うさぎが水を飲まなくなった!理由と対策方法を徹底解説
うさぎがあまり水を飲まないでいると、脱水や健康被害が出るんじゃないかと心配になりますよね。
そもそもうさぎは通常どのくらい水を飲むのか、知っていますか?
今回はうさぎが水を飲まなくなったときに考えられる理由や対策方法について、徹底解説していきます。
ぜひ参考にしてください!
うさぎは1日にどれくらいの水を飲むの?
うさぎは1日に体重の約10%のお水を飲みます。具体的には体重1kgに大して50~100mlほどです。
ただ、個体差があるので絶対にこの量を飲まなければいけない!ということではありません。
ですが、あまりにも少なかったり多かったりするのは、体調不良の表れだと思って早急に動物病院へいきましょう。
うさぎが健康的に過ごすうえで、お水はとても重要。
お水には栄養や酸素などを体内に運ぶ役割や、老廃物を外に出すなど、健康維持には欠かせない存在なのです。
うさぎが十分にお水を飲まなくなるとどうなる?
- 脱水
- 血液濃度が濃くなる
- 老廃物の排出ができなくなる
- 胃腸の働きが悪くなる
- 結石ができる可能性がある
うさぎが十分にお水を飲まなくなると、上記のようなトラブルが考えられます。
人間にとってお水が大切だと言われているのと同じで、うさぎにとっても水分はとても大切です。
上記のようなトラブルを避けるためにも、普段からうさぎの飲量を把握しておいて、異常にいち早く気付けるようにしておくことをおすすめします。
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うさぎがお水を飲まなくなる理由
うさぎがお水を飲まなくなる理由は、以下のようなことが考えられます。
- 環境が変わった
- ストレスを抱えている
- 給水器の調子が悪い
- 寒い
- 生野菜をたくさん与えている
以下にて、詳しく解説していきます。
環境が変わった
ゲージを変えたり給水器が変わった、引っ越しをしたり模様替えをしたなど、いつもとは違う環境になると、警戒してお水を飲まなくなることがあります。
ほかにも季節の変わり目などにも、水を飲まなくなることがあります。
うさぎはデリケートな生き物なので、少しの環境変化でいつもとは違う様子を見せることがあります。
ストレスを抱えている
うさぎはストレスを感じていると、飲水量が変わることがあります。
環境の変化をはじめ、他の生き物を迎え入れたり飼い主さんがあまりかまってくれない、大きな音がする、ケージにずっと閉じ込められているなど、うさぎにとってストレスになっていないか一度環境の見直しをしてみましょう。
給水器の調子が悪い
給水器の調子が悪かったり壊れている場合に、お水を飲みたくても飲めない状況になっていることも考えられます。
水を交換するたびに、しっかりと出ているかどうかチェックしてください。
寒がっている
うさぎは寒くなると、お水を飲む量が少なくなります。
人間も夏に比べると、冬にのむ水の量が減りますよね。それと同じでうさぎも寒い季節に鳴ると自然と減るのです。
しかし、おしっこがしっかりと出ているなら、とくに心配する必要はありません。
生野菜をたくさん与えている
生野菜には水分がたくさん含まれているので、お水を飲まなくなることがあります。
牧草が少なく、生野菜をたくさん食べているうさぎはお水を飲む量が少ない傾向にあるのです。
ただ、飲水が全く必要無いわけではありません。
必ず水は設置しておくようにしましょう。
うさぎが水を飲まないときの対処法
- 給水ボトルに異常がないかどうかチェックする
- 室温が低くなっていないかチェックする
- 水が新鮮かどうかチェックする
- いつもと違う様子がないかチェックする
うさぎが水を飲まないときは、上記の異常がないかチェックしてください。
また、飲水は常に新鮮なものを用意してあげてください。
室温が低いと、水を欲しなくなるのでとくに冬は部屋の温度管理に気を配りましょう。
普段から生野菜や果物を与えている場合は、水分が十分足りていて飲量が減っていることも考えられます。
この場合、うさぎがいつもと変わらないのであれば様子をみましょう。
お水は給水ボトルで与えるのがおすすめ!
お水をお皿などに入れて設置していると、うさぎがひっくり返して飲みたいときに飲めなくなったり、体を濡らしてしまう可能性があります。
うさぎは体が濡れると体温調節がうまくできなくなることもあるので、要注意です。
給水ボトルであればこぼす心配もありませんし、キレイなお水を飲むこともできます。
また、給水ボトルにしたては飲み方が分からない子もいるので、うさぎの顔を近づけてお水を出してあげましょう。
そうするとすぐに覚えてくれますよ!
うさぎに与えるお水は毎日変えて飲量をチェックしよう!
うさぎに与えるお水は毎日変えて、その日1日どれくらい飲んだのか管理することをおすすめします。
うさぎは毎日、体重の10%ほどのお水を飲みます。それ以下であると、病気になる可能性もあるので要注意!
原因を探って、適切な対処をしてあげましょう。