fbpx
HOME / COLUMN / 犬の拾い食いをやめさせる方法は?拾い食い...

COLUMNコラム

DOG

POSTED on 2023.11.14

犬の拾い食いをやめさせる方法は?拾い食いのリスクと対策を解説

愛犬の問題行動として、多くの飼い主さんを悩ませる「拾い食い」。

「拾い食い」は愛犬の体調不良の原因になり、ときには命にかかわることもある非常に危険な行動です。
飼い主さんは愛犬の拾い食いを放置せず、一刻も早くやめさせて大切な愛犬の命や健康を守ってあげましょう。

そこで今回は、「犬が拾い食いをする理由」や「拾い食いのリスク」、「拾い食いをやめさせる方法」について解説します。

犬が拾い食いをする理由

お散歩中の愛犬が、道に落ちているさまざまな「モノ」を食べてしまう拾い食い。

愛犬の拾い食いを防ぐため、「お散歩のときは常に愛犬の動きに目を光らせている」という飼い主さんも多いかもしれません。

では、犬はなぜ拾い食いをするのでしょうか。

犬が拾い食いをする理由は、それが「犬本来の自然な行動だから」です。

犬はもともと野生で暮らしていたため、生きるための本能的な欲求として見つけたものを急いで食べようとします。
また強い好奇心が備わっている犬は、「落ちている気になるモノを、口に入れて確認したい」という衝動を抑えることができません。

そのため犬は、食べ物だけでなく葉っぱや草、虫やゴミなど何でも拾い食いしてしまうのです。

しかし道に落ちているモノを犬が飲み込んでしまうと、体調不良や命の危険もあるため拾い食いは早急にやめさせなければいけません。

次は、犬の拾い食いにはどのようなリスクがあるのか見ていきましょう。

犬の拾い食いのリスク

拾い食いは犬本来の自然な行動とはいえ非常にリスクが高く、愛犬の命や健康を脅かすことも。
犬の拾い食いによるリスクには、以下のようなものがあります。

尖ったモノで消化器が傷つく

拾い食いによるリスクのひとつに挙げられるのは、犬の消化器が傷ついてしまうこと。

道には木の枝や串や爪楊枝のほか、鳥や魚の骨など、あらゆる先端の尖った異物が落ちています。
これらの尖ったモノを愛犬が拾い食いしてしまい、消化器を傷つけるケースは少なくありません。

その結果、外科手術が必要になるなど愛犬に苦痛を与えるほか、命に危険が及ぶこともあるのです。

人間の食べ物で中毒症状

犬が人間の食べ物を拾い食いして中毒を起こす、というケースもないとはいえません。
人がふだん口にしている食べ物でも、犬が食べると中毒症状を引き起こす食材は多いもの。

以下は、犬が食べると中毒症状を起こす食べ物の例です。

  • チョコレート
  • マカデミアナッツ
  • ぶどう、レーズン
  • 玉ネギ、にんにく、ネギ類の野菜
  • アボカド

上記の食べ物などを犬が拾い食いして中毒になると下痢・嘔吐などを引き起こし、重症のケースでは命に危険が及ぶことも。

また犬のお散歩中、道に腐敗した食べ物が落ちていることもあるので油断はできません。

毒物

犬の拾い食いによるリスクには、「毒物」を口にしてしまうことも挙げられます。

愛犬が毎日お散歩する道に、除草剤や農薬などが付着した植物や、タバコなどの「毒物」が落ちていることも。
これらの毒性の強いものを犬が拾い食いすると、命の危険にもつながりかねません。

上記のようにリスクの高い愛犬の拾い食いは、適切な対策をとって一刻も早くやめさせたいですね。

次は、犬の拾い食いをやめさせる方法について見ていきましょう。

■あわせて読みたい記事■
犬の吠え癖は直せる?吠える理由や直す方法とコツを解説

犬の拾い食いをやめさせる方法

犬の命の危険もある拾い食いをやめさせることができるのは、飼い主さんだけです。
飼い主さんは以下のような「拾い食いをやめさせる方法」で愛犬の健康を守りましょう。

「ちょうだい」の、しつけ

愛犬に拾い食いをやめさせる方法として効果が期待できるのは、「ちょうだい」のしつけです。

「ちょうだい」のしつけが上手くできると、愛犬が拾い食いしたモノを飲み込まず口から出してくれるようになります。
「ちょうだい」のトレーニングは、まず自宅で根気よく練習を重ねることが大切。

