うさぎの爪が伸びているサインは?うさぎの爪切りの頻度や方法
うさぎの爪を切りたいのに、嫌がって大暴れしてしまう…切りすぎてしまいそうで怖い…と思っている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
今回は、うさぎの爪が伸びいるサインや自宅でのうさぎの爪切り方法を紹介します。
爪切りが苦手なうさぎは多く、大暴れすることもあります。爪切りに挑戦する前に必ず読んでくださいね。
うさぎの爪切りは必要?
野生のうさぎは野山を駆け回り、巣穴を掘ったりして、爪が自然に擦り減る行動をしています。
ですがペットうさぎのは、限られた環境の中で過ごしているので、爪が擦り減ることが少なく爪切りが必要になります。
また、伸びた爪が引っかかりケガの原因になったり、ソアホックの症状を引き寄せる可能性がありますので必ず爪を切ってあげましょう。
うさぎの爪切りの頻度は?
爪切りの目安およそ1~2ヶ月に一度と言われますが、これはあくまで目安です。
爪の伸び具合はうさぎによって違うので、爪を切る時期も異なってきます。
うさぎの爪が伸びているサインを確認して、伸びていたら爪切りをしてあげましょう。
うさぎの爪が伸びているサイン
・覆われている毛から爪が出て見えている
・うさぎの爪が飼い主さんの皮膚にあたって痛いと感じる
うさぎの爪切りはどこでできる?
動物病院やペットショップ
費用は500~1,000円くらいが一般的です。専門店ではグルーミングとセット料金になっていることもあります。
優しく接してくれるので専門家に任せるのが安心で安全ですね。
自宅
うさぎ専用の爪切りが市販されていますので、自宅で飼い主さんが爪切りをしてあげることも可能です。
うさぎの安全のためにも、安定した体勢かつ正しいやりかたで爪切りをするようにしましょう。
自宅でのうさぎの爪切り方法
用意するもの
・うさぎ専用の爪切り
・懐中電灯
・止血剤
①抱っこをする
仰向けにするために、うさぎと向かい合う形で縦に抱っこしましょう。
無理に追いかけ回さないように、リラックスしている時や遊び疲れて休息しているときがおすすめです。
うさぎが普段過ごしている部屋とは違う部屋に連れて行くと、いつもと違う場所に意識が向いて、大人しくなってくれることもあります。
■こちらの記事も読まれています■
うさぎへの抱っこの慣れさせ方!嫌がる理由や抱っこのメリットとは?
②座ってうさぎを仰向けにする
脚を伸ばすか膝を曲げて三角座りのような姿勢になります。
飼い主さんの体を前に倒し、うさぎが仰向けになるように脚の上に乗せます。
仰向けになったうさぎと向かい合わせになるように、うさぎの身体を両足のももで挟みます。
爪切りで最も大切なことは、うさぎが動かないように安全に押さえることです。
爪切りの最中にうさぎが暴れないように、落ち着く位置や体勢を見つけてあげてください。
③切る
うさぎの爪は前足に5本、後足に4本、合計18本あります。
血管の先から数ミリのところを目安に少し長めに残すように切りましょう。
爪は明るく照らすことで血管が見えやすくなりますので、血管が見えづらい場合は懐中電灯で照らしましょう。
余裕があれば、切り落として尖った角を少しだけカットして爪の形を整えましょう。
爪を切りすぎた場合
うさぎ用の止血剤が市販されていますので、いざというときはこれを使って応急処置をしましょう。
もし血が止まらない、または心配であるようのなら、動物病院でみてもらいましょう。
爪切り後は不機嫌になりがち
うさぎにとっては抱っこや病院への移動はストレスです。その上、慣れない爪切りをした際には不機嫌になったり怒ったりすることが多くあります。
爪切りが終わったら、おやつをあげて我慢したうさぎをたくさん褒めてあげましょう。
また、最初は無理をせず動物病院で切ってもらい、うさぎに爪切りに慣れてもらうといいでしょう。
うさぎが嫌がって暴れてしまうと大変ですが、爪切りは健康にとって重要なことですので少しずつトライしてみてくださいね。
■こちらの記事も読まれています■
うさぎの不機嫌サイン3つ!鳴いたり噛んでくるのはどんな意味?