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COLUMNコラム

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POSTED on 2021.06.01

絶対ダメ!猫に与えてはいけない人間の食べ物・飲み物7選。もし食べてしまったら?

食事中に可愛い声でおねだりをされると、人が食べている物をついあげたくなることがありますよね。猫を飼っている方であればよくある出来事かと思いますが、これは要注意!なぜなら私たち人間が食べているものが、猫の健康を脅かすこともあり、最悪の場合死に至ってしまうことも。
そこで今回は「猫に絶対に与えてはいけない食べ物」をご紹介
飼い主として、大切な愛猫の健康を守るために、猫には絶対NGな食べ物を知っておきましょう。

猫にダメな食べ物1:チョコレートなどのお菓子類

いろんな種類のチョコ

人間にとっては甘くて美味しいスイーツですが、猫には要注意な食べ物!
チョコレートに含まれる成分が中毒症状を起こします。
下痢や嘔吐や興奮状態を引き起こし、重度の場合は死に至ることも。

ケーキやアイスクリームなどのスイーツも、多くの糖分が含まれており肥満の原因になりますので与えないでください。

猫にダメな食べ物2:ネギ類

まな板の上の玉ねぎ

たまねぎ・ねぎ・にんにく。ニラなどのネギ類に含まれる成分により、貧血や嘔吐や呼吸困難を引き起こす可能性が大。
加熱調理をされていても、カケラであっても、皮であっても、猫にとっては有毒です。
与えないようにするだけではなく、調理中も十分注意をしましょう。
中毒症状が重篤な場合、死に至ることもあります。

またネギ類の中毒症状は、摂取してから12時間後に出ることが多いです。
少し様子を見て大丈夫だと思うのではなく、もし誤食した場合はかかりつけの動物病院で相談するのをおすすめします。

猫にダメな食べ物3:ぶどう・レーズン

お皿に盛られたブドウ

原因は定かでないものの、腎臓に悪影響を及ぼす可能性があります。
急性腎不全で亡くなった事例もありますので、与えないようにしてください。

ぶどうジュースや皮であっても悪影響を及ぼす可能性があります。
猫の健康を第一に考えて、与えるのは控えておきましょう。

猫にダメな食べ物4:生の青魚やイカ、タコ、貝類

木箱に入ったサバ

「猫は魚が好き」というイメージがあるかと思いますが、要注意!
サバやアジなどの青魚に含まれる不和脂肪酸を摂取することで、黄色脂肪症(別名:イエローファット)という病気を発症させてしまう可能性があります。
黄色脂肪症というのは、皮下脂肪や内臓脂肪に炎症が起きる病気。
症状としては「腹部の痛み」「食欲不振」などが起き、愛猫を苦しめてしまう可能性があります。

また青魚に寄生することがあるアニサキスという寄生虫にも注意が必要。
「猫は魚が好き」というイメージだけで与えないようにしてください。

猫にダメな食べ物5:カフェイン入り飲料

コーヒーカップとコーヒー豆

人間もカフェインを摂ると興奮状態になると言いますよね?
それは猫も同じ。
コーヒーなどのカフェインが入った飲料を飲むことで、興奮状態になります。

ただ、猫は人間よりも体が小さい動物。
人間だと眠れなくなる程度で済みますが、興奮状態から動悸や不整脈や嘔吐をする可能性があります。
少量舐めさせる程度でも与えないようにしてください。

猫にダメな食べ物6:アルコール類

いろんな種類のビール

猫の体にはアルコールを分解する機能がありません。
個体差はありますが、ワインや日本酒など度数が高いお酒ですと大さじ2杯ほどでも致死量にあたり、体に悪影響を及ぼします。
「少しだけ」と思っても、お酒は猫にとっては危険な飲み物。
絶対に与えないようにしてください。

猫にダメな食べ物7:塩分の多いもの

お皿に盛られたポテトチップス

塩分が多い食べ物は、腎臓に負担をかけます。
また猫はあまり水分を自ら多く摂らない動物。
それによりただでさえ腎不全のリスクが高い中、塩分を過剰摂取することで病気リスクはかなり高まってしまいます。
基本的に人間用に味付けをされているものは、塩分が高いと思ってあげないようにしてください。

もし猫が食べてはいけない物を食べてしまったら…

いたずらしそうな猫

どんなに気を付けていても、落ちていた食品を食べてしまった…!ということがあるかも知れません。
その時にはまず猫の動きや見た目を観察して、変わったことがないか見守ってあげましょう。
少しでも様子が違うところがあれば、すぐに動物病院で診てもらうことをおすすめします。

食べ物によって、遅れて中毒症状が出ることもあります。
猫にとって危険な食べ物を食べてしまった場合、 かかりつけの動物病院に相談をして、早めに診察を受けると良いでしょう。

応急処置として「吐かせる」という方法がありますが、 猫の口内や器官を傷つけてしまう可能性があるため無理やり行うのはおすすめしません。
猫の健康を第一に考えて、すぐに対処してあげてください。

愛猫の食事管理も飼い主の役目です

おやつを食べる猫

人間にとって美味しいものであっても、猫にとっては害になる食べ物もあります。
基本的に猫の主食はキャットフードにして、人間の食べ物を与える習慣をつけないようにすることを意識してください。
欲しがってあげないのはかわいそう…と思うのではなく、猫の健康や長生きのために、猫のごはんやおやつをあげてくださいね。
かわいい猫ちゃんと末永く、健康で楽しい日々を送るために、与えてはいけない食べ物を把握しておきましょう!

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