fbpx
HOME / COLUMN / 犬との絆を深める一緒に楽しめる室内ゲーム...

COLUMNコラム

DOG

POSTED on 2025.05.13

犬との絆を深める一緒に楽しめる室内ゲームのアイデア

お忙しい日常や悪天候の日は、愛犬との外出が難しくなることがあります。 室内で過ごす時間が長くなると、犬は退屈やストレスを感じやすくなり、「問題行動が増える」「精神的な不調を起こす」などの心配があります。 犬との絆を深めるには、室内でも楽しめるゲームやアクティビティを取り入れ、愛犬の心と体を健康に保つことが大切です。

そこで今回は、「犬との絆が深まることによるメリット」や、「犬と一緒に楽しめる室内ゲーム」「絆を深めるための特別なアクティビティ」についてご紹介します。

犬との絆が深まることによるメリット

犬と人間の絆は、互いの健康と幸福に大きく影響するものですが、日々の忙しさから愛犬との質の高い時間を確保するのが難しい場合もありますよね。 しかし、短時間でも集中して愛犬と向き合うことで、強い絆を育むことができます。 犬との絆が深まると、以下のようなメリットが期待できます。

  • 犬の問題行動が減少する
  • 犬のストレスレベルが下がる
  • 飼い主へのしつけや訓練が入りやすくなる
  • お互いの意思疎通がスムーズになる
  • 犬も飼い主も幸福感が増す
  • 犬の全体的な健康状態が向上する 飼い主さんは愛犬との絆を深めるため、日常生活の中で少しの時間でも質の高いコミュニケーションを取りましょう。

次は、「犬と一緒に楽しめる室内ゲーム」を見ていきましょう。

犬と一緒に楽しめる室内ゲーム

愛犬との絆を深めるには、一緒に楽しく遊ぶ時間が欠かせません。 以下のような室内ゲームで、愛犬と楽しい時間を共有しましょう。

おやつ探しゲーム

「おやつ探しゲーム」は、犬の嗅覚を刺激する楽しい室内ゲームです。 犬は嗅覚が発達しており、匂いを追跡することは本能的に大好きなので、「おやつ探しゲーム」は脳の活性化とストレス解消に効果的です。 「おやつ探しゲーム」は、愛犬の見えないところにおやつを隠し、探させて楽しむだけ。 このゲームに使用するおやつは、強い香りがして犬が特に好むものを少量用意しましょう。 「おやつ探しゲーム」は、以下のような手順で行いましょう。

  • 愛犬を別の部屋に待機させる
  • 室内の様々な場所におやつを隠す(初めは見つけやすい場所から)
  • 愛犬を呼び、「探して」などの合図を出す
  • おやつを見つけたら、大げさに褒めてあげる 以下は、「おやつ探しゲーム」の注意ポイントです。
  • カロリー過多にならないよう、おやつの量は控えめにする
  • 徐々に難易度を上げて犬の達成感を高める
  • 愛犬が興味を失ったり、フラストレーションを感じたりしたら、ヒントを出す

ネームゲーム

犬との絆を深める室内ゲームとして、「ネームゲーム」もお勧めです。 犬におもちゃの名前を覚えさせ、指示した名前のおもちゃを持ってこさせるゲームは、犬の知能を刺激する優れた方法です。 「ネームゲーム」には、下記のような犬用のおもちゃを用意しましょう。

  • 形や色、質感が異なるおもちゃ数種類
  • 犬が簡単に区別できる特徴的なおもちゃ
  • 丈夫で安全なおもちゃ 「ネームゲーム」は、以下のような手順で行いましょう。
  • まず1つのおもちゃだけを使い、そのおもちゃの名前を繰り返し言いながら遊ぶ
  • おもちゃを指さして「〇〇持っておいで」と指示する
  • 正しいおもちゃを持ってきたら、たくさん褒めて報酬を与える
  • 1つ目のおもちゃの名前を覚えたら、2つ目を追加する 以下は、「ネームゲーム」の注意ポイントです。
  • 犬のペースに合わせてゆっくり進める
  • セッションは短く(5~10分程度)して、犬が集中できる時間内に終える
  • 成功体験を積み重ねるため、できるだけ犬が成功しやすい環境を作る
  • 失敗しても叱らず、できたときの褒め方を大きくする

