fbpx
HOME / COLUMN / うさぎに生理はある?避妊・去勢は必要なの...

COLUMNコラム

RABBIT

POSTED on 2023.03.05

うさぎに生理はある?避妊・去勢は必要なの?メリットとデメリットを解説!

うさぎを飼育していれば一度は「避妊」「去勢」の問題に悩まれますよね。

特にペアで飼育していたり、これからペアで飼育したいと考えている場合には今後のことも考えて避妊や去勢の問題を真剣に考えなければいけません。

そこで今回はうさぎの避妊・去勢についてメリットやデメリット、またうさぎに生理はあるのかどうか?についてご紹介いたしますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

うさぎに生理はあるの?

うさぎには生理はありません。
うさぎは猫同様、交尾することによって排卵が起こる「交尾排卵動物」なので、人間や犬のように定期的に生理が起こることはありません。

女の子のうさぎを飼育していると「そういえば、うちのうさぎ生理が来てないけど…」と不安になる事があるかもしれませんが、生理が来ないことは正常なので安心してくださいね。

避妊・去勢の必要性について

うさぎを飼育する上で、避妊・去勢手術を受けることはとても重要なことだと言えます。

特に中高齢期になる女の子のうさぎは、子宮・卵巣の腫瘍性疾患の発生率がグンッと上がる事が認められます。
しかも、これらの病気はある程度病気が進行しなければ症状が出なく、気付いたときには手遅れだという状態になっていることも珍しくはないのです。
また、男の子の場合も精巣の腫瘍の予防に効果があります。

避妊・去勢手術を受けることによって、子宮・卵巣・精巣の病気を防ぐことができるという大きなメリットがあることを覚えておきましょう!

犬や猫の場合、飼い主さんの間で避妊・去勢をすることは当たり前かのようになっていますが、うさぎの場合はそれほど重要視されていないのが現状なようです。
それは、うさぎに関しての情報が犬や猫に比べて少ない事や、うさぎの避妊・去勢手術が出来る動物病院が少ないという事も関係しているでしょう。

避妊・去勢のタイミングについて

うさぎの避妊手術のタイミングは、生後6ヶ月~1歳の間に受けるのがベストだと言われています。

早すぎる避妊手術は、女の子の場合は子宮が細くなっているので手術の難易度がグンッとあがります。男の子は精巣が陰のうに降りていない可能性があったり尿道の成長が悪くなるなどの問題が発生することがあります。

また、タイミングが遅くなれば遅くなるほど、脂肪が臓器に多くついてしまい手術がしにくくなってしまったり体力的な問題で手術に耐えられないという問題も出てきます。

これらのリスクを減らすためにも、生後6ヶ月~1歳の間で受けられるように考えておきましょう。

■あわせて読みたい記事■
うっ滞に要注意!うさぎの換毛期にチェックするべき2つのこと。

うさぎの避妊・去勢4つのメリットについて

避妊・去勢手術のメリットは主に4つです。

  • 病気を予防できる
  • 問題行動を減らす事ができる
  • 偽妊娠の予防ができる
  • 繁殖を予防できる

詳しく見ていきましょう!

病気を予防できる

女の子か男の子かによってかかりやすい病気の種類も異なります。

女の子

  • 子宮腺癌
  • 子宮水腫
  • 子宮内膜炎
  • 子宮腫瘍
  • 嚢胞性乳腺腫

男の子

  • 精巣腫瘍
  • 前立腺肥大

避妊・去勢手術を受けることによって、上記のような病気を防ぐことにつながります。

問題行動を減らすことができる

うさぎは発情期になると、下記の行動が目立つようになってきます。

  • 抱っこを嫌がる
  • 縄張り意識が強くなる
  • 噛んだり威嚇したりする

発情期になると神経質になる子が多くいます。
例えば、抱っこを嫌がったりいつものスキンシップを嫌がるようになることもあるでしょう。

縄張り意識が強くなると、ケージの掃除を嫌がり飼い主さんを噛んだり威嚇したりして攻撃行動を取ることもあるのです。
うさぎの避妊・去勢をすることで、これらの問題行動を減らすことができます。

偽妊娠の予防ができる

偽妊娠は女の子うさぎに起こる現象で、妊娠した時と同じようなホルモンの変化が体で起こってしまいます。
すると、巣作りを始めたり神経質になり飼い主さんに対して攻撃的になってしまうこともあるのです。
さらに、巣作りの際に体の毛をむしる事があるため、脱毛症や毛球症などを引き起こしてしまうこともあります。

