うさぎには適度な運動が必要!運動量の目安や不足したときに起こる問題とは?
うさぎを飼われている方は、基本的にケージ内で生活をさせているという人が多いかと思います。
しかし、ずっとケージに入れられていると大きなストレスになることも…。
1日に適度な運動量で運動をさせてあげることが大切です。
今回は、うさぎにはどれくらいの運動量が必要なのか、また運動不足によって起こるトラブルについてもご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
うさぎには適度な運動が必要!
野生のうさぎは、野山を駆け回ってかなり動き回っているようなイメージがありますよね。
天敵から身を守るために、逃げ回ったり食料を見つけるために駆け回ったり、毎日大忙しです。
ですが実は、うさぎは1日のほとんどをじっと過ごしている動物なのです。
そう聞くと、やはりそんなに運動量は必要ないのでは?と感じますが、そんなことはありません。
そもそも飼育されているうさぎは長時間ケージの中で過ごすので、適度な運動をしなければストレスが溜まってしまうのです。
しかし反対に、運動のしすぎもよくありません。
では、適度な運動量とはどれくらいの量なのでしょうか。
うさぎにとって適度な運動量とは?
うさぎの運動量は、とくに1日何時間と決められているわけではありません。
そのため、その子が満足するまで運動させてあげるのがベストです。
しかし、どれくらいの時間が満足するのか、いまいちわからないという場合もあるでしょう。
そんな場合は30分~2時間を目安に、ケージから出してあげて下さい。
うさぎは、運動好きとそうでない子がいます。
無理に運動させてしまうと、逆にストレスになってしまうこともあるので要注意です。
うさぎが好きなときに運動できるように、出している時間はサークルで囲ってあげるのもおすすめです。
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運動不足になると生じるトラブル
うさぎが運動不足によって生じるトラブルは、やはり「ストレス」です。
ストレスは、体の免疫力を下げてしまうなどの健康に害を及ぼすこともあるので、極力与えないようにするのがベストです。
またうさぎがストレスを抱えると、夜中にケージを噛んだり足ダンをしたりして、飼い主さんの生活にも支障が出ることもあります。
このようなトラブルを避けるためにも、うさぎが運動不足にならないように注意が必要です。
うさぎに「うさんぽ」は必要?
うさぎにうさんぽは必須ではありませんが、おすすめです!
うさぎにリードを付けて、外で一緒にお散歩ができるのは飼い主さんにとっても嬉しいですよね。
しかし、うさぎははじめての物や場所が苦手です。
ですがこれは多くの経験をさせることで克服することができます。
つまり、うさんぽで外へ行く機会を作ってあげれば、慣れない場所でもストレスを感じることが無くなるのです。
うさんぽは、運動不足解消だけではなく、苦手を克服する効果もあるので適度に行くことをおすすめします。
では、うさんぽの注意点を紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。
誤飲の心配
うさぎは何でも口に入れてしまう子が多いです。
道に落ちているものはすべて危険なものと判断して、落ちているものはうさぎよりも早く見つけて処理する必要があります。
うさぎは吐き戻す機能がないので、もしも喉に詰まらせてしまったら命に関わります。
特に、外の草などには除草剤が撒かれていたり、排気ガスを浴びている場合もあり、これらはうさぎにとって毒です。
うさんぽをする場合は、周りをよく見て、そしてうさぎが誤飲しないように注意しながら行きましょう。
菌・ウイルスの心配
外には、私達の目には見えない菌やウイルスがうじゃうじゃいます。
ノミ・ダニ、小さい虫もたくさんいて、気付かないうちにうさぎにひっついている可能性もあるのです。
そのまま気付かず放置していると、病気になってしまう可能性もあるので、うさんぽ後には必ずグルーミングをしてあげましょう。
また、ケガが無いかどうかもその都度チェックしてあげるようにしてください。
天敵の心配
外の世界には、うさぎにとって天敵になる動物がたくさんいます。
- 猫
- 犬
- カラス
- 鳶
上記などは、すべてうさぎの天敵です。
うさぎは自然界では捕食される動物ですから、本能的に捕まえようとする野生動物がいても不思議ではありません。
また、犬の鳴き声などでパニックになり逃げ出してしまうなんてトラブルもありえます。
うさんぽを行くのであれば、天敵が少ないルートを選ぶようにしてくださいね。
適度な運動をさせてあげよう
うさぎの運動不足はストレスの元です。
運動不足を解消するべく、お部屋に放してあげたりうさんぽに行くなど、適度な運動が必要です。
しかし、うさぎの場合多くの運動量を必要とはしていません。
30分~2時間を目安に、うさぎの様子を見ながら運動してあげるようにしましょう!