練習方法はとてもシンプルで、愛犬がオモチャなどをくわえたらオヤツを見せながら「ちょうだい」と優しく声をかけて離させるだけです。
愛犬が上手にオモチャを離すことができたら、オヤツをあげて思いっきり褒めてあげましょう。

また「ちょうだい」の練習は愛犬が飽きてしまわないように、オモチャのバリエーションを増やして行うのがおすすめです。

未然に防ぐ

愛犬の拾い食いをやめさせる方法として、飼い主さんが未然に防ぐことも大切です。
飼い主さんは愛犬のお散歩中に以下のように行動し、拾い食いを予防しましょう。

  • 愛犬をノーリードで歩かせない
  • 拾い食いしそうなモノが落ちていても見えない場所(植え込みなど)には近づかない
  • 飼い主さんが愛犬の周辺に目を光らせ、拾い食いしそうなモノがあれば避けて歩く
  • 夜の散歩の際には周囲を確認しやすいようにライトで照らす

ハーネスより首輪

愛犬の拾い食いをやめさせたい場合、ハーネスより首輪にすることもおすすめの方法です。
犬が自身の力で引っ張りやすいハーネスと比べると、首輪のほうが拾い食いを防ぎやすくなります。

ただし鼻ペチャ犬(短頭種)などは呼吸器に負担がかかりやすいため、首輪を装着して強く引っ張ることはやめましょう。

拾い食い防止の口輪

愛犬の拾い食いを物理的にやめさせるために「拾い食い防止の口輪」を使用する、という方法もあります。

愛犬の性質や環境などにより、飼い主さんの努力だけでは拾い食いを防ぐことができないこともあるでしょう。
愛犬の命を守るためにやむを得ない場合は、お散歩時だけ口輪を使うという選択肢もあります。

