うさぎはどんな時に威嚇するの?〜威嚇サインについて徹底解説!〜
無表情で大人しいうさぎですが、嫌なことや怖いことなどがあれば自分の身を守るためにも威嚇するような行動を見せることがあります。
この記事では、うさぎの威嚇について、どんなときにするのか、サインについても徹底解説していきます。
この先もうさぎと安心して暮らしていくためにも、ぜひ最後までご覧ください。
うさぎが威嚇する理由
うさぎが威嚇するときは、必ず理由があります。
原因を探って、対処してあげることが大切です。
では、うさぎが威嚇をする理由について、見ていきましょう。
恐怖を感じている
うさぎが威嚇をするときに多い原因が、恐怖を感じているときです。
うさぎは臆病な性格ですから、少しのことで恐怖感を抱いてしまうことがあります。
例えば、物が落ちる音や無理矢理抱っこをするとき、人が家に来たときなど…。
人間からすると普通のことですが、うさぎにとっては強い恐怖心を抱くことがあります。
音や人に恐怖を抱いている場合は、徐々に慣れさせることが大切です。
一時的に気性が荒くなっている
うさぎは、時期や季節によって気性が荒くなることがあります。
例えば発情期などには、とくに気性が荒くなっているので注意が必要です。
必要以上に接しようとはせずに、うさぎが嫌がらない範囲のコミュニケーションを取りましょう。
この場合は、時期がすぎると通常通り穏やかな性格に戻るので、様子を見ながら待ってあげることが大切です。
縄張り意識
うさぎをケージなどで飼育している場合に起こりやすいのが、縄張り意識を持つことです。
縄張り意識を持つことで、テリトリーに侵入してこようとする人を威嚇することがあります。
ケージに手を入れたときに怒られたなどの場合、縄張り意識が原因だと考えましょう。
縄張り意識を持たせないことは難しいことなので、まずはしっかりと叱ってください。
そして普段から信頼関係を築いておくことも大切です。
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うさぎの威嚇サイン5つ
うさぎの威嚇サインは以下の5つあります。
- 足ダン
- 手を噛む
- 「ブーブー」と鳴き声をあげる
- 震える
- 尻尾・耳が立つ
それぞれ詳しく解説していくので、チェックしていきましょう!
足ダン
うさぎが足ダンをするときは、怒りや不満、要求をしているときだと言われています。
知らない人や、嫌いな人・おもちゃなどが近づいてきたとき、足をダンっと踏み鳴らす場合はその対象となるものに威嚇しているということが言えるのです。
ですが、足ダンは「構ってほしい」「嬉しい」といった感情のときにもする行動なので、前後の出来事を考慮して判断しましょう。
手を噛む
うさぎは怒りや不満を抱いているときに、手や物を噛むことがあります。
元々うさぎは、物をかじって歯の長さをコントロールしているので、噛むことは習性の一つです。
しかし「おやつをくれない」「いつもあるものが無い」など、自分の思いどおりにならなかったときなどに噛んでいる場合は、不満を感じている可能性も考えられます。
また、突然うさぎに触れたときにびっくりして、噛んでしまうこともあるのです。
この場合は不満を解消することで、噛むことを辞めることが多いですが、不満解消のためにおやつをたくさん与えるのは要注意。
「ブーブー」と鼻を鳴らす
うさぎは声帯が無いため、鳴き声を出すことができません。
しかし、警戒しているときや怒っているときに低めの音で「ブーブー」「ブブッ」などと鼻を鳴らすことがあります。
鳴らし方には個人差があるため、一概に感情を把握することは難しいのですが、鼻を鳴らしていることに加え、他にも威嚇しているような行動が見られたら、その間は最低限のコミュニケーションを取ってそっとしてあげましょう。
震える
うさぎが震えることは、病気や怪我なども考えられますが、多くはストレスや恐怖心だと言われています。
人が近づいてきたり、嫌いな人に触られているときに震えている場合は、怖がっている可能性が高いので無理に近づけないようにしましょう。
徐々に慣らすことで、信頼関係を築いていけますよ。
尻尾・耳が立つ
うさぎは怒っていたり不満があるときに、尻尾や耳がピンッと立つことがあります。
しかし、なにかに興味を持っているときにもこの行動が見られるので、まずは様子をみましょう。
その時の状況で、威嚇しているかどうかを判断してください!
うさぎが威嚇しているときは無理に近づかずそっとしておく
うさぎが威嚇しているときは、無理にコミュニケーションを取ろうとせずそっとしておきましょう。
また、恐怖心から威嚇をしているとわかった場合は、できるだけ取り除けるように対策をしてあげるのも大切です。
うさぎが怖がっているからと言って、対象の人とのコミュニケーションを遮断してしまうと、いつまでたっても信頼関係を築くことはできませんので、少しずつコミュニケーションを取る時間を増やすことがおすすめです。