ミニ障害物コース

「ミニ障害物コース」も、犬との絆を深める室内ゲームとして効果的です。 家具や身近な道具を使って簡単な障害物コースを作り、クリアしていく過程で信頼関係を築くことができます。 「ミニ障害物コース」には、以下のような遊び方があります。

  • くぐり抜け=椅子の下やテーブルの下をくぐらせる
  • ジャンプ=低い棒や本を積み重ねたものを飛び越えさせる
  • 回り込み=ペットボトルなどを並べて、その周りをスラロームのように回らせる 以下は、「ミニ障害物コース」の注意ポイントです。
  • 愛犬の体格や年齢、健康状態に合わせたコース設定をする
  • 安全を最優先し、滑りやすい床には滑り止めのマットを敷く
  • コースを少しずつ覚えさせ、愛犬が自信を持てるように段階的に難易度を上げる いずれの障害物ゲームでも、飼い主さんが一緒に楽しむ姿勢を見せることで、愛犬の積極性が増します。

次は、犬との絆を深める「特別なアクティビティ」を見ていきましょう。

絆を深めるための特別なアクティビティ

日常的なゲームに加えて、特別な時間を設けることで愛犬との絆はさらに深まります。 以下は、そんな飼い主さんと愛犬の関係性を豊かにするアクティビティです。

マッサージタイム

犬との絆を深めるためには、身体的な触れ合いも大切なコミュニケーション方法です。 犬用のマッサージ技術を学んで実践することで、愛犬のリラックスを促し、信頼関係を強化できます。 優しいタッチは犬のストレスホルモンを減少させ、幸福感を高める効果があるため、マッサージタイムは絆づくりに最適です。

トリック(犬芸)

新しい芸やトリックを教えることは、犬との絆を深める素晴らしい方法です。 最近では「ドッグメンタルトレーニング」として、犬の精神的な刺激になる知育トリックも人気が高まっています。 トリックの練習は短時間でも効果的で、犬の集中力や問題解決能力を高めながら、飼い主とのコミュニケーションを豊かにします。

犬との絆を深める楽しい室内アクティビティ

犬とのコミュニケーションが不足すると、愛犬は不安やストレスを感じ、様々な問題行動の原因となることがあります。 お互いに忙しい毎日の中でも、質の高い時間を共有するための室内ゲームやアクティビティを取り入れましょう。 愛犬との絆を深める時間を意識的に作ることで、お互いの信頼関係がさらに強まり、より豊かなペットライフを送ることができますよ🐶

LATEST POST

最新記事

CAT

2025.08.07

犬が寝る前に「くるくる」「ほりほり」、その心理とは?