また、拾い食いしたモノを取り上げようとした際に唸ったり噛みついたりする愛犬のしつけは、トレーナーなどの専門家に相談することも検討しましょう。

愛犬の拾い食いは適切な方法でやめさせよう

拾い食いは愛犬の命に危険が及ぶこともあるため、飼い主さんにとって非常に悩ましい問題です。

学習能力が高い犬は美味しいモノを拾い食いした経験があると、飼い主さんの目を盗んで何度も繰り返そうとします。

飼い主さんは、子犬時から愛犬の拾い食いの予防やしつけをしっかりと行い、やめさせるのが難しい場合はトレーナーなどの専門家に相談してみましょう。

LATEST POST

最新記事

NEW,DOG

2025.12.23

愛する高齢犬をやさしくケアしよう!大切なポイントと注意点

愛犬が高齢になると、若い頃とは違ったケアが必要になってきます。 高齢犬は体力や免疫力が低下し、さまざまな病気のリスクも高まるため、日々のケアがより重要に。 適切なケアを行うことで、愛犬が快適で健やかなシニアライフを送れるようサポートしてあげましょう。 そこで今回は、「高齢犬に起こりやすい体の変化」や、「高齢犬のケアで大切なポイント」「注意点」についてご紹介します。 高齢犬に起こりやすい体の変化 犬は一般的に小型犬で10歳前後、大型犬で7歳前後からシニア期に入ると言われています。 高齢になると、愛犬の体にはさまざまな変化が現れてきます。 飼い主さんは愛犬の変化に気づき、適切なケアを行うことが大切です。 高齢犬に起こりやすい体の変化とは、以下のようなものです。・視力や聴力が低下する・筋肉量が減り、足腰が弱くなる・被毛が白くなったり、毛艶が悪くなる・免疫力が低下し、病気にかかりやすくなる・認知機能が衰え、認知症の症状が出ることもある・食欲が落ちたり、消化機能が低下する飼い主さんは愛犬の健康状態をよく観察し、異変に早く気づいてあげられるようにしましょう。 次は、「高齢犬のケアで大切なポイント」を見ていきましょう。 高齢犬のケアで大切なポイント 高齢犬には、若い頃とは異なる配慮やケアが必要になります。 以下のようなポイントを押さえて、愛犬が快適に過ごせるようサポートしてあげましょう。 食事管理 高齢犬のケアで最も大切なポイントの一つが「食事管理」です。 シニア期に入ると代謝が落ちて太りやすくなる一方、食欲が低下して痩せてしまう犬もいます。 愛犬の健康状態に合わせて、適切な食事管理を行いましょう。 高齢犬の食事管理では、以下のような点に注意してください。・シニア犬用のフードに切り替え、消化しやすく栄養バランスの良い食事を与える・食欲が落ちている場合は、フードを温めて香りを立たせたり、ウェットフードを混ぜる・1回の食事量を減らし、1日の食事回数を増やして消化の負担を軽減する・水分補給をしっかり行い、脱水症状を防ぐ以下は、高齢犬の「食事管理」の注意ポイントです。・急激な体重の増減がないか、定期的に体重を測定する・食欲不振が続く場合は、病気の可能性もあるので獣医師に相談する・人間の食べ物は与えず、犬用の適切なフードを選ぶ 適度な運動 高齢犬のケアとして、「適度な運動」も欠かせません。 シニア犬も無理のない範囲で運動を続けることで、筋肉量の維持や肥満予防、ストレス解消につながります。 