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POSTED on 2024.11.22

犬のおやつと健康食品の正しい選び方!与えるときの注意点も解説

愛犬に、おやつや健康食品をあげている飼い主さんは多いのではないでしょうか。

犬のおやつには、しつけのご褒美や投薬をスムーズにするなど大切な役割があります。

また犬用の健康食品(サプリメント)は、フードだけでは不足しがちな栄養素を補い、愛犬の健康をサポートしてくれます。

犬のおやつや健康食品は種類が豊富なので、安全で愛犬のQOLを高められるものを選んであげたいですね。

そこで今回は、「犬のおやつの正しい選び方」や「犬の健康食品(サプリメント)の正しい選び方」、「おやつや健康食品を与えるときの注意点」について解説します。

犬のおやつの正しい選び方

愛犬のしつけのご褒美や薬を飲ませるときなど、日常のあらゆるシーンで大切な役割を果たしてくれる「犬のおやつ」。

愛犬の、いざというときの切り札におやつを活用している飼い主さんは多いでしょう。

犬のおやつは病気や高齢犬の栄養補給にも役立ちますので、健康に害のない安全なおやつを選んであげたいですね。

次は、犬のおやつの正しい選び方を解説していきます。

合成添加物を使用していないもの

犬のおやつには、健康に悪影響を及ぼす可能性がある合成添加物が使用されているものがあります。

おやつは日常的に愛犬に与えるものなので、できるだけ保存料や着色料などの合成添加物を使用していないものを選びましょう。

愛犬が食べやすいサイズや硬さのもの

犬のおやつには、サイズや硬さによって小型犬用、中型~大型犬用などに分類されているものがあります。

それを誤って小型犬に中型犬~大型犬用のおやつを与えてしまうと、喉に詰まったり胃腸を傷つけたりすることも。

とくに硬くて尖った形のおやつが犬の内臓に刺さってしまうと、外科手術が必要になるケースもあるのです。

犬の多くは食べ物をほとんど噛まずに丸飲みするため、愛犬に適したサイズで消化の良いおやつを選びましょう。

酸化しにくい小袋のもの

おやつを犬に与えるたびに袋を開封していると、油脂分が酸化して風味を損なったり劣化したりしてしまいます。

酸化が進んだ食べ物は犬の体調不良の原因になることもあるので、おやつは小さい袋のものを選び、早めに使い切るようにしましょう。

子犬期のしつけにはドッグフードを

子犬期に嗜好性の高いおやつを与えると、ドッグフードを食べなくなることも。

子犬のトレーニングやしつけのご褒美には、ふだん食べているドッグフードか、匂いや食感がフードに似ているおやつを選びましょう。

上記のほか、高齢犬や持病のある犬のおやつの選び方は、かかりつけの獣医師に相談することをお勧めします。

次は、「犬の健康食品(サプリメント)の正しい選び方」について解説します。

犬の健康食品(サプリメント)の正しい選び方

「犬に健康食品(サプリメント)って必要なの?」と思う人もいるかもしれませんね。

犬の健康食品(サプリメント)は、フードだけでは不足しがちな栄養素や強化すべき成分を補って、愛犬の健康をサポートしてくれます。

犬用の健康食品(サプリメント)は種類が豊富ですが、以下は代表的な4種類です。

  • 関節トラブルを抱える犬用=関節や軟骨などの健康をサポートする
  • シニア犬用=高齢で食欲が低下した犬の、偏りがちな栄養バランスを整える
  • 肥満の犬用=糖や脂肪の吸収を抑えたり、脂肪の燃焼をサポートしたりする
  • お腹の調子が気になる犬用=乳酸菌の働きで腸内環境を整えお腹の健康をサポートする

次は、犬の健康食品(サプリメント)の正しい選び方を見ていきましょう。

症状をサポートできる成分を選ぶ

犬の健康食品(サプリメント)は医薬品ではありませんが、正しい量を継続して与えることで症状を改善する効果が期待できます。

そのため犬の健康食品(サプリメント)は、愛犬の症状のサポートに役立つ成分が摂取できるものを選びましょう。

近ごろでは、動物病院でも犬の症状の改善に健康食品を勧められることも多いので、選ぶのに迷ったときは獣医師に相談しましょう。

アレルゲンをチェックして選ぶ

食物アレルギーがある愛犬の場合は、犬の健康食品(サプリメント)を選ぶ際に、原材料にアレルゲンが含まれていないものを選びましょう。

安全性や成分の含有量をチェックして選ぶ

犬の健康食品(サプリメント)は医薬品ではないので、有効とされる成分の含有量の記載義務がありません。

安全性や品質の高さは「成分の含有量の記載」のほか、「動物病院での取り扱いの有無」「メーカーの情報」「製造工場の情報」などから判断して選びましょう。

また犬の健康商品は、愛犬が安全に食べられるタイプや形のものを選ぶことも大切です。

おやつや健康食品を与えるときの注意点

  • 人間のお菓子や食べ物は与えない
  • 持病のある犬は、おやつの種類を獣医師に相談する
  • 与える量は、1日の摂取カロリーの10%以下を目安にする
  • 開封したおやつは冷蔵庫などで密閉して保管し、早めに使い切る
  • 合成添加物が含まれているものや、脂肪分、塩分、糖分の多すぎるおやつは与えない

犬に健康商品(サプリメント)を与えるときの注意点

  • 犬専用の健康食品(サプリメント)を選び、人間用のものは与えない
  • 愛犬に適した目安量を守り、使用方法や注意事項をよく読んで摂取させる
  • 愛犬が持病で現在服用している薬がある場合は、与えてもよいか獣医師に相談する
  • 健康食品(サプリメント)は医薬品ではないため、愛犬に体調不良や異変が起こった場合はサプリを与える前に、まず獣医師の診察を受ける

愛犬のおやつと健康食品は正しく選ぶことが大切

動物医療の進歩やフードの改良などにより犬も長寿になってきましたが、やはり大切な家族である愛犬は健康で幸せに長生きしてほしいものです。

愛犬のおやつは大切な役割を持っていますが、健康を守るためには安全で体によいものを選び、あげすぎに注意しましょう。

また犬の健康をサポートしてくれる健康食品は獣医師が勧めてくれることも多いので、愛犬の今後の健やかな生活のために必要なサプリメントなども相談してみましょう。

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