偽妊娠は避妊手術をすれば一切しなくなると言われています。

繁殖を予防できる

うさぎは交尾することによって排卵を起こす動物なので、基本的には年中繁殖が可能です。
女の子・男の子のペアで飼育する場合、避妊・去勢をしていなければ簡単に繁殖をしてどんどん増えていってしまいます。

望まない繁殖を避けるためにも、避妊や去勢手術を受けておく事が大切です。

避妊・去勢2つのデメリットについて

避妊・去勢はメリットばかりではありません。

  • 手術のリスク
  • 肥満になる可能性がある

上記2つのようなデメリットもあります。

手術のリスク

避妊・去勢手術もそのひとつです。
手術自体のリスクももちろんありますが、大きなリスクとなるのが「全身麻酔」です。
全身麻酔に耐えられず亡くなってしまうケースも否めません。

また、手術後に食欲低下が見られる子もいるので、その場合は改善するまで食事の補助が必要になることもあります。

肥満になる可能性がある

うさぎが避妊・去勢手術を受けると、繁殖に使う力が減少するために手術前の食事量のまま与えていると肥満になる可能性があります。 

体重管理は徹底して、体重が増えて行くようであれば食事量や内容を変更する必要があります。

長生きしてもらうために

うさぎは生理が来ない動物ですが、生理が来ないからと言って避妊しなくてもいいというわけではありません。
避妊・去勢手術はリスクが伴うデメリットがありますが、病気や問題行動を防ぐという大きなメリットがあります。