愛犬が寝床に向かうとき、「くるくる」と回ったり「ほりほり」と掘るような動作をしているのを見たことはありませんか? この可愛らしい行動には、犬の本能や心理が深く関わっています。 一見不思議に見える寝る前の行動ですが、実は犬にとってはとても自然で大切な習慣なのです。 そこで今回は、「犬が寝る前に見せる行動の意味」や、「くるくる回る理由」「ほりほり掘る心理」について詳しくご紹介します。 犬が寝る前に見せる特徴的な行動 多くの犬が寝床に入る前に、決まったような行動を取ることがあります。 飼い主さんなら一度は目にしたことがあるであろう、愛犬の寝る前の儀式のような動作。 これらの行動は単なる癖ではなく、犬の野生時代から受け継がれた本能的な行動パターンなのです。 犬が寝る前によく見せる行動には、以下のようなものがあります。 寝床で「くるくる」と何度も回る毛布やクッションを「ほりほり」と掘るような動作をする寝床の周りをうろうろと歩き回る毛布や布団を鼻先で押したり、足で掻いたりする同じ場所を何度も踏み固めるような動作をする寝床の材質や温度を確認するように鼻を近づける これらの行動を理解することで、愛犬の気持ちにより寄り添うことができるでしょう。 次は、「犬が寝る前にくるくる回る理由」を詳しく見ていきましょう。 犬が寝る前にくるくる回る理由 愛犬が寝床で「くるくる」と回る姿は微笑ましいものですが、この行動にはちゃんとした理由があります。 以下のような心理や本能が、犬の回転行動に影響しているのです。 安全な寝床作り 「くるくる回る」行動の最も大きな理由は、安全で快適な寝床を作るためです。 野生時代の犬の祖先は、草むらや土の上で寝る際に、周囲に危険がないかを確認する必要がありました。 回転することで360度全方向を確認し、敵や危険物がないことを本能的にチェックしているのです。 また、回ることで草や落ち葉を踏み固め、寝やすい平らな場所を作っていたとも考えられています。 現代の家庭犬でも、この本能的な行動が受け継がれているため、寝床で回転するのです。 体温調節 犬が「くるくる回る」のは、体温調節のためでもあります。 回転することで寝床の温度や湿度を確認し、最も快適に眠れる向きや位置を探しているのです。 特に季節の変わり目や、暑い夏・寒い冬には、この行動がより顕著に見られることがあります。 愛犬なりに、その日の気温や湿度に合わせて最適な寝姿勢を見つけようとしているのですね。 磁場への反応 最近の研究では、犬が地球の磁場を感じ取って、特定の方角を向いて眠ろうとしているという説もあります。 多くの犬が南北の軸に合わせて横になることが観察されており、回転行動はその方向を探すためとも考えられています。 この説はまだ研究段階ですが、犬の持つ優れた感覚能力を考えると、十分に可能性のある理由といえるでしょう。 犬が寝る前にほりほり掘る心理 寝床で「ほりほり」と掘るような動作をするのも、犬によく見られる行動です。 この可愛らしい仕草にも、犬なりの大切な理由があるのです。 巣作り本能 「ほりほり」と掘る行動は、犬の巣作り本能から来ています。 野生時代の犬は、土を掘って巣穴を作り、そこで安全に眠っていました。 掘ることで外敵から身を隠し、風雨をしのげる快適な寝床を確保していたのです。 家庭犬でも、この巣作り本能が残っているため、毛布やクッションを「掘る」ような動作をするのです。 快適さの追求 犬が寝床を掘るのは、より快適な寝心地を求めているからでもあります。 毛布やクッションを掘ったり押したりすることで、自分の体にフィットする形に整えようとしています。 人間がベッドで寝返りを打ったり枕の位置を調整したりするのと同様に、犬も自分なりに寝床を整えているのです。 ストレス解消 「ほりほり」という動作は、犬にとってストレス解消の効果もあります。 掘る動作は犬にとって自然で本能的な行動なので、それを行うことで心が落ち着き、リラックスできるのです。 特に興奮していたり不安を感じていたりするときに、この行動がより多く見られることがあります。 愛犬の寝る前の行動を理解して見守ろう 愛犬が寝る前に見せる「くるくる」「ほりほり」といった行動は、単なる癖ではなく深い意味のある本能的な行動です。 これらの行動を通して、犬は安全で快適な睡眠環境を自分なりに整えようとしています。 飼い主さんは愛犬のこうした習慣を理解し、温かく見守ってあげることが大切ですね。 愛犬の寝る前の儀式を観察することで、その子の個性や気持ちをより深く理解できるかもしれませんよ🐱

