愛犬の笑顔を守ろう!犬の歯の健康維持方法

愛犬の健康を維持する上で、意外と見落とされがちなのが「歯の健康」です。 犬の歯のトラブルは「口臭の原因になる」「痛みで食欲が減退する」など、愛犬の生活の質を大きく下げることも。 定期的なケアを行わないと、歯垢や歯石が溜まり、深刻な歯周病へと発展してしまうことがあります。
そこで今回は、「犬の歯のトラブルで起こる健康問題」や、「愛犬の歯を守るための日常ケア」「プロによるデンタルケア」についてご紹介します。
犬の歯のトラブルで起こる健康問題

犬にとって歯の健康は全身の健康に直結していますが、多くの飼い主さんが気づかないうちに愛犬の歯は悪化していきます。 だからといって放置していると、小さなトラブルが深刻な問題へと発展してしまいます。 犬の歯のトラブルは、全身にさまざまな悪影響をもたらしかねません。 犬の歯のトラブルで起こる可能性のある健康問題とは、以下のようなものです。
- 口臭がひどくなる
- 歯茎が炎症を起こし、出血する
- 歯が緩んだり抜けたりする
- 食欲が減退し、栄養不足になる
- 細菌が血流に乗って心臓や腎臓などの内臓に悪影響を与える
- 痛みによるストレスで問題行動が増える
飼い主さんは愛犬が健康的な生活を送れるよう、日頃から歯のケアをしっかりと行いましょう。
次は、「愛犬の歯を守るための日常ケア」を見ていきましょう。
愛犬の歯を守るための日常ケア

愛犬には、毎日の簡単なケアで歯の健康を維持してあげたいですよね。 以下のような日常ケアで、愛犬の笑顔を守りましょう。
歯磨き
「歯磨き」は、最も効果的な犬の歯のケア方法です。 犬は自分で歯を磨くことができないので、飼い主さんが定期的に行うことで歯垢の蓄積を防ぎます。 「歯磨き」は、歯周病予防だけでなく、口臭対策にも非常に効果的です。 このときに使用する歯ブラシは、「犬用の歯ブラシ」や「指サック型の歯ブラシ」など愛犬に合ったものを選んでください。 「歯磨き」は、以下のような手順で行いましょう。
- まずは愛犬の口や歯に触れることに慣れさせる
- 犬用の歯磨き粉を少量つけて優しく歯を磨く
- 最初は数秒から始め、徐々に時間を延ばしていく
- 歯磨き後は必ず褒めてポジティブな体験にする
以下は、「歯磨き」の注意ポイントです。
- 人間用の歯磨き粉は使わない(フッ素が犬に有害なため)
- 無理に口をこじ開けない
- 嫌がる場合は短時間から始め、少しずつ慣らしていく
- 毎日できなくても週に2~3回は行う
デンタルトイ
犬の歯の健康維持として、「デンタルトイ」も有効です。 愛犬が噛むことで自然と歯の表面の汚れを落としてくれる「デンタルトイ」は、多くのペットショップで見かけますよね。 室内での「デンタルトイ」選びには、下記のようなポイントを押さえましょう。
- 適度な硬さがあり、歯垢を落とす効果のあるもの
- 愛犬の大きさや噛む力に合ったサイズのもの
- 安全性が高く、小さな破片が出にくいもの
「デンタルトイ」は、以下のような与え方をしましょう。
- 日中、飼い主さんが見ている時に与える
- 遊びの一環として短時間与える
- 破損していないか定期的にチェックする
- 汚れたら洗浄するか交換する
以下は、「デンタルトイ」の注意ポイントです。
- 愛犬が一人でいる時は与えない(誤飲防止のため)
- 硬すぎるものは歯を傷つける可能性があるので避ける
- 愛犬がトイを飲み込まないよう適切なサイズを選ぶ
- 噛むことだけでは完全な歯のケアにはならないことを理解する
デンタルフード・おやつ
「デンタルフード・おやつ」も、犬の歯の健康維持に役立ちます。 デンタルケア効果のある特殊な形状や成分を含んだフードやおやつは、日常的な歯のケアの補助として有効です。 「デンタルフード・おやつ」には、以下のような種類があります。
- 特殊な形状で歯垢を落とすドライフード
- 歯の健康に配慮した成分を含むおやつ
- 噛む動作を促進する硬さと形状のガム
- 歯垢を落とす効果がある液体タイプのサプリメント
以下は、「デンタルフード・おやつ」の注意ポイントです。
- カロリー過多にならないよう与える量を調整する
- 主食のバランスを崩さないようにする
- 愛犬の年齢や健康状態に合ったものを選ぶ
- あくまで補助的なケア方法と認識し、歯磨きも併用する
いずれのケア方法も愛犬が嫌がらずに続けられることが大切です。無理なく習慣づけることで、長期的な歯の健康を維持しましょう。
プロによるデンタルケア
日常的なケアだけでは落としきれない歯石は、専門家による定期的なクリーニングが必要です! 以下は、愛犬の歯の健康を守るためのプロによるデンタルケアです。
動物病院でのスケーリング
家庭でのケアだけでは取り除けない歯石は、獣医師によるスケーリングが効果的です。 スケーリングは麻酔下で行われる専門的な歯のクリーニングで、歯石や歯垢を完全に除去することができます。 また獣医師は検査を通じて、初期段階の歯のトラブルを発見できるので、重症化する前に対処が可能になります。
プロによる口腔内チェック
犬の歯の健康状態は、年に1〜2回はプロの目でチェックしてもらいましょう。 動物病院での定期健診時に、歯や歯茎の状態も一緒に確認してもらうことで、早期発見・早期治療につながります。 特に7歳以上のシニア犬は歯周病のリスクが高まるため、より頻繁なチェックが推奨されます。
愛犬の一生を支える歯のケア

歯のトラブルは愛犬の全身の健康に大きく影響し、放置すると深刻な病気のリスクが高まります。 愛犬の歯の健康を守るためには、日常的なケアと専門家による定期的なチェックを組み合わせることが大切です。 愛犬の歯を健康に保ちながら楽しく密度の濃い時間を過ごすと、飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね🐶