もし、うさぎの避妊・去勢手術に迷っている場合は一度動物病院で相談してみてくださいね。

LATEST POST

最新記事

NEW,DOG

2024.11.22

犬のおやつと健康食品の正しい選び方!与えるときの注意点も解説

愛犬に、おやつや健康食品をあげている飼い主さんは多いのではないでしょうか。 犬のおやつには、しつけのご褒美や投薬をスムーズにするなど大切な役割があります。 また犬用の健康食品(サプリメント)は、フードだけでは不足しがちな栄養素を補い、愛犬の健康をサポートしてくれます。 犬のおやつや健康食品は種類が豊富なので、安全で愛犬のQOLを高められるものを選んであげたいですね。 そこで今回は、「犬のおやつの正しい選び方」や「犬の健康食品(サプリメント)の正しい選び方」、「おやつや健康食品を与えるときの注意点」について解説します。 犬のおやつの正しい選び方 愛犬のしつけのご褒美や薬を飲ませるときなど、日常のあらゆるシーンで大切な役割を果たしてくれる「犬のおやつ」。 愛犬の、いざというときの切り札におやつを活用している飼い主さんは多いでしょう。 犬のおやつは病気や高齢犬の栄養補給にも役立ちますので、健康に害のない安全なおやつを選んであげたいですね。 次は、犬のおやつの正しい選び方を解説していきます。 合成添加物を使用していないもの 犬のおやつには、健康に悪影響を及ぼす可能性がある合成添加物が使用されているものがあります。 おやつは日常的に愛犬に与えるものなので、できるだけ保存料や着色料などの合成添加物を使用していないものを選びましょう。 愛犬が食べやすいサイズや硬さのもの 犬のおやつには、サイズや硬さによって小型犬用、中型~大型犬用などに分類されているものがあります。 それを誤って小型犬に中型犬~大型犬用のおやつを与えてしまうと、喉に詰まったり胃腸を傷つけたりすることも。 とくに硬くて尖った形のおやつが犬の内臓に刺さってしまうと、外科手術が必要になるケースもあるのです。 犬の多くは食べ物をほとんど噛まずに丸飲みするため、愛犬に適したサイズで消化の良いおやつを選びましょう。 酸化しにくい小袋のもの おやつを犬に与えるたびに袋を開封していると、油脂分が酸化して風味を損なったり劣化したりしてしまいます。 酸化が進んだ食べ物は犬の体調不良の原因になることもあるので、おやつは小さい袋のものを選び、早めに使い切るようにしましょう。 子犬期のしつけにはドッグフードを 子犬期に嗜好性の高いおやつを与えると、ドッグフードを食べなくなることも。 子犬のトレーニングやしつけのご褒美には、ふだん食べているドッグフードか、匂いや食感がフードに似ているおやつを選びましょう。 上記のほか、高齢犬や持病のある犬のおやつの選び方は、かかりつけの獣医師に相談することをお勧めします。 次は、「犬の健康食品(サプリメント)の正しい選び方」について解説します。 犬の健康食品(サプリメント)の正しい選び方 「犬に健康食品(サプリメント)って必要なの?」と思う人もいるかもしれませんね。 犬の健康食品(サプリメント)は、フードだけでは不足しがちな栄養素や強化すべき成分を補って、愛犬の健康をサポートしてくれます。 犬用の健康食品(サプリメント)は種類が豊富ですが、以下は代表的な4種類です。 関節トラブルを抱える犬用=関節や軟骨などの健康をサポートするシニア犬用=高齢で食欲が低下した犬の、偏りがちな栄養バランスを整える肥満の犬用=糖や脂肪の吸収を抑えたり、脂肪の燃焼をサポートしたりするお腹の調子が気になる犬用=乳酸菌の働きで腸内環境を整えお腹の健康をサポートする 次は、犬の健康食品(サプリメント)の正しい選び方を見ていきましょう。 症状をサポートできる成分を選ぶ 犬の健康食品(サプリメント)は医薬品ではありませんが、正しい量を継続して与えることで症状を改善する効果が期待できます。 そのため犬の健康食品(サプリメント)は、愛犬の症状のサポートに役立つ成分が摂取できるものを選びましょう。 近ごろでは、動物病院でも犬の症状の改善に健康食品を勧められることも多いので、選ぶのに迷ったときは獣医師に相談しましょう。 アレルゲンをチェックして選ぶ 食物アレルギーがある愛犬の場合は、犬の健康食品(サプリメント)を選ぶ際に、原材料にアレルゲンが含まれていないものを選びましょう。 安全性や成分の含有量をチェックして選ぶ 犬の健康食品(サプリメント)は医薬品ではないので、有効とされる成分の含有量の記載義務がありません。 安全性や品質の高さは「成分の含有量の記載」のほか、「動物病院での取り扱いの有無」「メーカーの情報」「製造工場の情報」などから判断して選びましょう。 また犬の健康商品は、愛犬が安全に食べられるタイプや形のものを選ぶことも大切です。 おやつや健康食品を与えるときの注意点 人間のお菓子や食べ物は与えない持病のある犬は、おやつの種類を獣医師に相談する与える量は、1日の摂取カロリーの10%以下を目安にする開封したおやつは冷蔵庫などで密閉して保管し、早めに使い切る合成添加物が含まれているものや、脂肪分、塩分、糖分の多すぎるおやつは与えない 犬に健康商品(サプリメント)を与えるときの注意点 犬専用の健康食品(サプリメント)を選び、人間用のものは与えない愛犬に適した目安量を守り、使用方法や注意事項をよく読んで摂取させる愛犬が持病で現在服用している薬がある場合は、与えてもよいか獣医師に相談する健康食品(サプリメント)は医薬品ではないため、愛犬に体調不良や異変が起こった場合はサプリを与える前に、まず獣医師の診察を受ける 愛犬のおやつと健康食品は正しく選ぶことが大切 動物医療の進歩やフードの改良などにより犬も長寿になってきましたが、やはり大切な家族である愛犬は健康で幸せに長生きしてほしいものです。 愛犬のおやつは大切な役割を持っていますが、健康を守るためには安全で体によいものを選び、あげすぎに注意しましょう。 また犬の健康をサポートしてくれる健康食品は獣医師が勧めてくれることも多いので、愛犬の今後の健やかな生活のために必要なサプリメントなども相談してみましょう。

