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POSTED on 2020.07.04 / UPDATE on 2020.09.10

動物を守るために「動物愛護法」について知っておこう

人と動物がともに生きる日々を目指して制定された、「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)。
きっとこの法律の名前は聞いたことがあると思います。

制定された当初は、犬や猫などの動物の引き取りや収容が主な目的だったそう。
その後、徐々に「愛護」という面が強まり、平成11年より、「動物の保護及び管理に関する法律」という名前から、「動物の愛護及び管理に関する法律」に名称を変更しました。

動物と共に生きられる日々を目指し。
今も悲しい想いをしている動物たちを少しでも減らすために。
動物を守る「動物愛護法」について知ってみませんか?

基本原則

ソファーで寝ている猫

すべての人が「動物は命あるもの」であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするのみでなく、人間と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱うよう定めています。
動物愛護法の基本原則は上の通り。

商品や玩具ではなく、「命あるもの」ということを認識させて、共に生きていく社会のためにルールを定めようとするものです。
文字にしてみると当たり前のようなことですが、「虐待」や「殺処分」が今よりもずっと多かった当時。
改めて知って欲しいという想いもあったのではないでしょうか。

その内容とは

飼い主と子犬

動物の適正な扱いに関する基準の中では大きく、

  • 家庭動物:家庭や学校などで飼われている動物
  • 展示動物:展示やふれあいのために飼われている動物(動物園、ふれあい施設、ペットショップ、ブリーダー、動物プロダクションなど)
  • 産業動物:牛や鶏など産業利用のために飼われている動物
  • 実験動物:科学的目的のために研究施設などで飼われている動物

が対象となっています。

家庭動物の「第三共通基準」から抜粋すると、「健康及び安全の保持」「生活環境の保全」「適正な飼育数」「共有感染症に係る知識の習得等」などが記されていて、共に暮らすためのルールが制定されているのです。

出典:
家庭動物等の飼養及び保管に関する基準 (環境省PDF)

また、動物愛護法は五年を目処にその時々に合わせた改正が行われます。
2019年6月には「犬・猫のマイクロチップの義務化」が制定。

  • 飼い主不明による殺処分を減らすため
  • 脱走による迷子や災害時の身元確認のため

義務化をしようと改正が決定されました。

「動物と幸せに暮らす」を実現するために

犬と猫

ただ、法改正がいくら進んだと言っても…
殺処分がゼロになったというわけではありません。 
ペットショップで売れ残り、引き取り屋の元へ行く子も、飼い主の身勝手な理由から保健所にいき、そこで静かに命のタイムリミットを待つ子もいます。

動物の権利(アニマルライツ)を大切にするには、私たち人間の意識を変えることが、まず大事なのではと思っています。

殺処分の現状。
ペットショップの裏側。
虐待をされて手放される動物たちのこと。

少しでも知っていき、「動物と共存する」という意識がけを持って暮らすことが、動物愛護の第一歩なのだと思います。
この記事が動物愛護を知るきっかけとなり、悲しい想いをする動物たちが減っていくよう、心から願っています。

出典:
知っていますか?動物愛護管理法(環境省PDF)

出典:
宣誓!無責任飼い主ゼロ宣言!!(環境省PDF)

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