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COLUMNコラム

DOG

POSTED on 2021.07.11

犬が眠い時にやる5つの仕草!穴掘りは眠いサイン?

犬にとって睡眠はとても大切です。だからこそ飼い主さんは犬の眠いサインを知って、快適な睡眠時間を確保してあげましょう。
今回は犬が眠い時にやる仕草を5つご紹介していきます。
言葉を発することができないからこそ、愛犬の行動で気持ちを読み解けるようになりましょう!

犬はどのくらいの睡眠時間が必要?

クッションの上で寝る犬

犬の睡眠時間は犬種・年齢・生活環境によって異なりますが、人よりも長い睡眠時間が必要になります。
また犬の睡眠はレム睡眠と呼ばれる浅い眠りが主になるので、小さな物音でも起きてしまうことがありますが、合計して十分な睡眠時間が取れていれば問題ないのでご安心くださいね。

●子犬の睡眠時間

子犬は成犬よりも長い睡眠時間が必要になります。
犬種によって異なりますが、子犬の場合18時間は睡眠時間が必要です。
可愛い寝姿を見るとついかまってしまいたくなりますが、寝ている時には邪魔をせずに快適な睡眠をとれるようにしてあげましょう。

●成犬の睡眠時間

成犬の場合、平均睡眠時間は12〜14時間ほどと言われています。
つまり子犬期やシニア期ではなくても1日の半分以上寝て過ごすということ。
犬にとって睡眠はとても大切ということが分かりますよね。

●老犬の睡眠時間

老犬になると食事や排泄時以外はほとんど寝て過ごす場合が多く、15時間〜19時間ほど眠っていることもあります。
いつまでも健康で過ごせるように、老犬の場合は特に健康のケアをしてあげましょう。

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犬の眠いサイン1:あくびをする

あくびをする犬

人間同様、犬も眠い時にはあくびをします。
脳に空気を送るためにあくびをするという説もありますが、実はあくびの正体は解明されていないそうなんです。

ただ、犬にとっては「あくび=眠い」というだけではありません。
不安を感じて気持ちを落ち着かせるためにあくびをする場合もあるのです。
あくびをしたから眠いのかなと思うだけではなく、何か犬にとって不安要素がないかチェックしてあげましょう。

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犬の眠いサイン2:穴掘りをする

ソファーで穴掘りをする犬

犬は眠くなると、地面に穴を掘るように前足を動かすことがあります。
これは外で暮らしていた時の名残。
快適な寝床をつくるための行動が、習性として残っている行動です。

穴掘り以外にも、その場でクルクルと回る行動も野生時代の名残です。
愛犬が自分にぴったりな寝床を作れるまで見守ってあげましょう。

犬の眠いサイン3:鼻から息をふっと吹く

眠そうな犬

ため息をするかのように鼻から息を吐く時も、眠いサインである場合があります。

ため息をつく理由は、嗅覚をリセットするため・気持ちを落ち着かせるためなど様々。
眠りにつく前に自分でリラックスをしようとしているのかもしれませんね。
人間もほっとした時にはため息をつくもの。
犬の眠たい時のため息もそれと同じようなものとお考えください。

犬の眠いサイン4:口をむにゃむにゃさせる

眠そうな犬

犬は眠くなると口をむにゃむにゃと動かします。
ご飯を食べている時や食後ではないのにクチャクチャと口を動かしている場合、眠る準備をしていることが多いです。

これは特に甘えん坊なわんちゃんによく見られるおやすみサイン。
食事や遊びに満足して、幸せいっぱいで眠ろうとしています。

犬の眠いサイン5:体をくっつけてくる

寝てる犬

飼い主さんに体をぴたっとくっつけてくるのは、甘えながら眠りたい証拠。
親のような飼い主さんを信頼して、くっつくと安心するのかもしれません。

犬はもともと群れで行動する動物なので、その習性の名残もあるのでしょう。
ひとりで眠るより仲間と寝たいと思っているのかもしれませんね。

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犬の眠いサインを知って良い睡眠を!

犬にとって睡眠は体力を回復し疲労回復する大事な時間です。犬が眠そうなときにはそっとしておき、十分に睡眠をとらせてあげましょう。
わんちゃんも飼い主さんに見守られて眠ると安心するはずですからね。

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