NEW,CAT

2024.11.20

猫は人間の言葉を理解している?愛猫とのコミュニケーションに言葉が重要とされる理由

猫と人間の関係性を考えるとき注目されるのが「言葉」です。ここで突然ですが、猫を飼育している飼い主のみなさんは、猫が人間(飼い主)の言葉をどの程度理解しているかご存じでしょうか?近年の研究によって、猫は人間が思っている以上に私たちの言葉をしっかりと受け取っていることがわかっています。 そこで今回は「猫は人間の言葉をどの程度理解しているのか」に焦点をあてて解説します。 猫とのコミュニケーションに言葉を用いたほうがよいといわれる理由もあわせてご紹介しますので、愛猫と接する際のヒントとして活用してください。 猫は人間の言葉をどのくらい理解しているのか  一説によると、猫の知能は人間の1歳半から2歳半の子ども程度とされており、80語程度の単語を聞き分けることができるといわれています。 猫は特定の単語(例えば「ごはん」、「チュール」、「ダメ」など)に対して反応を示し、飼い主の言葉の調子から褒められているか、叱られているかを判断することができるようです。 猫の認知能力についてはさまざまな研究がおこなわれており、上智大学による研究では、猫が自分の名前をほかの名詞やほかの猫の名前と区別できることが明らかになっています。 そのほかにも、「Scientific Reports」誌に掲載された研究では、家庭で暮らす猫がほかの猫の名前を認識する能力について調査がおこなわれました。 この実験では、猫にほかの猫の写真(視覚刺激)と、飼い主が呼ぶその猫の名前の録音(聴覚刺激)を提示する方法が取られました。研究の結果、家庭で暮らす猫はほかの猫の名前と顔を一致させる能力に長けていることがわかったのです。これは家庭で飼育されている猫が、周囲の猫や人間の相互作用を観察することによって、ほかの猫の名前を学習し認識することを示しています。 以上のことから、猫は人間の話す言葉すべてを理解しているわけではありませんが、自分の名前や好きなおやつの名称、身近で生活するほかの猫の名前など、自身に関連性の高い言葉をしっかりと理解していることをあらわしています。 猫にも訓練と芸が可能か  高い認知能力で人間の言葉を理解している猫ですが、訓練や芸を覚えさせることはできるのでしょうか? 猫は訓練によって数多くの芸を覚えることできるものの、犬と異なり飼い主に従順ではないため、猫の性格によっては訓練を受け付けないことがあります。このことから、犬のように難易度の高い訓練を受けるのは苦手なようです。 犬は長い歴史のなかで人間の指示に忠実であるよう改良されてきました。一方で猫は、ねずみを駆除するという点で使役されてきた過去を持っていますが、これは猫の習性を利用したものであるため、人間の指示による影響は限定的です。 これらのことから、高い認知能力を持った猫が犬のように訓練や芸をみずから進んでこなそうとしないのは、性格による好き嫌いだけではなく、人間との付き合い方という点で、大きな違いがあることも関係しているといえるでしょう。 言葉を用いたコミュニケーションの重要性 言葉を用いたコミュニケーションにはどのような効果があるのでしょうか。考えられるものを4つご紹介しますので、愛猫と接する際のヒントにしてください。 感情を伝えられる 愛猫へ話かける際の声のトーンや高さを変えることで、愛情や安心感などの感情を伝えることができます。穏やかで優しい声は猫をリラックスさせ、信頼関係を築くのに効果的です。 絆が深まる 定期的に話しかけることで、愛猫との絆を深めることができます。猫は人間(飼い主)とのコミュニケーションを通じて学習し、より親密な関係を築こうとします。 訓練と行動の指導に役立つ 猫の性格や飼育環境などによるものの、猫は訓練を通じて特定の言葉やコマンドを理解し、それに応じて行動を取ることができます。 コミュニケーションの一環にもなるため、トイレや爪とぎなど、基本的な訓練を施すのもおすすめです。 安心感をあたえる 猫は不安やストレスを感じている際、飼い主の声に反応し安心感を得ることがあります。家族が増えた、引っ越しをしたなど、環境が変化したばかりの頃はとくに猫へかかるストレスも大きいです。そのようなときは、愛猫が安心できるよう積極的に声をかけてあげるとよいでしょう。 あなたの言葉は愛猫にしっかり届いている  猫とのコミュニケーションにおいて、飼い主の言葉が果たす役割は非常に大きいです。猫は飼い主の声のトーンやリズムを通じて感情や意図を理解し、繰り返される特定の言葉やフレーズを学習します。このようなコミュニケーションは、愛猫との絆を深めるだけでなく、互いへの理解と信頼関係の構築に効果的です。 飼い主であるあなたの言葉はしっかりと愛猫に届いています。言葉を大切にし、積極的なコミュニケーションを心がけることが、愛猫との幸せな時間を過ごす秘訣になることでしょう。