CAT

2025.08.04

エアコンはつけっぱなし?夏の猫の熱中症・暑さ対策を紹介

暑い夏の季節は室内でも気温が上昇し、愛猫が熱中症になってしまうリスクが高くなります。 猫が熱中症になると「体温調節ができなくなる」「脱水症状を起こす」など、命に関わる危険な状態になることも。 高温多湿な時期は、愛猫が快適に過ごせる暑さ対策で熱中症や体調不良を予防してあげましょう。 そこで今回は、「猫の熱中症の症状と対処法」や、「夏の猫のための暑さ対策」「エアコンの使い方」についてご紹介します。 猫の熱中症の症状と危険性 猫にとって暑さは大敵ですが、夏の高温多湿な環境では室内でも熱中症のリスクが高まります。 だからといって扇風機だけの対策では、愛猫の体温調節は追いつかなくなってしまいます。 猫の熱中症は、放置すると命に関わる深刻な状態を引き起こしかねません。 猫が熱中症になったときに現れる可能性のある症状とは、以下のようなものです。 激しいパンティング(口を開けてハアハアと呼吸する)よだれが大量に出る舌や歯茎の色が濃い赤色になるぐったりして動かなくなる嘔吐や下痢を起こす体温が上昇し、触ると熱く感じる意識がもうろうとし、けいれんを起こすことがある 飼い主さんは愛猫が健康的な夏を過ごせるよう、適切な暑さ対策を行いましょう。 次は、「夏の猫のための暑さ対策」を見ていきましょう。 夏の猫のための暑さ対策 愛猫には、夏でも快適に過ごせる環境を整えてあげたいですよね。 以下のような暑さ対策で、愛猫の健康を守ってあげましょう。 エアコンでの温度管理 「エアコンでの温度管理」は、猫の熱中症予防に最も効果的な対策です。 猫は人間よりも暑さに弱く、体温調節が苦手なので、「エアコンでの温度管理」は必須といえるでしょう。 「エアコンでの温度管理」は、室温を26~28度程度に保つことが大切。 このときの湿度は、50~60%程度に設定することをお勧めします。 「エアコンでの温度管理」は、以下のような手順で行いましょう。 室温を26~28度に設定する湿度を50~60%に調整する愛猫が涼しい場所と温かい場所を選べるように、部屋の一部に温度差を作るエアコンの風が直接愛猫に当たらないよう風向きを調整する 以下は、「エアコンでの温度管理」の注意ポイントです。電気代を気にして温度を上げすぎない愛猫が自由に移動できるように、ドアを開けておく愛猫が冷えすぎてしまったら、毛布などで体温調節できるようにする 水分補給の工夫 猫の暑さ対策として、「水分補給の工夫」も重要です。 猫は元々あまり水を飲まない動物ですが、夏場の脱水症状を防ぐために十分な水分摂取が必要です。 夏場の「水分補給の工夫」には、下記のような方法をお勧めします。 新鮮な水を複数の場所に設置する水にウェットフードを混ぜて水分摂取量を増やす氷を少し入れて冷たい水を提供する 「水分補給の工夫」は、以下のような手順で行いましょう。愛猫がよく通る場所に水飲み場を複数設置する毎日新鮮な水に交換するウェットフードを活用して食事からも水分を摂取させる愛猫の飲水量をチェックして、いつもより少ない場合は注意深く観察する 以下は、「水分補給の工夫」の注意ポイントです。愛猫の好みに合わせて、陶器やステンレス製の器を選ぶ愛猫が水を飲んでいる姿を見守り、飲水量の変化に気づく水の温度は冷たすぎず、常温~少し冷たい程度にする衛生面を考慮して、器はこまめに洗浄する 涼しい環境づくり 「涼しい環境づくり」も、猫の暑さ対策には欠かせません。 エアコン以外にも工夫次第で愛猫にとって快適な涼しい空間を作ることができます。 「涼しい環境づくり」には、以下のような方法があります。 クールマット=ひんやりとした感触のクールマットを愛猫のお気に入りの場所に設置する遮光カーテン=直射日光を遮る遮光カーテンで室温の上昇を防ぐ扇風機=空気を循環させる扇風機を活用して、室内の温度を均一にする 以下は、「涼しい環境づくり」の注意ポイントです。愛猫がクールマットを嫌がる場合は、無理に使わせない扇風機の風が直接愛猫に当たり続けないよう注意する冷房効率を上げるため、不要な熱源(照明など)を減らす いずれの暑さ対策でも愛猫の様子を観察しながら調整することが大切ですが、無理をさせないよう注意しましょう。 次は、猫のための「エアコンの効果的な使い方」を見ていきましょう。 エアコンの効果的な使い方 暑い夏を愛猫と快適に過ごすためには、エアコンの正しい使い方を知ることが大切! 以下は、そんな飼い主さんと愛猫にお勧めのエアコン活用法です。 つけっぱなしvsこまめなオンオフ エアコンは愛猫の熱中症予防に必要不可欠ですが、電気代が気になって使用を控える飼い主さんも多いですよね。 実は夏場のエアコンは、こまめにオンオフするよりもつけっぱなしの方が電気代を抑えられる場合があります。 また愛猫の健康面を考えても、室温を一定に保てるつけっぱなし運転の方が体調管理に適しています。 外出時のエアコン使用 猫の暑さ対策として、外出時のエアコン使用も重要な検討事項です。 短時間の外出でも夏場の室温は急激に上昇するため、愛猫を室内に残す際はエアコンの使用をお勧めします。 外出時は通常より1~2度高めに設定し、愛猫が快適に過ごせる温度を維持しましょう。 愛猫と飼い主さんが快適に過ごす夏の暑さ対策 暑さが厳しい夏の季節に適切な対策を行わないと、愛猫の健康にさまざまな悪影響が起こりやすくなります。 愛猫の熱中症や体調不良を防ぐためには、エアコンでの温度管理や水分補給の工夫で暑さ対策を徹底してあげましょう。 愛猫が夏を快適に過ごせる環境を整えながら一緒に涼しい時間を過ごすと、飼い主さんとの絆もさらに深められそうですね🐱