高齢犬の運動は、以下のような方法がお勧めです。・散歩の時間や距離を短くし、愛犬のペースに合わせてゆっくり歩く・階段や段差は避け、平坦な道を選ぶ・暑い時間帯や寒い時間帯を避け、愛犬の体に負担がかからないよう配慮する以下は、高齢犬の「適度な運動」の注意ポイントです。・愛犬が疲れていないか、息が上がっていないか、こまめに様子を確認する・関節に負担がかかる激しい運動は避ける・運動後は十分な休息を取らせる・散歩を嫌がる場合は無理強いせず、室内での軽い遊びに切り替える 生活環境の整備  「生活環境の整備」も、高齢犬のケアで大切なポイントです。 視力や筋力が衰えた高齢犬が安全に暮らせるよう、生活環境を見直してあげましょう。 高齢犬のための生活環境の整備には、以下のような工夫があります。・滑り止めマット=フローリングに滑り止めマットを敷き、転倒や関節への負担を防ぐ・段差の解消=階段やソファへの昇り降りに、スロープやステップを設置する・寝床の改善=体圧分散効果のあるシニア犬用ベッドや、クッション性の高い寝床を用意する以下は、「生活環境の整備」の注意ポイントです。・家具の配置を大きく変えず、愛犬が慣れた環境で安心して過ごせるようにする・トイレまでの動線を短くし、粗相を防ぐ・室温管理に気を配り、暑すぎず寒すぎない快適な温度を保つ愛犬の体調や行動の変化を観察しながら、必要に応じて生活環境を調整していきましょう。 次は、高齢犬をケアする際の「注意点」を見ていきましょう。 高齢犬をケアする際の注意点 大切な愛犬が健やかなシニアライフを送れるよう、日々のケアには細心の注意を払いたいもの。 以下は、高齢犬をケアする際に特に気をつけたい注意点です。 定期的な健康チェック 高齢犬は病気にかかりやすく、症状の進行も早いため、定期的な健康チェックが欠かせません。 動物病院での定期検診を受けることで、病気の早期発見・早期治療につながります。 高齢犬の健康チェックでは、以下のような点を心がけましょう。・最低でも半年に1回は動物病院で健康診断を受ける・血液検査やレントゲン検査など、詳しい検査も定期的に実施する・日常的に愛犬の様子を観察し、食欲、排泄、歩き方などの変化に気づく・気になる症状があれば、すぐに獣医師に相談する スキンシップとメンタルケア 高齢犬のケアでは、スキンシップとメンタルケアも重要です。 認知機能が衰えてきた高齢犬は不安を感じやすくなるため、飼い主さんとのコミュニケーションがより大切になります。 愛犬との絆を深めるスキンシップとメンタルケアには、以下のような方法があります。・毎日優しく声をかけ、撫でたり抱っこしたりして触れ合う時間を作る・ブラッシングやマッサージで、愛犬をリラックスさせながら体調チェックも行う・認知症予防のため、簡単な遊びや知育玩具で脳を刺激する・夜鳴きや徘徊などの症状が出た場合は、寄り添って安心させてあげる 愛犬と過ごす大切な時間 高齢犬には若い頃とは違った配慮が必要ですが、適切なケアを行うことで愛犬の健康寿命を延ばすことができます。 愛犬の体調や行動の変化をよく観察し、食事管理や適度な運動、生活環境の整備を心がけましょう。 高齢犬をやさしくケアしながら過ごす毎日は、飼い主さんにとっても愛犬にとってもかけがえのない時間となるはずです!

