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POSTED on 2020.06.09 / UPDATE on 2020.09.18

「アニマルウェルフェア」、動物の福祉について考えたことはありますか?

アニマルウェルフェアとは、動物が生活及び死亡する環境と関連する動物の身体的及び心理的状態をいうもの。
これは日本も加盟している国際獣疫事務局の勧告において定義されました。

つまりアニマルウェルフェアを簡単に言えば、動物が心身ともに健康で、自由な飼育方法を目指すものと言えるでしょう。

その目的は、家畜のストレスや疾病を減らし、生産性の向上や安全な畜産物の生産に繋ぐため。
農林水産省では、アニマルウェルフェアの考えを踏まえた飼養管理の普及に努めているそうです。

アニマルウェルフェアの基本〜5つの自由〜

草原の豚

家で飼育を目的としたペットにも当てはまりますが、主にアニマルウェルフェアは、家畜動物に対して唱えられます。
人が生きていくために「命をいただく」。

聞こえはいいですが、命を犠牲にして生きているとも言えます。
食べられるために生まれ、育てられている。
しかし、だからといって、劣悪な環境や、健康状態を無視して育てることのないようにアニマルウェルフェアの考えは広がっています。

具体的にアニマルウェルフェアの基本として、

1.空腹と渇きからの自由
2.不快からの自由
3.痛みや傷、病気からの自由
4.正常な行動を発現する自由
5.恐怖や苦悩からの自由

この「五つの自由」が国際的にも知られた概念です。

認定NPO法人アニマルライツセンター:https://www.hopeforanimals.org/

日本で実施はできるのか〜問題点〜

牧場の牛

アニマルウェルフェアの考え方を普及しようとはしているものの、諸外国に比べると、まだこの言葉すらも浸透していないのが現状です。
なぜなら、日本で行うにはいくつか問題点があるから。

例えば、アニマルウェルフェアの考えの一つに準ずるのであれば、畜産動物一頭あたりの使用スペースを広く取らなくてはなりません。
ただ、国土が狭い日本では場所を確保することが困難。
新たに畜産をする土地を生み出そうとしても、近隣住民との話し合いが必要(臭気問題など)になります。

他にも人材不足など問題はあり、コストもかかります。
私たちが普段から食べている卵や肉類。
値段が2倍〜7倍ほどになったとしても、果たして国民全員がアニマルウェルフェアに賛成するのでしょうか。

普及に向けて

おかずの豊富なお弁当

問題は多い、とはいえ、動物の福祉を無視して良いわけではないと考えます。
残酷な方法を辿って「命をいただく」のは、きっと誰も望んではいませんから。

今はまだ浸透していないといっても、農林水産省のホームページには、アニマルウェルフェアの考え方に対応した飼育方法をいくつも掲載しています。
理想論ではなく、アニマルウェルフェアが重視され、動物たちが健やかに自由に暮らしていけるように。
まずは、「いただく」ことへの感謝の気持ちを、もっと持とうと思います。

生きることは、食べること。
私たち人間は、動物たちに生かされているのだということを改めて認識して、命を大切にしていく必要性があるのだと考えます。
その考えがきっと、アニマルウェルフェアを広める大きな一歩となるはずですから。

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