DOG

2025.07.30

犬がいつもお腹がすいているのはなぜ?理由と満腹感を与える方法

愛犬がごはんを食べ終わった直後なのに、まだ欲しそうに見つめてくることはありませんか? 犬がいつもお腹をすかせているように見えるのには、実はいくつかの理由があります。 「本当にお腹がすいているのか」「病気が原因なのか」など、飼い主さんは心配になってしまいますよね。 そこで今回は、「犬がいつもお腹がすいている理由」や、「愛犬に満腹感を与える方法」「注意すべきポイント」についてご紹介します。 犬がいつもお腹がすいている理由 愛犬がいつも食べ物を欲しがる姿を見ると、「ごはんが足りないのかな?」と心配になる飼い主さんも多いでしょう。 しかし犬がいつもお腹をすかせているように見えるのは、必ずしも空腹が原因とは限りません。 犬の食欲旺盛な行動には、生理的な理由から心理的な要因まで、さまざまな背景があります。 犬がいつもお腹がすいているように見える理由とは、以下のようなものです。 野生時代の本能が残っている満腹中枢の発達が人間と異なる食べることが楽しみや習慣になっているストレスや退屈しのぎで食べ物を求める病気や薬の副作用による食欲増進加齢による代謝の変化 飼い主さんは愛犬の行動をよく観察し、適切な食事管理を心がけましょう。 次は、「愛犬に満腹感を与える方法」を見ていきましょう。 愛犬に満腹感を与える方法 愛犬がいつも食べ物を欲しがっても、単純に食事量を増やすだけでは肥満の原因になってしまいます。 以下のような方法で、愛犬に適切な満腹感を与えてあげましょう。 食事回数を増やす 「食事回数を増やす」ことは、愛犬に満腹感を与える効果的な方法です。 1日の総食事量は変えずに、食事を複数回に分けることで、犬の空腹時間を短縮できます。 「食事回数を増やす」方法は、1日2回の食事を3~4回に分けて与えるだけ。 このときに重要なのは、1日の総カロリー量は変えずに、1回あたりの食事量を減らすことです。 「食事回数を増やす」は、以下のような手順で行いましょう。 1日の総食事量を3~4回分に等分する朝・昼・夕方・夜などの時間帯に分けて与える食事の間隔を4~6時間程度あける愛犬の様子を見ながら食事回数を調整する 以下は、「食事回数を増やす」際の注意ポイントです。総カロリー量は変えない規則正しい時間に食事を与える愛犬が食べきれる適量を心がける 早食い防止フードボウルを使用する 犬の満腹感を高める方法として、「早食い防止フードボウルを使用する」こともお勧めです。 犬は本能的に早食いをする動物ですが、ゆっくり食べることで満腹中枢が刺激され、少量でも満足感を得やすくなります。 早食い防止フードボウルには、下記のような種類があります。 凹凸のある形状でフードが散らばるタイプ迷路のような仕切りがあるタイプ回転式でフードが少しずつ出てくるタイプ 「早食い防止フードボウルを使用する」は、以下のような手順で行いましょう。愛犬のサイズに合った早食い防止ボウルを選ぶ最初は普通のフードボウルと併用して慣れさせる愛犬がボウルに慣れたら完全に切り替える食事時間や愛犬の様子を観察する 以下は、「早食い防止フードボウルを使用する」際の注意ポイントです。愛犬がストレスを感じないよう徐々に慣れさせる清潔に保ち、定期的に洗浄する食事時間が長くなりすぎないよう調整する材質は愛犬にとって安全なものを選ぶ 知育玩具を活用する 「知育玩具を活用する」ことも、犬に満腹感を与える効果的な方法です。 知育玩具は犬の脳を刺激し、食べることに集中させることで、少量のフードでも満足感を高められます。 「知育玩具を活用する」には、以下のようなアイテムがあります。 フードを詰めて転がすボール型の知育玩具隠されたフードを探し出すパズル型の知育玩具舐めながら少しずつフードが出てくるマット型の知育玩具 「知育玩具を活用する」は、以下のような手順で行いましょう。愛犬の好みや能力に合った知育玩具を選ぶ最初は簡単なものから始めて徐々に難易度を上げる1日の食事量の一部を知育玩具に入れて与える愛犬が飽きないよう、複数の知育玩具をローテーションで使う 以下は、「知育玩具を活用する」際の注意ポイントです。愛犬が誤飲しない安全なサイズを選ぶ定期的に清潔にして衛生面に配慮する愛犬が諦めてしまわないよう適度な難易度に調整する いずれの知育玩具でもフードやオヤツを活用すると愛犬の興味を引きやすくなりますが、あげ過ぎには注意しましょう。 次は、犬の食欲に関して「注意すべきポイント」を見ていきましょう。 注意すべきポイント  愛犬の食欲が異常に増進している場合は、病気が隠れている可能性もあります。 以下は、そんな飼い主さんが注意すべきポイントです。 病気による食欲増進 犬の食欲増進には病気が原因の場合もあるため、日頃から愛犬の様子をよく観察することが大切です。 糖尿病や甲状腺機能亢進症、クッシング症候群などの病気では、食欲が異常に増進することがあります。 また薬の副作用によって食欲が増すケースもあるので、服薬中の犬は特に注意が必要です。 肥満の予防 犬の食欲に応えすぎると肥満につながり、関節トラブルや心臓病などのリスクが高まります。 近ごろは室内飼いの犬も増え、運動不足による肥満も問題となっています。 定期的な体重測定や獣医師による健康チェックを受けて、愛犬の適正体重を維持しましょう。 愛犬の食欲と上手に付き合う方法 犬がいつもお腹をすかせているように見えるのは、野生時代の本能や満腹中枢の特徴など、さまざまな理由があります。 愛犬が食べ物を欲しがっても、適切な食事管理と満腹感を与える工夫で、健康的な食生活をサポートしてあげましょう。 愛犬の食欲と上手に付き合いながら適正体重を維持すると、飼い主さんと愛犬の幸せな生活もさらに長く続けられそうですね🐶

