犬は人間の言葉を理解している?言葉に反応する2つの理由!
愛犬が「ご飯」や「お散歩」などの言葉に反応を示して、まるで人間の言葉を理解しているかのような仕草を見せることはありませんか?
今回は犬は人間の言葉を理解しているのかということについてご紹介します。言葉を分かるような行動をする理由や犬の気持ちなどもご紹介するので、「うちの子は言葉が分かるんだ!」と思ったことがある方はぜひこの記事をご覧ください。
犬は人間の言葉を理解している?
「犬は人の言葉を分かると思いますか?」というアンケートを実施したところ、97%の方が「分かる!」と回答。
多くの飼い主さんは「愛犬と言葉が通じている」と思っているという結果になりました。
「ご飯やおやつという言葉に目を輝かせます!」「散歩と聞くと一人で玄関へいきます」「爪切りやお風呂という言葉が嫌いで逃げます…(笑)」などなど、わんちゃんによって好きな言葉や嫌いな言葉があるようです。
これだけを見ると、犬は言葉の意味を理解していて話が通じていると思いますよね。
では次に、犬が人間の言葉に反応する理由を解説していきます。
犬が人間の言葉に反応する理由は?
●理由1:過去の経験から反応している
犬は記憶力が非常に良い動物です。
なので飼い主さんから「お散歩」という言葉が発せられた後に、外に出かけられた記憶があることを覚えています。
そのためその言葉を聞いただけで、「楽しことがある!」と予測するようになり、言葉を理解しているかのような仕草をすることがあるのです。
反対に「病院」という言葉を聞いた後に、注射や爪切りなど犬にとって嫌な思いをした記憶がある場合には、その言葉を嫌がることがあるかもしれません。
●理由2:声のトーンや表情を見て反応している
飼い主さんの声のトーンや前後の行動を見て、言葉を理解しているかのような振る舞いをすることもあります。
つまり、「おやつ」という言葉に反応するわんちゃんの場合、おやつという言葉自体を理解しているわけではなく、言葉の調子や音で聞き分けていることが多いのです。
「この音が鳴ったら、おいしいものがもらえる!」と思っているのかもしれませんね。
他にも「コラ!」と飼い主が犬を叱る際に悲しそうな顔をするのも、声のトーンや表情で状況を判断していると言われています。
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犬に言葉は伝わっている!
犬は過去の経験や人の声のトーンや表情から、言葉を理解しているかのような仕草や行動をします。なので正確に言えば、犬は人の言葉の意味を理解しているわけではありませんが、飼い主さんの声色や行動を一生懸命観察して、感情表現をしてくれているということになりますね。
私たち人間も愛犬の仕草や行動をよく観察して、気持ちに寄り添ってあげるようにしましょう。そうすれば愛犬との絆はもっと深まるはずですからね。