目を開けたまま眠る?うさぎの寝る時間帯や安心して眠れる場所をご紹介
うさぎが元気に跳び回るのは健康的な証拠ですが、飼い主さんが寝ている時間帯にうるさくされては困りますよね。
今回はうさぎの睡眠時間や、夜に行動が活発になるときの対処法をご紹介します。
うさぎが夜に寝てくれなくてお困りの方は、記事をチェックしてください。
うさぎの睡眠時間
うさぎは元々、薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)という、明け方と夕方に行動が活発になる動物です。
そのため、朝の10時から17時頃までと、深夜から早朝という二つの時間帯に多く寝ると言われています。
また、1日約8時間程の睡眠をとりますが、警戒心の強いうさぎは身を守るためにまとめて睡眠をとらず、寝て・起きて・寝て・起きてを細かく繰り返し睡眠をとります。
うさぎが安眠できる環境
・大きな音や振動がない場所
うさぎは音に敏感ですので、できるだけ物音が少ない場所の方が良いでしょう。
また、飼い主さんが近くにいるとかまってもらえると思ってしまうので、人が動きまわる場所から離れた場所がおすすめです。
・気温や湿度が適切
うさぎが快適に過ごせる環境は、温度:15℃~25℃前後湿度:40%~60%と言われています。
寝る時もこの環境を保てるようにしましょう。
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うさぎは目を開けたまま眠る
野生の頃の名残で、うさぎは目を開けたまま眠ることができます。
目を開けたまま寝ることで、敵が来た際にすぐに逃げられるようになるのです。
うちの子全然寝ないなあと思っていても、目を開けたまま眠っていることがあるかもしれません。
夜に行動が活発になるときの対処法
・うるさくても無視する
うさぎは、音を立てたり騒がしくすることで、かまってほしい・外に出たいなどの要求を伝えます。
うるさくしたときに声をかけてしいまうと、「飼い主さんがかまってくれた」と覚えて、それ以降声をかけるまでうるさくするようになってしまいます。
騒いでも無駄だと分かってもらえるように、人間が寝る時間は無視するようにしましょう。
・遊ぶ時間を確保する
1日中ケージの中にいると、ストレスが溜まってしまいます。特に若いうさぎは元気が有り余っているので、遊ぶ時間が必要です。
しっかり体力を使い、ストレスを発散することで静かに過ごしてくれるようになります。
・ケージにカバーをかける
うさぎは狭いところや暗いところが落ち着くので、興奮して走り回る場合は、ケージにカバーをかけるのが効果的です。
専用のカバーがない場合はバスタオルなどをかけて、暗くしてあげるのがおすすめです。
・マットやケージを変える
マットやケージが合わないことで、うさぎがストレスを感じている可能性があります。
機能面はとても重要で、うさぎに合うものが見つかればストレスが軽減され、うるさくすることも減るでしょう。
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うさぎは飼い主の生活リズムに合わせられる
人間が寝ている時間帯がうさぎの活動時間なので、安心して寝られる環境を用意しても静かに過ごしてくれない場合があります。ですが、うさぎは順応性が高い動物で、飼い主さんの生活リズムに合わせることができます。毎日根気よく対処して、夜は休む時間帯だと覚えてもらいましょう。