年中続けるだけでは、愛猫は季節特有の健康リスクにさらされてしまいます。季節に応じた適切なケアを行わないと、猫の健康にさまざまな悪影響をもたらしかねません。季節ごとのケアを怠ると起こる可能性のある健康リスクとは、以下のようなものです。・熱中症や脱水症状を引き起こす・低体温症や関節の痛みが悪化する・換毛期の毛球症リスクが高まる・皮膚の乾燥やアレルギー症状が悪化する・季節の変化によるストレスで食欲不振や体調不良になる・寄生虫や感染症にかかるリスクが高くなる飼い主さんは愛猫が一年を通して健康的な生活を送れるよう、季節に合わせたケアをしっかりと行いましょう。 次は、「春のケアのポイント」を見ていきましょう。 春のケアのポイント 愛猫には、春特有の健康リスクに備えて快適に過ごせる環境を整えてあげたいですよね。 以下のようなケアで、愛猫の春の健康を守りましょう。 換毛期のブラッシング 「換毛期のブラッシング」は、春の猫のケアで最も重要なポイントです。猫は春になると冬毛から夏毛に生え変わるため、抜け毛の量が一気に増加します。「換毛期のブラッシング」は、毛球症の予防や皮膚の健康維持にも最適です。「換毛期のブラッシング」は、愛猫の毛質に合ったブラシを使って、優しく丁寧に行うだけ。このときに使用するブラシは、「換毛期のケア」に適した、抜け毛を効率的に取り除けるタイプを選んでください。「換毛期のブラッシング」は、以下のような手順で行いましょう。・愛猫がリラックスしている時間帯を選ぶ・背中から腰にかけて優しくブラッシングする・お腹や脇の下など抜け毛が溜まりやすい部分も丁寧にブラッシングする・ブラッシング後は褒めてあげて、オヤツをあげる以下は、「換毛期のブラッシング」の注意ポイントです。・無理に引っ張らず、優しく丁寧にブラッシングする・嫌がる場合は短時間から始めて、徐々に慣らしていく・皮膚に異常がないか、ブラッシング中にチェックする ノミ・ダニ対策 春の猫のケアとして、「ノミ・ダニ対策」もお勧めです。暖かくなる春は、ノミやダニなどの寄生虫が活発になる季節です。春の「ノミ・ダニ対策」には、下記のような予防方法をお勧めします。・動物病院で処方される予防薬を定期的に投与する・室内を清潔に保ち、こまめに掃除機をかける・猫用ベッドや毛布を定期的に洗濯する「ノミ・ダニ対策」は、以下のような手順で行いましょう。・動物病院で愛猫に適した予防薬を処方してもらう・獣医師の指示に従って定期的に投与する・愛猫の体を触って、寄生虫がいないかチェックする・異常を発見したらすぐに動物病院を受診する以下は、「ノミ・ダニ対策」の注意ポイントです。・予防薬は必ず猫用のものを使用する・完全室内飼いでも予防対策は必要・外出する飼い主さんが寄生虫を持ち込む可能性があることを忘れない・多頭飼いの場合は全ての猫に予防対策を行う アレルギー対策 「アレルギー対策」も、春の猫のケアとして重要です。春は花粉やハウスダストが増える季節で、猫もアレルギー症状を起こすことがあります。「アレルギー対策」には、以下のような方法があります。・空気清浄機の設置=花粉やハウスダストを除去するため、HEPAフィルター搭載の空気清浄機を設置する・こまめな換気と掃除=窓を開けて換気する際は花粉の少ない時間帯を選び、掃除はこまめに行う・猫の足裏を拭く=外から帰宅した際は、猫が触れる前に床を拭き、猫の足裏も優しく拭いてあげる以下は、「アレルギー対策」の注意ポイントです。・くしゃみや目のかゆみなどのアレルギー症状が出たら、すぐに動物病院を受診する・人間用のアレルギー薬は絶対に使用しない・加湿器で適度な湿度を保ち、アレルゲンの飛散を抑えるいずれのアレルギー対策でも愛猫の様子をよく観察し、異常があればすぐに獣医師に相談しましょう。 