RABBIT

2025.12.19

うさぎの睡眠時間はどのくらい?眠る時の習性とは

うさぎを飼っていると「いつ寝ているのかわからない」と感じることはありませんか。うさぎは警戒心が強く、目を開けたまま眠ることもあるため、飼い主さんが睡眠のタイミングを把握しにくい動物です。うさぎの健康を守るためには、睡眠時間や眠る時の習性を理解して、安心して休める環境を整えてあげることが大切です。 そこで今回は、「うさぎの平均睡眠時間」や、「うさぎが眠る時の習性」「快適な睡眠環境の作り方」についてご紹介します。 うさぎの平均睡眠時間 うさぎは野生では捕食される側の動物であるため、常に周囲を警戒しながら生活しています。 そのため、犬や猫のようにまとまった時間眠ることは少なく、短時間の睡眠を何度も繰り返すのが特徴です。 うさぎの1日の平均睡眠時間は、個体差はありますが8~10時間程度と言われています。 ただし、この睡眠時間は一度にまとめて取るのではなく、以下のような特徴があります。・短時間の睡眠を1日に何度も繰り返す・深い眠りではなく、浅い眠りが多い・目を開けたまま眠ることがある・飼い主さんの生活リズムに合わせて睡眠パターンが変化する・子うさぎやシニアうさぎは、成体よりも長く眠る傾向がある・安心できる環境では、リラックスして眠る時間が増える 飼い主さんはうさぎの睡眠の特徴を理解して、愛うさぎが安心して休める環境を用意してあげましょう。 次は、「うさぎが眠る時の習性」を見ていきましょう。 うさぎが眠る時の習性 うさぎには独特の睡眠習性があり、その行動を知ることで愛うさぎの健康状態を把握することができます。 以下のような習性を理解して、うさぎの睡眠をサポートしてあげましょう。 薄明薄暮性の動物 うさぎは「薄明薄暮性」の動物で、明け方と夕方に最も活発になります。 野生のうさぎは捕食者が少ない薄暗い時間帯に活動し、日中や夜間は比較的休んで過ごします。 飼いうさぎも本能的にこのリズムを持っているため、昼間や夜中に眠っていることが多いです。 飼い主さんの生活リズムに合わせて活動パターンが変化することもありますが、基本的な習性は変わりません。 以下は、薄明薄暮性のうさぎの1日の過ごし方です。・早朝(明け方)=活発に動き回り、食事をする・午前中から昼過ぎ=ゆっくり休んで睡眠をとる・夕方から夜=再び活発になり、遊んだり食事をしたりする・深夜=比較的落ち着いて休む 目を開けたまま眠る うさぎの特徴的な睡眠習性として、目を開けたまま眠ることが挙げられます。 野生では常に天敵から身を守る必要があるため、すぐに危険を察知できるよう目を開けて眠るのです。 飼いうさぎでもこの習性は残っており、特に環境に慣れていない時期は目を開けたまま眠ることが多いです。 ただし、飼い主さんや環境に十分慣れて安心しているうさぎは、目を閉じてリラックスして眠ることもあります。 以下は、うさぎの眠り方のサインです。・目を半開きにしている・耳が後ろに倒れている・呼吸がゆっくりになっている・体をリラックスさせて横たわっている・鼻の動きが少なくなっている 安全な場所で眠る うさぎは警戒心が強いため、安全だと感じる場所でしか安心して眠れません。 ケージの隅や小屋の中、飼い主さんの近くなど、うさぎが「ここなら大丈夫」と思える場所を選んで眠ります。 また、うさぎは縄張り意識が強いので、自分のテリトリー内のお気に入りの場所で眠ることが多いです。 以下は、うさぎが安心して眠れる場所の特徴です。