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COLUMNコラム

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POSTED on 2024.08.08 / UPDATE on 2024.08.14

うさぎの適切な飼育環境とは?育てていく上での注意点も徹底解説

うさぎと一緒に暮らしてみたいけど、様々な理由でなかなかお迎えをためらっているという方は多いかと思います。

また、既に一緒に暮らしているけど、うさぎにとって快適に暮らせているのだろうかと心配になっている方もいるでしょう。

中でも、うさぎの飼育環境について以下のようなお悩みや疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。

  • 自分の今の環境がうさぎにとって快適に過ごせるかどうか心配
  • 適切な飼育環境にするにはどうすればいいかわからない
  • 一緒に住むにはどのようなことに気をつければ良いのか分からない

そこで今回は、うさぎの適切な飼育環境や育てていく上での注意点について解説していきます。

気になる方はぜひ最後までご覧ください!

うさぎの飼育環境について

うさぎの飼育環境については、室内・室外で大きく異なります。

それぞれ具体的に説明していくので、見ていきましょう!

室内の場合

室内の場合は、一定の空間をうさぎが過ごしやすい環境に整えることが必要です。

ケージ内には弾力性のある柔らかい素材(牧草を敷き詰めるのも◎)を使い、隠れられるような小物をおいてあげるのも大切。

また、うさぎが過ごしている部屋の温度管理は徹底することも重要です。

そして、基本的には室内での放し飼いはNGです。

「自由だからストレス無く過ごせるのでは?」という意見もあるかもしれませんが、ずっと放し飼いをしていると病気やケガの原因になります。

室外の場合

室外の場合、主にうさぎ小屋などのケージで飼うケースと広いお庭の土の上で過ごさせるケースがあります。

それぞれの飼育環境について、お話します。

ケージ内で飼育するケース

うさぎ小屋などで飼育する場合、隙間風と雨が入らないよう配慮してあげましょう。

ワラや乾草などを敷いてあげてあげると吸水性・断熱性があがり、うさぎにとって過ごしやすい環境になります。

また、うさぎがかじって脱走してしまわないよう、頑丈なフェンスなどで小屋を囲うことも必要です。

柵だけですと、ジャンプ力の高いうさぎがジャンプして脱走する可能性もありますし、外敵が侵入するケースもあります。

このような危険から徹底的に守るためにも、フェンスで囲うことがベストです。

土の上で飼育するケース

本来、野生で暮らしていたうさぎが土の上を走り回って過ごせる環境は、健康に良いことかも知れません。

実際に柔らかい土はうさぎの足の皮膚にとって理想的な環境で、耳の汚れや皮膚疾患などもあまり見られないということが分かっています。

しかし、野外には危険もたくさん。

ネコやカラスなどの天敵に襲われる可能性もあり、周りに生えている植物を食べてしまい中毒を起こすケースもあります。

そのため、外での放し飼いには細心の注意が必要です。

うさぎと暮らす際の注意点

うさぎと暮らす際には、これから紹介することに注意しながら生活しましょう。

それでは一つずつ紹介していきます。

周りに物を置かないようにする

うさぎを部屋に放す際には、うさぎが届く範囲に物を置かないよう注意してください。

具体的には、家電製品の電気コードや小物、紐や輪ゴムなどです。

家電製品のコードがうさぎの届く範囲にあると、100%と言って良いほどかじられます。

火災の原因やうさぎが感電して死に至ってしまう可能性もあるので気をつけてください。

電気コードをどうしても移動できない場合は、カバーをつけたり家具の後ろにまわしておくなどの配慮が必要です。

また、クリップやタバコ、紐や輪ゴムなど、わたしたちが日常的に使っている小物は、誤飲をする危険があります。

特に長い紐状のものは、体内に入ってしまうと吐き出せず排出もできないため大変危険です。

うさぎを部屋に放す際には、必ず周囲に危険なものが落ちていないかチェックしてからにしましょう。

むやみに抱っこして歩きまわらない

うさぎは骨の弱い動物です。

抱っこをして万が一落としてしまうと、骨折するリスクがかなり高いので気をつけましょう。

また、ドアに挟まれてしまったり、ソファーから飛び降りた衝撃で骨折したりするケースもあります。

抱っこをしているときはあまり動き回らず、ドアの開閉時にも気をつけてください。

また、高い場所に登らせないよう監視しておくことも大切です。

シャンプーはしない

うさぎは水に濡れることを嫌がる動物です。

シャンプーはもちろん、体が少し濡れるだけでも大きなストレスを抱え、場合によっては皮膚炎を起こしたり体調不良になったりすることもあります。

うさぎはきれい好きな動物なので、自分で綺麗に毛づくろいをしてくれます。そのため普段のお手入れはブラッシングだけで問題ありません。

どうしても汚れがひどい場合は、かかりつけの動物病院へ相談して指示を受けましょう。

うさぎを飼育するなら適切な環境について知っておくべき

うさぎは繊細な動物です。

適切な環境で飼育していなかった場合、ストレスを抱えてしまうだけではなく病気になったりトラブルが起こる可能性もあるので注意してください。

少しでもうさぎと長く暮らすためには、飼い主さんが適切な環境について予め学んでおくことが大切です。

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