うさぎが人間の食べ物で絶対に食べてはいけないものって?
うさぎといえば、野菜系は何でも食べれそうというイメージがありますが、実は食べては行けないものも存在します。
中には命に関わるものもあるので、十分に気を付けなければいけません。
そこで今回は、うさぎが人間の食べ物で絶対に食べちゃダメなものと、食べないほうがいいものについて解説していきます!
アボカド
アボカドには「ペルシン」と呼ばれる毒性を持つ成分が含まれています。
殺菌作用がありますが人間は食べても問題ありません。
しかし、人間以外の動物には有毒となります。
最悪の場合死に至る場合もありますので、絶対に与えてはいけません。
ネギ類
ネギ類は、うさぎが食べると溶血性貧血を起こしてしまいます。
症状は元気が無くなりぐったりする、下痢などがあり、発症は1日~数日後です。
重度の場合は命にかかわるので、絶対に与えないようにして下さい。
また、一部のうさぎにはアレルギーの子もいてアナフィラキシーショックを起こすと言われています。
少量でも危険なので覚えておきましょう。
いも類
過食部分には毒性は無いのですが、うさぎにとっては不向きな食べものです。
毒性はないものの身体に不調をきたす恐れがありますので要注意です。
積極的に与える必要もないので、基本的には食べさせないようにしましょう。
また、じゃがいもの芽や青くなっている皮、葉には毒がありますので与えないでください。
トマトの葉っぱ
トマトの「実」は与えても問題ありませんが、葉っぱにはうさぎにとって毒となる成分が含まれているので与えてはいけません。
また、熟す前の青い実にはうさぎにとって毒となる成分が多く含まれているので、トマトの実をあげる時も真っ赤に熟した物を与えるようにして下さい。
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豆類
大豆を生のままに与えると、中毒や消化不良を起こしてしまいます。
また、加熱した場合でも豆類は高タンパクなので、お腹を壊してしまう恐れがあります。
うさぎがうっかりと食べてしまわないように気を付けてくださいね。
ナッツ類
ナッツ類は脂肪分が多く含まれているので、食べ過ぎるとお腹を壊してしまいます。
少量で体調が悪くなることはほとんどありませんが、食べ過ぎは要注意です。
もし誤って食べてしまったとしても、その後の様子がいつもと変わらず元気であれば様子を診ていても大丈夫でしょう。
しかし、うさぎにナッツ類を長時間与え続けると肥満の原因になったり心臓病のリスクも指摘されているので、故意に与えるのは避けて下さい。
観葉植物
うさぎは草を食べるから、観葉植物を食べても問題ないだろうと思っている方も多いのではないでしょうか?
実はこれはNGです。
うさぎにとって有毒な植物はいくつかあるので、うさぎ用として販売されている草以外は与えないようにするのが無難でしょう。
うさぎにとって有毒な植物の中でも代表的なものは以下のとおりです。
- あさがお
- 彼岸花
- 水仙
- ワラビ
- パンジー
- ポインセチア
上記は誤って食べてしまった場合、早急に動物病院へ連れていく必要のある花なので覚えておきましょう。
うさぎに野菜を与える際の注意点
うさぎに野菜を与えると、夢中になって食べてくれるので「たくさんあげたい!」という気持ちになりますよね。
しかし、野菜は水分量が多いので、常に食べるものとしては向いていないのです。
食べすぎるとお腹をこわしてしまう事もあるので与えすぎには注意です。
主食は牧草やペレットなので、野菜は少量にして与えてくださいね。
また、冷蔵庫に保存している冷えた野菜を与えると消化不良を起こしてしまう恐れもあるので、常温に戻してから与えるようにして下さい。
まとめ
うさぎが食べてはいけない食べ物は意外と多くあります。
中には死に至ってしまうものもあるので気をつけましょう。
基本的には人間食は与えずに、うさぎ用として販売されている物を購入して与えるのが無難です。
うさぎに人間食などを与えたい場合には、食べられるもの・食べられないものをしっかりと確認してから与えるようにしましょうね!