DOG

2024.11.07

愛する高齢犬をやさしくケアしよう!大切なポイントと注意点

みなさん、愛犬の老化を感じることはありませんか?実は、犬も人間と同じように年を重ねると、特別なケアが必要になるんです。でも心配しないでくださいね。適切なケアをすれば、愛犬はより快適に過ごせるようになります。今回は、高齢犬のお世話について、分かりやすくお話ししていきます! 高齢犬ってどんな子? まず、犬はだいたい7歳を過ぎると高齢期に入ります。ただ、これは目安で、小型犬や大型犬で少し違いがあるんですよ。高齢犬になると、こんな変化が現れてきます。 あまり元気に動き回らなくなる よく寝るようになる 目や耳が少し不自由になる 歩くのがちょっと大変そう 食べ物の消化が悪くなる 物忘れが増える こういった変化に気づいたら、「うちの子も年齢を重ねてきたんだな」と思ってくださいね! 高齢犬のお世話、こんなことに気をつけよう! ①お食事 高齢犬は若い頃と同じものを食べさせていては、お腹を壊しやすくなります。こんなふうに工夫してみましょう。 高齢犬用のドッグフードに変える一度にたくさん食べさせず、少しずつ回数を増やす 水をたくさん飲めるようにする太りすぎないよう、カロリーに気をつける ②運動 高齢犬は疲れやすくなりますが、適度な運動は大切です。 短い散歩を何回かに分けて行く 家の中で軽い遊びをする 関節に優しい水中歩行を試してみる ③健康管理 体調の変化に気づきやすくするために、こんなことをしてみましょう。 年に2回くらい、獣医さんに診てもらう 歯磨きを忘れずに体重の変化をチェック皮膚や毛並みの状態を見る ④快適な生活環境づくり 高齢犬が過ごしやすい環境を整えましょう。 滑りにくい床にする 寒すぎず暑すぎない部屋にする柔らかくて気持ちいいベッドを用意する 階段の上り下りを減らす ⑤頭の体操 高齢犬の認知機能を保つために、こんな工夫をしてみましょう。 新しいおもちゃで遊ぶ毎日の生活リズムを整えるたくさん愛情表現をして、安心させてあげる 気をつけたいこと 体調の変化にいち早く気づくお薬の飲み忘れに注意する環境の変化は徐々に行うこと 家族みんなで高齢犬への接し方を理解する緊急時の対応を考えておく 最後に 高齢犬のお世話は大変だと思います。でも、愛犬との大切な時間を過ごせるのは素敵なことですよね。ゆっくりと、愛情を込めてケアしてあげてください。 みなさんの愛犬が、穏やかで幸せな老後を過ごせますように!

RABBIT

2024.11.05

うさぎのための避難計画と防災対策!大切な家族を守るための準備と心構え

「災害時、うさぎとどう避難すればいいのか不安…」という飼い主さんは多いかもしれません。 うさぎは環境の変化に特に敏感な動物で、災害時の対応には十分な準備が必要です。 大切な家族であるうさぎを守るためには、事前の準備と適切な避難計画が不可欠です。 そこで今回は、「うさぎの避難に必要な準備」と「災害時の対応のポイント」について解説します。 うさぎの避難に必要な準備 うさぎは臆病で繊細な動物のため、突然の避難は大きなストレスとなります。 また、うさぎは特別な給餌や環境管理が必要なペットであり、避難時には通常以上の配慮が求められます。 しっかりと事前準備をして、いざという時に慌てることのないよう、必要な物品や心構えを確認しましょう。 キャリーケースの準備 災害時の避難に備えて、以下のポイントを押さえたキャリーケースを用意しましょう。 うさぎが快適に過ごせる大きさのもの 通気性が良く、丈夫な作り 持ち運びしやすい重さ清潔に保ちやすい素材 日頃から慣れさせておく 避難用品の備蓄 うさぎと避難する際に必要な物品は、以下のようなものです。 最低5日分のペレット 干し草(チモシーなど) 水(1日200ml×5日分) 携帯用給水ボトル使い慣れた食器 トイレ用品(ペットシーツなど) タオルやブランケット ウェットティッシュ うさぎ用の常備薬 診察券のコピー 避難先の確認 うさぎと一緒に避難できる場所を、事前に確認しておきましょう。 ペット同伴可能な避難所のリストアップ近隣のペットホテルの確認 親戚や知人宅での受け入れ可能性の確認ペット可の宿泊施設の把握 災害時の対応のポイント 災害発生時には、以下のポイントに注意して対応しましょう。 冷静な行動 まずは飼い主自身の安全確保落ち着いた態度でうさぎに接する避難の判断は周囲の状況をよく確認して 速やかな避難準備 キャリーケースにすぐ入れられるよう訓練しておく必要物品はすぐ持ち出せる場所に保管 避難ルートは複数確保しておく 避難所での注意点 他の動物から距離を保つ定期的な環境確認と清掃 ストレスサインの観察 避難所のルールの確認と遵守 健康管理 食欲や便の状態をチェック体温管理に注意 異常が見られたら獣医師に相談 ストレス軽減のための声かけやケア うさぎの避難対策を万全にするためのポイント 災害に備えるための重要なポイントは、以下の通りです。 日頃からの準備 定期的な避難訓練 キャリーケースに慣れさせる必要物品の点検と更新 避難経路の確認 健康管理の徹底 定期的な健康診断 予防接種の実施 持病がある場合は薬の備蓄 緊急時の獣医師連絡先の把握 避難訓練の実施 月1回程度の避難訓練 キャリーケースへの出入り練習 家族全員での役割確認 避難経路の実地確認...