全身がもふもふなうさぎは、熱を逃しにくい体のため暑い夏がとても苦手。
汗腺がなくパンティング（舌を出し息をハアハアと呼吸すること）が苦手なので、熱中症には十分注意しなくてはいけません。
また、熱中症にはならなくても、気温が暑いとうさぎにストレスを与え、体力の消耗になります。
飼い主さんは必ず暑さ対策をしてあげてくださいね。

うさぎの暑さ対策①：部屋の温度を調節する

うさぎにとって快適なのは、室温15℃～25℃、湿度40～60%と言われています。
エアコンを利用して室温を20℃前後に保つようにしましょう。

・エアコンがない場合

こまめな清掃と温度調節が重要です。
トイレ掃除は毎日行い、風通しが良くて直射日光の当たらない場所で涼しく過ごさせてあげましょう。

おすすめポイント①
ケージに温湿度計を取りつけると、温度や湿度をこまめにチェックできるのでおすすめです。

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うさぎの暑さ対策②：ケージを置く場所を変える

・直射日光が当たらない場所

日光が当たり室温やうさぎの体温が上昇すると、熱中症になる危険があります。
暑すぎる環境はうさぎにとってストレスでもありますので、避けるようにしましょう。

・湿気がこもらない場所

通気性が悪くなり皮膚炎を招く可能性があります。
なるべく湿気がこもらない、風通しのいい場所で過ごさせてあげてください。

・エアコンや扇風機の風が当たらないところ

風が直接当たってしまうと、冷えすぎてしまい体調を崩してしまいます。
風が直接当たらない場所にケージを置くか、直接当たらないように調整してあげましょう。

おすすめポイント②
うさぎは暗いところや狭いところが大好き。ケージはお部屋の隅に置くのがおすすめです。

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うさぎの暑さ対策③：涼める場所を作る

・アルミプレートやひんやりマットを置く

うさぎが好きなときに涼めるようになりますので、ケージの中に置いてあげましょう。
様々な大きさ、形のものがあるので、うさぎやケージに合ったものを選んであげてください。

・ケージの周りに氷を設置する

凍らせたペットボトルや保冷剤をケージの上や横に置いてあげましょう。
うさぎが直接触れる場所に置く場合は、うさぎが齧ってしまう可能性がありますので、タオルなどでくるんであげましょう。

おすすめポイント③
保冷剤は100円ショップで売られているラックを使ってケージの横に立てかけたり、ペットハウスに入れてあげるのもおすすめです。

うさぎの暑さ対策④：注意点

・飲み水を切らさない

熱中症対策に水分補給は重要です。また、暑くなると、冷たい水を好む場合もあり、飲み水の中に氷を入れてあげると喜んで飲んでくれるようになります。

・梅雨時も温度調整をしましょう

さほど暑くない日でも、雨が止み急激に温度が上がった際に、エアコンを付けていない部屋で体調を崩すうさぎは少なくありません。
外気温度に惑わされず、エアコンを使って温度を調節してあげてください。

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暑さに弱いうさぎを守ってあげられるのは飼い主さんだけ

小さなうさぎや高齢のうさぎは僅かな温度差でも体調を崩してしまうことがあります。温度と湿度をしっかりと管理し快適に過ごせる環境を作ってあげましょう。
また、少しでも普段と様子が違うなと感じたら、迷わず獣医師の診察を受けることをおすすめします。