RABBIT

2025.07.28

寂しがり屋?留守番はできる?うさぎが寂しいときに見せる行動

「うさぎは寂しいと死んでしまう」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。 実際にうさぎは群れで生活する動物のため、一人でいることにストレスを感じやすい動物です。 しかし、適切な環境を整えれば留守番もできますし、うさぎの寂しさのサインを理解すれば、より快適に過ごしてもらうことができます。 そこで今回は、「うさぎが寂しいときに見せる行動」や、「うさぎの留守番で気をつけること」「寂しさを和らげる方法」についてご紹介します。 うさぎが寂しいときに見せる行動 うさぎは感情表現が豊かな動物で、寂しいときにはさまざまな行動でそのサインを送ってくれます。 飼い主さんが外出から帰ったときや、普段の生活の中でうさぎが寂しさを感じているかもしれません。 うさぎが寂しいと感じているときは、心身にさまざまな影響が現れることがあります。 うさぎが寂しいときに見せる可能性のある行動とは、以下のようなものです。 飼い主さんの後をついて回るケージの柵をガジガジと噛む床を足でダンダンと鳴らす(足ダン)普段より鳴き声を出すことが増える食欲が落ちて牧草やペレットを残すトイレ以外の場所で粗相をする毛づくろいを過度に行い、毛が薄くなるじっとして動かない時間が長くなる 飼い主さんはうさぎが快適に過ごせるよう、寂しさのサインを見逃さないようにしましょう。 次は、「うさぎの留守番で気をつけること」を見ていきましょう。 うさぎの留守番で気をつけること うさぎは適切な環境を整えれば留守番ができる動物ですが、寂しさを感じさせないための配慮が必要です。 以下のような点に気をつけて、うさぎが安心して留守番できる環境を作ってあげましょう。 室温管理 「室温管理」は、うさぎの留守番で最も重要なポイントです。 うさぎは暑さに弱く、寒さにもある程度敏感な動物なので、適切な温度環境を保つことが大切です。 「室温管理」では、エアコンや暖房器具を使って室温を一定に保ちましょう。 うさぎにとって快適な室温は18〜24度程度で、湿度は40〜60%が理想的です。 「室温管理」は、以下のような手順で行いましょう。 留守番前にエアコンの設定温度を確認し、タイマー機能を活用する温度計と湿度計を設置して、環境をモニタリングできるようにしておく停電に備えて、保冷剤や湯たんぽなどの代替手段を用意しておく直射日光が当たらない場所にケージを設置する 以下は、「室温管理」の注意ポイントです。エアコンの風が直接当たらない場所にケージを置く夏場は熱中症、冬場は低体温症に特に注意する長時間の留守番では、万が一に備えて近所の人や動物病院に連絡先を伝えておく 十分な水と食事の準備 うさぎの留守番では、「十分な水と食事の準備」も重要なポイントです。 うさぎは常に何かを食べている動物なので、留守番中も新鮮な牧草やペレットを切らさないようにしましょう。 「十分な水と食事の準備」には、下記のような工夫をお勧めします。 