飼う前に読んでみて!うさぎの飼育方法の基本

その可愛らしい見た目からキャラクターに用いられることが多いうさぎ。
では、実際に飼うとなるとどうか。
小型で、鳴き声が小さいことから、「飼うのが簡単」と言われることがありますが、「適正な飼育方法」をまずは知っていきましょう!
初めてうさぎを飼う方に向けて、基本的なうさぎの飼育方法をご紹介していきます。
お世話について

犬のように外へ散歩に行く必要はないので、比較的飼いやすい動物。
しかし、もちろん放置は禁止です。
- 1日2回ほどの食事
- お水の交換
- ケージとトイレの掃除
- 運動(部屋で遊ばせる程度)
などは毎日行う必要があります。
また定期的にブラッシングをしてあげると、毛玉予防にもなります。
月に1回ほど爪切りや健康管理もしてあげてください。
適正環境

うさぎは寒さにも暑さにも、「非常に」強いわけではありません。
ですので、真夏や真冬にエアコンをかけず放置はしないでください。
特に子供や高齢や病気のうさぎには、一層注意しましょう。
抵抗力が弱いため、体調を崩してしまう可能性があります。
また、うさぎはなんでも「かじる」習性を持っています。
コード類やかじられて困るものがあれば、注意しておきましょう。
ただし、個体差はあります。
様子をみながら噛みグセが強ければ、おもちゃを与えて遊ばせてあげるとストレス発散にもなります。
もしもうさぎが体調を崩した時に備えて、動物病院の場所は把握しておいてください。
犬猫は診てくれても、うさぎに対応していない動物病院もあります。
体調を崩した場合だけではなく、年に1回ほど健康診断が必要ですので、調べときましょう。
しつけについて

うさぎは一定の場所で排泄をする習性があります。
ですので、うさぎのトイレを設置したら、予めおしっこなどを染み込ませておいたティッシュをトイレの中にいれておきましょう。
匂いのする場所で、トイレをしてくれるはずです。
成功したらたくさん褒めてあげてくださいね!
寂しいと死んでしまうのは、本当?

うさぎは寂しいと死んでしまう、という話を聞いたことはありませんか?
都市伝説のようですが、その噂は嘘です。
心情的な理由から死んでしまうことはないようですので、ご安心ください。
けれど、小動物全般に言えることですがとてもデリケート。
環境の変化に繊細ですので、しっかりと面倒をみましょう。
おわりに

今回は基本的なことだけを厳選してお伝えしましたが、うさぎを飼うにあたり知ってほしいことは他にもあります。
習性のこと。
生活サイクルのこと。
ご飯のこと。
もし本気で「飼いたい」となった時には、うさぎに詳しい方に話を聞いて、飼えるかどうか慎重に判断をしてくださいね。
様々なことをお伝えして、大変…と思われるかもしれませんが、その分以上に、うさぎはとってもかわいいです。