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POSTED on 2022.05.06 / UPDATE on 2022.05.24

良かれと思って連れて行った健康診断の話/もちもちブラザーズコラム

こんにちは、11匹の猫と暮らすニャンスタグラマーのmochi_ryokoです。
突然ですが、みなさんのおうちの猫ちゃんは病院が好きですか?
好きな子は少ないかなぁと思いますが(笑)
今回は動物病院で起きたよもたん大暴れ事件についてお話しします。

猫ちゃんは7歳を超えるとシニア

猫ちゃんは7歳を超えるとシニアと言われています。

私の最愛の猫よもぎは2022年の4月に8歳になりました。
あんなに小さくてわがままだった子猫が、もう8歳だなんて信じられません。
(自分も8歳も歳をとったことも信じられません泣)

猫の8歳は人間で言うと48歳、この時期からすでに老化が始まるそうです。
11歳を超えると立派な老人、食欲が低下したり、毛艶が悪くなったり、老化も目に見えるようになります。

ちなみに我が家には、今年16歳になるモモ・レオン、14歳になるえる・まめきちの4匹のシニアがいます。
若い頃はムチムチとかなり太っていましたが、確かに最近は痩せてきています。
食欲はすごいのですが、食べても食べても太らないので、ちゃんと栄養が吸収できていないのかもしれませんね。(とはいえ全員病気なしで元気です。)

いざ、健康診断へ

よもたんが7歳になったとき、動物病院から送られてきたお祝いのハガキに、「シニア健康診断」の文字がありました。
ちょうど良い機会なので、よもたんを健康診断に連れて行くことにしました。

シニア健康診断は、血液検査や触診などの健康診断に加えて、病気を早期発見するためにエコーやレントゲンでの検査もついているそうです。
ちょっと値段は上がりますが、よもたんには健康で長生きして欲しいので、すぐに予約を取りました。

しかしその時私は忘れていたのです。

よもたんが動物病院が大嫌いな大暴れにゃんこだということを。

よもたんは、これまでワクチン以外で病院に行くことはありませんでした。
ちょっと痩せていますが、健康そのものです。
保護したての頃は、耳ダニや寄生虫などで何度も病院に連れて行って、その度に大暴れして病院の先生に呆れられたものです。
でも最近はワクチンの時もシャーと威嚇するくらいで、暴れることはありませんでした。
だから「よもたんも大人になったんだな」なんて勝手に思っていた飼い主。
それは大きな勘違いだということを実感させられます。

大暴れで検査中断

いつも行っている病院でいつものようによもたんをケージから出し、体重をはかります。
3.4kg、いつも通りです。
触診も問題ありませんでした。
「では、エコーとレントゲンは別の部屋で行います。血液検査も一緒にやってしまいますね。」
と、よもたんは持ってきたキャリーに入れられ別の部屋に連れて行かれました。

待合室で待つこと数分、キャリーに入ったよもたんをつれて看護師さんが戻ってきました!
「もう終わったの!?」と思っていたら、暴れてエリザベスカーラーがつけられないとのこと…。

飼い主さんならつけられるのではないかということで戻ってきたそうです。

案の定、エリザベスカラーは私が挑戦したらすんなりつけることができ、別室へ戻っていくよもたん。
さらに待つこと10分。

今度は般若のような顔になったよもたんと先生が戻ってきました。

「すみません、検査できませんでした。」

ええーー??

「血液検査まではなんとかできたんですが、エコーを取ろうとしたら暴れて飛びかかってきまして・・・」

ええええーーーー??!!

興奮していてこれ以上は検査できないそうです。
血液検査だけはなんとかできたので、とりあえずその結果を待ってくださいとのこと。

その時私は思い出したのです。
小さい頃のよもたんは病院で先生に噛み付いたり大暴れしたりして、血液をとることも困難だったことを。
幸い、今回動物病院の先生や看護師さんには怪我もなく、よもたんも無事でした。
でも一歩間違えたら、先生もよもたんも大怪我をしていたかもしれないし、検査室から脱走するなんてこともありえました・・・
よもたんは大人になっておとなしくなった、と思っていたのは私の勝手な勘違いだったのです。
私の顔が見えないところでは怖くて逃げようと暴れてしまっていたのです。
よもたんに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

血液検査の結果は良好

血液検査の結果は、全て問題なく健康でした。
でも怖い経験をしたよもたんは傷ついてしまったようで、家に帰ってしばらくキャットタワーの上から降りてきませんでした。
本当にかわいそうなことをしてしまいました。

健康診断は病気の早期発見に繋がるのでもちろん大事です。
でも病院に連れて行って、飼い主の顔が見えないところで、何をされるかわからない恐怖の方がよっぽどよもたんの健康に悪い気がします。
先生に連れられてきたよもたんは、口を開けてハアハアと肩で息をし、瞳孔も開き切っていて、本当に怖かったんだと思います。

8歳のお誕生日にも健康診断のハガキがきましたが、連れて行かないことにしました。
これが正しい選択かはわかりませんが、よもたんにはストレスなく過ごして欲しいと思っています。

ちなみに・・・

この健康診断の1ヶ月後、猫風邪にかかってしまったよもたんは、再び病院へ連れて行かれるのでした。

先生は「あ!この子は飛んでくる子ですね!キャリーの中で診察しましょう」といってちょっと強張っていました・・・
一体どんな風に飛びかかったのか・・・先生の反応で少しわかった気がしました。
みなさん、すみません・・・(泣)

mochi_ryoko

出展:@mochi_ryoko

出展:@mochi_ryoko

出展:@mochi_ryoko

<PROFILE>
2020年3月に東京から実家のある山口県へ3匹の猫「もちもちブラザーズ」こと、よもぎ♀・きなこ♂・おはぎ♂と共に移住。実家の先住猫7匹と「もちもちブラザーズ」合わせて10匹の猫との新生活を始める。さらにその後、2020年7月に自宅へ迷い込んできた子猫を保護し、現在は11匹の猫とドタバタ生活を送っている。Instagramは4万人以上のフォロワーがいる大人気ニャンスタグラマー。
Instagram:@mochi_ryoko

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猫が幸せに暮らせるように。11匹の大家族との生活【interview Vol.04】

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