給水ボトルを複数設置して水切れを防ぐ新鮮な牧草を多めに用意しておくペレットは適量を朝に与え、帰宅後に追加で与える 「十分な水と食事の準備」は、以下のような手順で行いましょう。留守番前に給水ボトルの水を新鮮なものに交換する牧草入れに十分な量の牧草を補充するペレットは食べきれる分量を計算して与える野菜は傷みやすいので、留守番中は与えない 以下は、「十分な水と食事の準備」の注意ポイントです。給水ボトルの詰まりがないか事前にチェックする牧草は湿気を避けて保存し、カビが生えていないか確認する留守番時間が長い場合は、自動給餌器の使用も検討する帰宅後は残った食事の量をチェックして、うさぎの体調を確認する 安全な環境作り 「安全な環境作り」も、うさぎの留守番には欠かせません。 うさぎは好奇心旺盛で、いろいろなものを齧ったり、狭い場所に入り込んだりする習性があります。 「安全な環境作り」には、以下のような対策があります。 電気コード=コードカバーを使用し、うさぎが齧れない場所に配線する誤飲の危険=小さなおもちゃや装飾品は片づけ、うさぎが口にできない場所に保管する家具の隙間=うさぎが挟まってしまう可能性のある隙間を塞ぐ 以下は、「安全な環境作り」の注意ポイントです。うさぎが普段遊んでいる場所を事前に点検し、危険なものは取り除くケージの扉がしっかりと閉まっているか確認する観葉植物の中にはうさぎに有毒なものがあるため、手の届かない場所に移動させる 安全な環境作りでは、うさぎの目線になって部屋をチェックすることが重要です。 次は、うさぎの寂しさを和らげる「寂しさ対策グッズ」を見ていきましょう。 寂しさ対策グッズ 留守番中のうさぎが寂しさを感じないように、さまざまなグッズを活用してみましょう。 以下は、そんな飼い主さんと愛らしいうさぎにお勧めの寂しさ対策グッズです。 かじり木・齧るおもちゃ うさぎの寂しさ対策として、「かじり木・齧るおもちゃ」が効果的です。 うさぎは齧ることでストレスを発散し、歯の健康も保つことができるため、留守番中の良い気分転換になります。 天然木のかじり木や、牧草でできたおもちゃなど、うさぎが安全に齧れる素材のものを選びましょう。 隠れ家・休憩スペース うさぎの寂しさ対策として、安心できる「隠れ家・休憩スペース」の設置もお勧めです。 野生のうさぎは穴を掘って生活するため、狭くて暗い場所があると安心して過ごすことができます。 木製のハウスやダンボール製の隠れ家など、うさぎがゆっくりと休める専用スペースを用意してあげましょう。 うさぎとの信頼関係を深めるコミュニケーション 留守番中に寂しさを感じやすいうさぎですが、適切な環境を整え、普段からしっかりとコミュニケーションを取ることで安心して過ごすことができます。 うさぎが寂しさのサインを見せているときは、優しく声をかけたり、一緒に遊んだりして、愛情をたっぷりと注いであげましょう。 うさぎと過ごす日常の時間を大切にすることで、留守番中も飼い主さんを信頼して待っていてくれるようになりそうですね🐰