うさぎの1歳は人の20歳!年齢に合わせたお世話のポイントや特徴
うさぎの成長ははあっという間です。お迎えしてすぐは可愛らしい赤ちゃんだったのに、1歳を迎える頃には立派な大人になります。
ペットのうさぎの平均寿命は8歳ほどと言われており、現在は飼育環境やうさぎの飼育に関する知識や医療の発達により、10歳を超えることも増えました。
今回はうさぎの年齢を人間に換算したときの年齢や、それぞれのライフステージに合わせたお世話のポイントを解説します。
うさぎの年齢を人間に換算すると?
うさぎの年齢 | 人間の年齢に 換算すると |
ライフステージ |
---|---|---|
1ヶ月 | 2歳 | 成長期 |
2ヶ月 | 5歳 | |
3ヶ月 | 7歳 | |
6ヶ月 | 13歳 | |
1歳 | 20歳 | 維持期 |
3歳 | 34歳 | |
5歳 | 46歳 | 中齢期 |
6歳 | 52歳 | |
7歳 | 58歳 | 高齢期 |
9歳 | 71歳 | |
10歳 | 76歳 | |
11歳 | 82歳 | |
13歳 | 91歳 | |
14歳 | 98歳 |
※上記の年齢の早見表は目安としてご覧ください。
※年齢やライフステージは、種類や体の大きさ、生活環境、食事によって差が生じます。
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成長期のうさぎの特徴
生まれて1ヶ月〜6ヶ月の成長期は、心も体も大きく変化する時期です。
置かれた環境や飼い主さんに慣れることに精一杯で、ストレスにとても弱いので、うさぎのペースに合わせ、ストレスを与えないように配慮してあげましょう。
また、3ヶ月を過ぎたあたりからの思春期も注意が必要です。
マーキングをしたり、突然噛みつくなどの行動が見られることがありますが、大きな声を出して怒ったり、怖がらせるようなことは絶対にしてはいけません。
部屋の中にマーキングをしたらすぐケージに戻すなど、冷静に対処しましょう。
維持期のうさぎの特徴
1歳~3歳の維持期は大人の仲間入りをする時期です。
精神的に落ち着き、成長期にあったマウンティングやマーキングなどの問題行動もなくなってきます。
好奇心旺盛で遊び回ることが大好きなので、トレーニングや遊びを通してうさぎの能力を伸ばしてあげましょう。
中年期のうさぎの特徴
5歳~6歳の中年期は、落ち着きがあり運動量が徐々に減っていきます。
体調の変化が起こりやすく、病気にになりやすい時期でもあるため、些細な体調の変化に気づけるように、日々の健康チェックをしっかり行いましょう。
また、年齢を重ねることで、うさぎが快適と感じる環境が変化していきますので、うさぎに合わせて過ごしやすい環境を作ることも大事です。
特に夏と冬は暑さ・寒さ対策を念入りに行うようにしましょう。
高齢期のうさぎの特徴
7歳以降は高齢期となり、筋力が低下し、じっとしていることが増えます。
今まで飲めていたはずの吸水器の位置では飲めなくなってしまうこともあるため、吸水器の位置を低くしてあげるなど、バリアフリーにして過ごしやすい環境を作ってあげましょう。
また、突然の体調の変化や病気も多くなり、介護が必要になることもあります。
獣医師さんとよく相談しながらうさぎのお世話をしていきましょう。
健康で長生きできますように
年齢やライフステージはあくまで目安ですが、うさぎの1年は人の1年よりも時間の流れがとても早いことが分かります。若いうさぎだからといって油断をせずに、日頃から健康管理をしてあげましょう。
年齢に合わせた適切な飼い方をしてあげることで、うさぎの一生がとても充実したものになります。たくさんの愛情を注いで、幸せにしてあげてくださいね。
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