人見知りする犬の4つの行動。克服する方法をご紹介!
犬の性格も人間同様、十人十色。活発な性格の子や、臆病な性格の子、人見知りの子もいます。
おうちのわんちゃんはいかがでしょうか?知らない人にも警戒せず仲良くしているでしょうか?
今回は、人見知りなわんちゃんについてご紹介。
特徴や人見知りの克服方法などお伝えしていきます。
「うちのこは人見知りなのかな?」と思ったら、ぜひこの記事を参考に愛犬の性格にあった周囲の方との交流を行ってみてください。
「人見知りの克服法」も一緒にご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも犬は人見知りする動物?
犬はもともと人見知りをする動物だと言われています。
その理由は、野生で暮らしていたころの本質が残っているから。
野生では、巣穴から一歩外に出れば敵だらけ。その結果警戒心を強く持ち、人間含む知らない動物には「警戒・恐怖」を抱きやすいと言われています。
ただ、自分をお世話して愛してくれる飼い主さんはもちろん別物。
飼い主を「家族」として捉えて、忠誠心を持っている犬も多いのです。
しかし、飼い主以外の見知らぬ人のことを「それ以外の人」と捉えます。
そのため知らない人には警戒心を抱き、人見知りのような行動をとる習性があるのです。
他にも犬の本能として、「高いところから見下ろす相手」に対して恐怖心を抱く傾向があるので、初対面の人には「怖い!」「近づいてこないで!」と拒否反応を示すことがあるのでしょう。
この性格は、もともとの性格もありますが幼少期での経験によって大きく左右されます。
小さい時に知らない土地によく行ったり、たくさんの人や動物と会っていると、好奇心旺盛で活発な犬になりやすいと言われています。
それでは、人見知りの犬がよくとる行動をみていきましょう!
人見知りサイン1:震える
人見知りの犬は知らない人や動物に出会った時、恐怖心が高まり体が小刻みに震えます。
不安な気持ちも高まっていますので、飼い主さんの近くで安心させてあげましょう。
人見知りサイン2:あくびをする
これはカーミングシグナルと呼ばれる犬の気持ちが表れる行動の一つ。
震え同様、不安や恐怖心の表れから気持ちを落ち着かせようとあくびをします。
「眠そう」だけで済ませずに、愛犬の気持ちになって寄り添いましょう。
人見知りサイン3:逃げる・隠れる
知らない人が来たら、警戒心から距離を取ります。
観察して大丈夫そうだと判断したら犬の方から近づいてきますので、無理に距離を縮めないようにしてあげてください。
人見知りサイン4:吠える
「近づいてこないで!」という威嚇の意味も込めて吠えます。
これは飼い主を守ろうとする心理状態も働いていると言われています。
興奮状態にあり攻撃性を持っていることもありますので、吠えている最中は知らない人になでさせるなどはやめておきましょう。噛みついてしまう恐れがあります。
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人見知りは克服できるの?
犬の人見知りは、幼少期が鍵になっています。
ワクチンが済んでお散歩にいける状況が整ったら、外へ連れていきたくさんの景色を見せて、動物と出会わせてあげると人見知りになりにくいと言われています。
成犬だと手遅れということではありません。
少しずつ人や他の犬と会う機会を作り、「怖くないんだ」と思ってもらえるようにしましょう。
ただ、人見知りする犬にとって、知らない人と会う時間はストレスになりかねません。犬の行動や状態などをしっかりと観察し、ゆっくりと飼い主さんに甘えさせる時間も作ってあげてくださいね。
おわりに
私事ですが、うちで飼っている犬も重度の人見知りでビビりです。
お散歩で出会った人や犬は徹底的に無視、友人に会わせる機会を設けても最初は怖がって私から離れようとせず小さく震えています。
ドッグランなどたくさんの犬がいる場所では「もっと活発になれたら…」と思いますが、日常生活している中だと人見知りだからといって何か不便さを感じることはありません。人見知りもこの子の個性だと思い、愛らしいなとまで思っています。
犬の性格は本当に十人十色。おうちの子の性格を理解して、その子にあった行動をさせてあげてくださいね。
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