「猫を飼いたい!」、実際に飼う前に知っておいて欲しいこと

猫カフェは、日本国内だけでも200店ほどあるそう。
それだけ猫のかわいさに魅了され、癒されたい人が多い証拠でしょう。
そっけないかと思えば、ごろんと甘えてくる可愛らしさ。
ぷにぷにの肉球、まんまるの瞳、気ままな仕草…
猫の魅力を語れば語るほど、やまほど出てきますが、実際に「飼う」時、どんな注意点があるのか。
猫を迎える前に知っておいて欲しいことをご紹介していきます。
猫が暮らす空間は確保できるか

まずは大前提ですが、「ペット可」の物件・お家。
猫は基本的にイタズラ好き。
家具や壁や床など、引っかかれてしまうことがあります。
退去の際には原状回復費など不動産屋さんとやりとりが必要になりますので、お大家さんなどに飼っていいかの確認をしましょう。
またトイレを置く場所の広さの確保も必要です。
上下運動ができる高さのある空間があれば、広くなくてはいけないわけではありませんが、猫自身も安心して排泄ができる場所は確認しておきましょう。
家を空ける時間はどれほどあるのか

もしかしたら、猫=放っておいてもいい、というイメージがあるかもしれません。
それは、間違いと覚えておいてください。
確かに犬のように散歩をすることはありませんが、猫だって放っておかれれば、ストレスが溜まってしまいます。
お仕事などで日中家を空ける時には、
- 自動エサやり機
- キャットタワー
- 爪研ぎ
などを準備して、猫が留守番できる環境を整えてあげましょう。
旅行や出張などで数日家を空けることがあれば、ペットホテルを利用するなどをして放置は絶対にやめてください。
猫にストレスが溜まり、思わぬ事態を招くこともありますからね。
飼育にかかる費用

- ワクチンや去勢避妊などの費用
- キャットフードや猫砂などの生活用品費
- エアコン代など環境を整える費用
おおまかに言うとこのあたり。
地域や買うものによって異なりますが、初期費用で平均5.5万円はみておいたほうがいいでしょう。
「ワクチン」「食事」「消耗品」などは継続してかかりますので、しっかり払えるのかも考えて飼うことを検討してください。
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最後に

猫も犬も他の動物たちも一度飼うと決めたら、最後まで責任を持って世話をしなければいけません。
ただ、これだけ聞くと飼うハードルが高く見えてしまうかもしれませんが、猫のことを思って「飼いたい」という意思があれば大丈夫です。
猫と暮らす楽しさや喜びは、きっとそれ以上にありますからね。
猫と一緒の充実ライフ、ぜひとも楽しんでください!