うさぎの飼育方法!お世話は大変?寂しいと死んじゃうって本当?
うさぎは小型で鳴き声が小さいことから、「飼うのが簡単」と言われることがありますが、実際のところどうなのでしょうか?
今回は「うさぎの基本的な飼育方法やお世話・しつけ」についてご紹介していきます。初めてうさぎを家族に迎える方はぜひ最後までチェックしてください。
うさぎはペットとして飼いやすい?
うさぎ犬のように外へ散歩に行く必要はないので、比較的飼いやすい動物です。
また省スペースで良いので、一人暮らしでも十分飼うことが出来るでしょう。
しかし、もちろん放置は禁止です。
- 1日2回ほどの食事
- お水の交換
- ケージとトイレの掃除
- 運動(部屋で遊ばせる程度)
などは毎日行う必要があります。
また定期的にブラッシングをしてあげることも大切。
毛玉を防止するだけではなく、胃腸鬱滞(うったい)も防止することも出来ます。
うさぎは一度飲み込んだものを、口から吐き出すことができません。
そのため、毛づくろいの際に飲み込んだ毛を上手く排出できないことがあります。
便として排出されれば問題ありませんが、飲み込んだ毛玉が胃の出口に溜まる胃腸うっ滞という症状が起きることがあるのです。
それにより食欲不振やうんちが出なくなる「毛球症(もうきゅうしょう)」という病気になることも。
鬱滞や毛球症はうさぎがかかりやすい病気の1つですので、飼い主さんは注意してください。
他にも月に1回は爪切りなどの健康管理も大切です。
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うさぎを飼育する適正環境は?
うさぎは寒さにも暑さにも、特筆して強いわけではありません。
ですので、エアコンや加湿器などを用いて温度・湿度の管理をしてあげてください。
うさぎが快適に過ごせる環境は、
温度:15℃~25℃前後
湿度:40%~60%
を保つと良いと言われています。
また健康な成体であれば、温度は10℃を下回らなければ問題なく過ごせるとも言われています。
ただし、子供のうさぎ・高齢うさぎ・病気のうさぎは自分で体温を調整することが難しいので、飼い主さんがしっかりと温度管理をしてあげましょう。
抵抗力が弱いため、体調を崩してしまう可能性があります。
またうさぎを飼う前には、うさぎを診察してくれる動物病院が近所にあるか調べておくことをおすすめします。
犬猫は診てくれても、うさぎに対応していない動物病院もあります。
体調を崩した場合だけではなく、年に1回ほど健康診断が必要ですので、調べておきましょう。
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うさぎのしつけは大変?
うさぎのしつけは比較的簡単と言われています。
うさぎは一定の場所で排泄をする習性がある動物。
ですので、うさぎのトイレを設置したら、予めおしっこなどを染み込ませておいたティッシュをトイレの中にいれておきましょう。
そうすると、匂いのする場所でトイレをしてくれるはずです。
成功したらたくさん褒めてあげてくださいね!
また、うさぎはなんでも「かじる」習性を持っています。
コード類やかじられて困るものがあれば、注意しておきましょう。
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うさぎは寂しいと死んでしまうって本当?
うさぎは寂しいと死んでしまう、という話を聞いたことはありませんか?
都市伝説のようですが、その噂は嘘です。
心情的な理由から死んでしまうことはないようですので、ご安心ください。
けれど、小動物全般に言えることですがとてもデリケート。
環境の変化に繊細ですので、しっかりと面倒をみてあげましょう。
おわりに
今回は基本的なことだけを厳選してお伝えしましたが、うさぎを飼うにあたり知ってほしいことは他にもあります。
習性のこと、生活サイクルのこと、ご飯のことなど。もし本気で「飼いたい」となった時には、うさぎに詳しい方に話を聞いて、飼えるかどうか慎重に判断をしてください。