・周囲が囲まれていて身を隠せる・静かで落ち着いている・適度な暗さがある・温度が快適である 次は、「うさぎの快適な睡眠環境の作り方」を見ていきましょう。 うさぎの快適な睡眠環境の作り方 愛うさぎが質の良い睡眠をとれるように、快適な環境を整えてあげることが大切です。 以下のようなポイントを押さえて、うさぎが安心して眠れる空間を作りましょう。 静かで落ち着いた環境 うさぎは聴覚が優れているため、大きな音や突然の物音にとても敏感です。 テレビの音量を下げる、ドアの開閉音を静かにするなど、できるだけ静かな環境を保ちましょう。 特にうさぎが休んでいる昼間や深夜は、物音を立てないように配慮してあげてください。 ケージの設置場所も、人の出入りが少なく、落ち着いて過ごせる場所を選びましょう。 以下は、静かな環境を作るためのポイントです。・ケージをリビングの隅など静かな場所に設置する・テレビやオーディオからなるべく離す・家族にもうさぎの睡眠時間を理解してもらう・夜間は部屋の照明を暗くする 安心できる隠れ場所 うさぎが安心して眠るためには、身を隠せる場所が必要です。 ケージ内に小屋やハウスを設置して、うさぎが「ここなら安全」と思える空間を作ってあげましょう。 隠れ場所があることで、うさぎはストレスを感じずにリラックスして眠ることができます。 小屋やハウスは、うさぎの体がすっぽり入る大きさで、通気性の良いものを選んでください。 以下は、隠れ場所を作る際の注意ポイントです。・うさぎの体に合ったサイズの小屋を用意する・清潔に保てる素材を選ぶ・出入り口が広く、うさぎが出入りしやすいものにする・定期的に掃除をして衛生的に保つ 適切な温度管理 うさぎは暑さにも寒さにも弱い動物なので、快適な温度を保つことが重要です。 夏はエアコンで室温を調整し、冬は暖房やペット用ヒーターで保温してあげましょう。 ただし、エアコンの風が直接当たらないように、ケージの位置を調整してください。 以下は、温度管理の注意ポイントです。・夏は28℃以上にならないように冷房で調整する・冬は暖房やペット用ヒーターで18℃以上を保つ・温度計を設置して、こまめに室温をチェックする・直射日光が当たる場所は避ける 規則正しい生活リズム うさぎは習慣性のある動物なので、毎日同じリズムで生活することが安心につながります。 食事の時間、遊びの時間、ケージの掃除の時間などを一定にすることで、うさぎは生活パターンを覚えて落ち着いて過ごせます。 飼い主さんの生活リズムが不規則だと、うさぎもストレスを感じて睡眠の質が下がってしまうことがあります。 以下は、規則正しい生活リズムを作るためのポイントです。・食事の時間を毎日同じにする・遊びや運動の時間を決めておく・夜は部屋を暗くして、睡眠環境を整える・急な環境変化を避ける うさぎの睡眠を理解して健康をサポート うさぎは短時間の睡眠を繰り返す独特の睡眠習性を持ち、目を開けたまま眠ることも多い動物です。 飼い主さんには眠っているように見えなくても、実はしっかり休んでいることもあるので、うさぎの習性を理解してあげることが大切です。 愛うさぎが安心して質の良い睡眠をとれるように、静かで快適な環境を整えてあげましょう。 うさぎの睡眠習性を理解して適切な環境を作ることで、愛うさぎの健康維持と飼い主さんとの信頼関係もさらに深められそうですね!

CAT

2025.12.16

猫の毛玉予防・ケアが必要な理由は?適切なブラッシング法も合わせて解説!

猫は毎日グルーミングを行うため、被毛を飲み込んでしまい、体内に毛玉が溜まりやすい動物です。猫の毛玉を放置すると「消化器官のトラブル」「毛球症のリスク」など、健康に悪影響を及ぼすことも。換毛期や長毛種の猫は特に注意が必要なので、適切なブラッシングで毛玉予防とケアをしてあげましょう。 そこで今回は、「猫の毛玉予防・ケアが必要な理由」や、「猫に適したブラッシング法」「毛玉ケアのポイント」についてご紹介します。 猫の毛玉予防・ケアが必要な理由 猫にとってグルーミングは日常的な行動ですが、舐めた被毛を飲み込むことで体内に毛玉が蓄積されていきます。 少量の毛玉なら便と一緒に排出されますが、大量に溜まると吐き出したり、消化器官に詰まったりすることも。 猫の毛玉を放置すると、健康面でさまざまなトラブルを引き起こしかねません。 猫の毛玉予防・ケアが必要な理由とは、以下のようなものです。・毛球症を予防できる・消化器官の詰まりを防げる・嘔吐の頻度を減らせる・食欲不振を防げる・便秘のリスクを軽減できる・皮膚や被毛の健康状態を保てる飼い主さんは愛猫が健康的な生活を送れるよう、日頃からしっかりと毛玉予防とケアを行いましょう。 次は、「猫に適したブラッシング法」を見ていきましょう。 猫に適したブラッシング法 愛猫には、適切なブラッシングで毛玉予防をしながら健康を守ってあげたいですよね。 以下のようなブラッシング法で、愛猫の毛玉ケアをしっかり行いましょう。 短毛種のブラッシング 「短毛種のブラッシング」は、週に2~3回程度が目安です。 短毛種は長毛種に比べて毛玉ができにくいですが、換毛期は抜け毛が増えるため、ブラッシングの回数を増やしましょう。 「短毛種のブラッシング」には、ラバーブラシやシリコンブラシが適しています。 これらのブラシは皮膚を傷つけにくく、抜け毛を効率的に取り除けるのでお勧めです。 「短毛種のブラッシング」は、以下のような手順で行いましょう。・愛猫がリラックスしている時を選んでブラシを見せる・背中や腰など愛猫が好む部分から優しくブラッシングを始める・毛の流れに沿ってブラシを動かし、抜け毛を取り除く・終わったらしっかり褒めて、ご褒美のオヤツをあげる以下は、「短毛種のブラッシング」の注意ポイントです。・力を入れ過ぎず、優しくブラッシングする・嫌がる部分は無理に行わず、少しずつ慣れさせる・換毛期は毎日ブラッシングを行って抜け毛を減らす 長毛種のブラッシング 猫の毛玉ケアとして、「長毛種のブラッシング」は特に重要です。 長毛種は毛玉ができやすく、放置すると皮膚トラブルの原因にもなるため、毎日のブラッシングが必要です。 「長毛種のブラッシング」には、下記のようなブラシをお勧めします。・スリッカーブラシ・コーム(櫛)・ピンブラシ「長毛種のブラッシング」は、以下のような手順で行いましょう。・愛猫の機嫌が良い時を選び、ブラシを見せて慣れさせる・毛玉ができやすい脇の下や内股から優しくブラッシングを始める・もつれた毛は無理に引っ張らず、少しずつほぐしていく・全身をブラッシングできたら、大げさに褒めてあげる以下は、「長毛種のブラッシング」の注意ポイントです。・毛玉を見つけたら、手でほぐしてからブラシを使う・皮膚を傷つけないよう、ブラシの角度に注意する・ブラッシング時間は10~15分程度にして、猫が嫌がる前に終わらせる・どうしても取れない毛玉は、無理せず動物病院やトリミングサロンに相談する 換毛期の集中ケア 「換毛期の集中ケア」も、猫の毛玉予防に欠かせません。 換毛期とは春と秋に訪れる被毛の生え変わり時期のことですが、この時期は抜け毛が大量に発生します。 「換毛期の集中ケア」には、以下のような方法があります。・ブラッシング回数を増やす=普段週2~3回のブラッシングを毎日行い、抜け毛をしっかり取り除く・ファーミネーター使用=抜け毛除去に特化したブラシで、効率的にアンダーコートを取り除く ・グルーミングスプレー活用=静電気防止や被毛のツヤ出し効果があるスプレーを使用し、ブラッシングをしやすくする以下は、「換毛期の集中ケア」の注意ポイントです。・ファーミネーターは使い過ぎると皮膚を傷つけるため、週1~2回程度にする・ブラッシング後は部屋の掃除をこまめに行い、飛び散った抜け毛を除去する・愛猫が嫌がる様子を見せたら無理せず、時間を置いてから再開する換毛期の集中ケアでは愛猫の様子をよく観察し、ストレスを与えないように注意しましょう。 次は、猫の毛玉ケアに役立つ「サポートアイテム」を見ていきましょう。 サポートアイテム ブラッシングだけでなく、毛玉ケアをサポートするアイテムも活用したい! 以下は、そんな飼い主さんと愛猫にお勧めのサポートアイテムです。 毛玉ケアフード ブラッシングと併用すると効果的なのが、毛玉の排出をサポートする毛玉ケアフードです。 毛玉ケアフードには食物繊維が豊富に配合されており、飲み込んだ毛を便と一緒に排出しやすくする効果があります。 また毛玉ケアフードは消化吸収にも配慮されているため、愛猫の胃腸に負担をかけにくいのも特徴です。 毛玉除去剤 猫のサポートアイテムとして、体内の毛玉排出を助ける毛玉除去剤もお勧めです。 最近では嗜好性の高いペースト状やおやつタイプの毛玉除去剤も販売されています。 毛玉除去剤に配合された成分が毛玉を便と一緒に排出しやすくするので、毛球症の予防効果が期待できます。 日頃のブラッシングで猫の毛玉予防 換毛期や長毛種の猫は毛玉が溜まりやすく、放置すると毛球症など健康面でさまざまなトラブルが起こりやすくなります。 愛猫の毛玉予防が十分にできていないときは、適切なブラッシングで猫の健康を守ってあげましょう。 愛猫をブラッシングしながら体の状態をチェックする習慣をつけると、皮膚トラブルの早期発見にもつながりそうですね!

