うさぎにも反抗期がある?思春期の接し方や対策について解説!
うさぎが急にこれまでと違う行動を取るようになったら「嫌われたのかな…」「ストレスを抱えているのかな…」と心配になりますよね。
実はそれ、うさぎの反抗期かもしれません。
今回は、うさぎの反抗期・思春期について解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
うさぎには反抗期(思春期)がある!
うさぎには反抗期(思春期)があります。
反抗期と聞くと「育て方が間違ってたのかな」「甘やかしすぎたのかな」このような不安が出てくるかもしれませんが、決してネガティブなことではありません。
反抗期は子供が大人へ成長している証拠で、決して悪いことではないのです。
反抗期には終りがあるので、それまで優しく見守ってあげましょう!
では次に、うさぎの反抗期はどれくらい続くのかについて解説していきます。
うさぎの反抗期(思春期)はいつまで続く?
うさぎの反抗期は、基本的に生後3〜6ヶ月頃、避妊・去勢をしている子の場合は1〜2歳まで続くと言われています。
基本的には、生後5ヶ月ごろから異変に気付く飼い主さんが多いです。
しかし、うさぎの反抗期はその子によってかなり違いがあり、期間が長い子もいればすぐに落ち着く子もいます。
そのため「この期間で始まって終わる」と、断言はできないのです。
また、去勢・避妊していないうさぎは、反抗的な行動が長く続く傾向にあると言われています。
では、反抗期になるとどのような行動がみられるのでしょうか。見ていきましょう!
うさぎの反抗期(思春期)に見られる行動
うさぎの反抗期は、下記のような問題行動が増えるという分かりやすいサインが見られます。
- 落ち着きがなくなる
- 足ダンをする頻度が多くなる
- ブゥブゥと鳴いて興奮する
- ケージ内で暴れる/ケージをかじる
- 抱っこを嫌がる/させようとしない
- 撫でようとすると逃げる
- 手(飼い主さんの)を噛む
- うんちやおしっこをいろんな所でする
- マウンティングをする
「うちのうさぎが凶暴化した…」と感じるようなことが続いた場合は、反抗期である可能性が高いです。
この時期のうさぎは、常に自分が上位に立とうとするため、飼い主さんが標的になることも珍しくはありません。
ケージの中に手を入れたら噛まれたり、撫でようとすると逃げたりと、飼い主さんにとっては悲しい日々が続きますが、いつか終わりが来るのでそれまでサポートしてあげましょう!
では次に、うさぎが反抗期の際、飼い主さんはどう接しればいいのかについて、解説していきます。
■あわせて読みたい記事■
うさぎに好かれる方法!好きな人にする行動とは?
うさぎの反抗期(思春期)の接し方について
うさぎが反抗期になると、飼い主さんと上下関係が逆転しやすくなります。
そのためこの時期の接し方を間違えると、今後問題行動がさらに悪化してしまう恐れもあるのです。
そうならないためにも、うさぎの反抗期の接し方について学んでおきましょう。
甘やかさない
うさぎが反抗期で凶暴化して、これ以上嫌われたくないと甘やかしてしまうのはNGです。
例えば、うさぎが暴れ出したらすぐに構ってしまったり、噛まれてもすぐにナデナデしてあげたり、ビクビク接したり…。
ダメなことはダメと教えたり、わがままを無視するなど、ときには厳しく接することが大切です。
この時期に甘やかしてしまうと、上下関係が崩れて問題行動が多いうさぎへと化してしまうので要注意。
反抗に屈しない
うさぎが反抗期になると、とにかく反抗的な態度を取るため、飼い主さんが折れてしまいそうになることもしばしば。
しかし、反抗に屈していると「この人は自分の言うことを聞いてくれる」と判断されて、舐められてしまいます。
例えば、うさぎは反抗期になると、爪切りや抱っこを全力で嫌がる子が多いです。そんなときに力負けをするのではなく、無理のない範囲で強行することも大切。
(※危険と判断した場合は、すぐに離してあげましょう)
そうすると「この人には反抗できない」と判断して、大人しくなることもあります。
部屋に放す範囲・時間を短くする
うさぎは縄張り意識が強い動物で、反抗期になると特にその範囲を広げようとします。
すると、様々な場所でうんちやおしっこをするようになるといった、問題行動が出てきます。
このような時期に、部屋に放す範囲が広かったり、長時間出していると問題行動がさらに悪化することがあるのです。
反抗期が終わるまでは、部屋に放す時間を短くしたり範囲を狭くするようにしましょう。
トイレの失敗に備えておく
うさぎが反抗期になると、おしっこの粗相が増えるので、飼い主さんが掃除しやすい環境を作ることがポイントです。
床材をカーペットなどの布類にすると、洗濯や交換の頻度が増えて飼い主さんに負担がかかります。
滑り止めが付いた床材や、汚した部分だけ外して洗えるジョイントマットなども変更すると負担が減るのでおすすめです!
根気強く接する
反抗期のうさぎには、根気強く接することが大切です。
うさぎが反抗期になると、これまでの飼いやすさとは一変します。
これまで出来ていたことが出来なくなったり、性格がキツくなるなど飼いづらさを感じる方もいるでしょう。
反抗期の期間は大変な思いをしますが、乗り越えれば信頼関係はグンッと上がります。根気強く接してあげましょう。
うさぎの反抗期(思春期)は根気強さが必要
うさぎの反抗期には、飼い主さんの根気強さが必要になります。
甘やかさずにダメなことはダメと教えて、うさぎの力に負けないよう接することが重要。
うさぎが「反抗期かな?」と思ったら、今回紹介した接し方を参考に、最後まで広い心を持って対応してあげましょう!