わがまま?お散歩が嫌い?犬がリードを噛んでしまう4つの理由と対処法
飼い主さんと愛犬にとって、大事な日課のひとつであるお散歩。
ですが、いざお散歩に行こうとすると、リードを噛んでしまって進めない…
と悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回は犬がリードを噛んでしまう理由と対処法をご紹介していきます。
犬がリードを噛んでしまうのには様々な理由があり、それを見極めて対処する必要がありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
犬がリードを噛んでしまう理由
犬がリードを噛んでしまう理由①:歯が痒いから
犬の歯は生後4~5ヶ月あたりに、乳歯から永久歯へと生え変わり始めます。
歯が生え揃う前は口の中に違和感を感じたり、歯が痒くなってしまうため物を噛むようになります。
歯が気になってリードを噛んでしまう場合は、リードの代わりに噛むおもちゃを与えてあげましょう。
噛んで良い物と噛んではいけない物をしっかり区別できるようになってもらう事が重要です。
犬がリードを噛んでしまう理由②:遊びたいから
リードを噛んでぐいぐいと引っ張る場合は、飼い主さんとリードの引っ張りっこをしているのかもしれません。
このとき犬は、楽しくて興奮している状態なので、リードを隠して落ち着かせましょう。
興奮がおさまったらリードをつけますが、まだ噛むようでしたら噛まなくなるまで同じことを繰り返します。
リードを噛まずに落ち着いていればお散歩に行けるというルールを覚えてもらいましょう。
犬がリードを噛んでしまう理由③:慣れていないから
リードやお散歩に慣れていない子犬や保護犬は、恐怖心でリードを噛んでしまうことがあります。
いきなり長距離のお散歩には行かずに、短い距離から少しずつ慣らしましょう。
少しでも歩けたら、たくさん褒めてあげてください。
犬がリードを噛んでしまう理由④:ストレスが溜まっているから
犬はストレスが溜まってしまうと、ストレス発散目的でリードやおもちゃを噛んでしまいます。
ストレスの理由は様々なので、原因を見極めて根本的にストレスを無くしてあげなくてはいけません。
生活環境やコミュニケーションの方法など、日常的なことから見直してみましょう。
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リードを噛んでしまう時の対処法
リードを変えてみる
使用しているリードを変えるだけでも、リードを噛まなくなる可能性があります。
使用しているリードが犬にとって噛みやすい素材かもしれないので、噛んでしまうリードとは異なる素材のリードを選ぶようにしましょう。
ですが、噛み癖を根本的に直せるわけではないので、噛んで良い物と噛んではいけない物を区別できるように教えることも重要です。
出せ(離せ)を覚えさせる
飼い主さんの合図で、口にくわえているものを離すように覚えてもらうこともおすすめです。
リードの噛み癖だけでなく、誤飲・誤食の予防にもなります。
トレーニングは犬が嫌がらない程度に少しずつ遊びながら続けていくことが大切です。
おもちゃやおやつを上手に使って、楽しくトレーニングをしましょう。
リードは飼い主さんと愛犬をつなぐ大切な絆
リードには、愛犬を事故などの危険から守るという大切な役割があります。
愛犬や飼い主さんが安心してお散歩に行けるように、リードを正しく使うことはとても重要です。
愛犬のペースに合わせて、リードやお散歩に慣れていってくださいね。