DOG

2025.12.11

犬の服を選ぶためのガイド!サイズの測り方や選び方のポイント

寒い季節や雨の日の散歩、紫外線が強い夏の日など、愛犬に服を着せる機会は意外と多いものです。しかし、「サイズが合わない」「嫌がって着てくれない」など、犬の服選びに悩む飼い主さんも少なくありません。愛犬に合った服を選ぶには、正確なサイズの測り方や選び方のポイントを知ることが大切です。 そこで今回は、「犬に服を着せるメリット」や、「犬の服のサイズの測り方」「服を選ぶ際のポイント」についてご紹介します。 犬に服を着せるメリット 犬に服を着せることには、さまざまなメリットがあります。 ただのファッションではなく、愛犬の健康や快適な生活をサポートする役割も果たしてくれるのです。 犬に服を着せることで得られる主なメリットは、以下のようなものです。・寒さから体を守り、体温調節をサポートする・紫外線や虫刺されから皮膚を保護する・雨や泥汚れから被毛を守り、お手入れが楽になる・抜け毛の飛散を抑え、公共の場でのマナー対策になる・術後や皮膚疾患の患部を舐めたり掻いたりするのを防ぐ・夜間の散歩時に反射材付きの服で視認性を高め、安全性が向上する愛犬に適した服を着せることで、快適で安全な生活をサポートしてあげましょう。 次は、「犬の服のサイズの測り方」を見ていきましょう。 犬の服のサイズの測り方 愛犬に合った服を選ぶには、正確なサイズを測ることが大切です。 以下のポイントを押さえて、愛犬の体のサイズを測りましょう。 首回り 首回りは、犬の首の付け根部分、一番太い部分を測ります。 首輪を着けている位置を目安にすると、測りやすいでしょう。 メジャーを首に巻きつけたら、指が1~2本入る程度の余裕を持たせて測定してください。 首回りがきつすぎると呼吸が苦しくなり、ゆるすぎると脱げやすくなってしまいます。 首回りのサイズは、以下のような手順で測りましょう。・愛犬を立たせた状態で、首の付け根の一番太い部分にメジャーを当てる・メジャーと首の間に指が1~2本入る程度の余裕を持たせる・メジャーの数値を確認して記録する・複数回測定して、平均値を出すとより正確以下は、首回りを測る際の注意ポイントです。・愛犬がリラックスしている状態で測る・メジャーがねじれたり、たるんだりしていないか確認する・長毛種の場合は、被毛を軽く押さえて測る 胴回り 胴回りは、犬の体の中で最も太い部分、前足の付け根の後ろあたりを測ります。 胴回りは服のサイズを決める上で最も重要な部分なので、正確に測定しましょう。 首回りと同様に、メジャーと体の間に指が1~2本入る程度の余裕を持たせて測ってください。 胴回りのサイズは、以下のような手順で測りましょう。・愛犬を立たせた状態で、前足の付け根の後ろ、胴体の一番太い部分にメジャーを当て・メジャーと胴体の間に指が1~2本入る程度の余裕を持たせる・メジャーの数値を確認して記録する・呼吸に合わせて測定値が変わるので、リラックスした状態で測る以下は、胴回りを測る際の注意ポイントです。・食後すぐは避け、空腹時に測定する・愛犬が動いてしまう場合は、おやつで気を引きながら測る・測定時はメジャーが地面と平行になるように注意する 着丈 着丈は、首の付け根から尾の付け根までの背中の長さを測ります。 着丈が短すぎるとお腹が冷えてしまい、長すぎると動きにくくなったり、排泄時に汚れたりする可能性があります。 着丈のサイズは、以下のような手順で測りましょう。・愛犬を立たせた状態で、首の付け根(肩甲骨の間)から尾の付け根までメジャーを当てる・背中のラインに沿って、まっすぐ測定する・メジャーの数値を確認して記録する以下は、着丈を測る際の注意ポイントです。・愛犬の姿勢が自然な状態で測る・背中を丸めたり、伸ばしたりしていないか確認する・服のデザインによって適切な着丈が異なるため、商品の採寸表を確認するいずれのサイズ測定でも愛犬が落ち着いている時に行い、複数回測って平均を出すとより正確な数値が得られます。 次は、「犬の服を選ぶ際のポイント」を見ていきましょう。 犬の服を選ぶ際のポイント 愛犬に合った服を選ぶには、サイズだけでなく、素材や機能性も考慮することが大切です。 以下のポイントを参考に、愛犬にぴったりの服を選んであげましょう。 素材で選ぶ 犬の服を選ぶ際は、素材にも注目しましょう。 季節や用途に合わせて適切な素材を選ぶことで、愛犬がより快適に過ごせます。 春夏には通気性の良い綿やメッシュ素材、秋冬には保温性の高いフリースやニット素材がお勧めです。 また、敏感肌の犬には、肌に優しいオーガニックコットンなどの天然素材を選んであげると良いでしょう。機能性で選ぶ犬の服には、さまざまな機能を持ったものがあります。 レインコートなら防水・撥水機能、夏用の服ならUVカット機能や冷感機能、冬用なら防寒・保温機能など、目的に応じて選びましょう。 また、夜間の散歩が多い場合は、反射材が付いた服を選ぶと安全性が高まります。 愛犬のライフスタイルに合わせて、必要な機能を備えた服を選んであげてください。 着脱のしやすさで選ぶ 犬の服を選ぶ際は、着脱のしやすさも重要なポイントです。 特に服に慣れていない犬や、じっとしているのが苦手な犬には、マジックテープやスナップボタンで簡単に着脱できるタイプがお勧めです。 また、足を通す必要のないマントタイプや、背中にファスナーやボタンが付いているタイプなら、着せやすく愛犬のストレスも軽減できます。 愛犬の性格や体型に合わせて、着脱しやすいデザインを選びましょう。 デザインと動きやすさで選ぶ 犬の服を選ぶ際は、デザインも楽しみたいですが、動きやすさも忘れずに確認しましょう。 装飾が多すぎる服や、体にフィットしすぎる服は、犬の動きを制限してしまう可能性があります。 また、ボタンやリボンなどの装飾パーツが外れて誤飲してしまう危険性もあるため、注意が必要です。 愛犬が自由に動けて、安全性の高いデザインを選んであげることが大切です。 愛犬にぴったりの服を選ぶために 愛犬に服を着せることは、体温調節や汚れ防止など、さまざまなメリットがあります。 しかし、サイズが合わない服や機能性の低い服では、愛犬が快適に過ごすことができません。 正確なサイズの測り方を覚え、素材や機能性、着脱のしやすさなどを考慮して、愛犬にぴったりの服を選んであげましょう。 愛犬が快適に過ごせる服を着せることで、お出かけや日常生活がより楽しく、安全なものになりそうですね!