次は、「夏のケアのポイント」を見ていきましょう。 夏のケアのポイント 暑い夏は熱中症のリスクが高まるため、愛猫の体調管理には特に注意が必要です。以下は、そんな夏の季節にお勧めのケアのポイントです。 熱中症対策 夏の猫のケアで最も重要なのが「熱中症対策」です。猫は汗をかけないため体温調節が苦手で、室温が高いと熱中症になるリスクが高まります。「熱中症対策」として、室温を26〜28度に保ち、エアコンで快適な環境を整えてあげましょう。また、愛猫がいつでも新鮮な水を飲めるよう、複数の場所に水飲み場を設置することも大切です。さらに、ひんやりマットや冷感ベッドなどの冷却グッズを活用すると、愛猫が自分で涼める場所を選べるようになりますよ。 水分補給の工夫 猫の夏のケアとして、しっかりと水分を摂取させる工夫も重要です。猫はもともと水をあまり飲まない動物ですが、夏は脱水症状のリスクが高まります。水分補給を促すために、流れる水を好む猫には自動給水器を設置したり、ウェットフードの割合を増やしたりするのが効果的です。また氷を一つ水に浮かべると、興味を持って水を飲む猫もいますので試してみてください。 秋のケアのポイント 秋は気温の変化が大きく、愛猫の体調管理に注意が必要な季節です。秋特有の健康リスクに備えて、以下のようなケアを行いましょう。 体重管理と食欲の調整 秋の猫のケアとして、「体重管理と食欲の調整」が重要です。秋は気温が下がり始め、猫の食欲が増加する季節です。冬に備えてエネルギーを蓄えようとする本能から、食べ過ぎて肥満になるリスクが高まります。「体重管理と食欲の調整」では、愛猫の体重を定期的にチェックし、適切な食事量を維持することが大切です。急に食欲が増した場合は、低カロリーのオヤツに切り替えたり、食事の回数を増やして一回の量を減らしたりする工夫をしましょう。 適度な運動も取り入れて、健康的な体重を維持してあげてください。 換毛期のケア(秋) 秋も春と同様に、「換毛期のケア」が必要な季節です。秋は夏毛から冬毛へと生え変わる時期で、再び抜け毛が増加します。こまめなブラッシングで抜け毛を取り除き、毛球症を予防しましょう。また、ブラッシング中に皮膚の状態もチェックして、乾燥や炎症がないか確認してください。 冬のケアのポイント 寒い冬は、愛猫が快適に過ごせるよう温度管理や健康チェックが重要になります。以下のようなケアで、愛猫の冬の健康を守りましょう。 寒さ対策と保温 「寒さ対策と保温」は、冬の猫のケアで最も大切なポイントです。猫は寒さに弱い動物で、特にシニア猫や子猫、短毛種は体温を保ちにくい傾向があります。室温を20〜23度に保ち、エアコンやヒーターで快適な環境を整えてあげましょう。また、猫用のベッドに毛布やブランケットを敷いたり、ペット用ホットカーペットを活用したりするのも効果的です。ただし、低温やけどを防ぐため、ホットカーペットには必ずカバーをかけ、温度設定に注意してください。 関節ケアと運動 冬の猫のケアとして、「関節ケアと運動」も忘れてはいけません。寒さで筋肉が硬くなり、関節に負担がかかりやすくなるため、特にシニア猫は注意が必要です。室内を暖かく保つことはもちろん、適度な運動で筋肉や関節の柔軟性を維持しましょう。 キャットタワーや遊びを通じて、無理のない範囲で体を動かす機会を作ってあげてください。 季節に合わせた愛猫の健康管理 季節の変化に応じた適切なケアを怠ると、愛猫の心身にさまざまな健康リスクが起こりやすくなります。愛猫が一年を通して快適に過ごせるよう、春夏秋冬それぞれの季節に合わせた健康管理を行ってあげましょう。季節ごとのケアをしっかりと行いながら愛猫との時間を大切に過ごすと、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね!