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POSTED on 2023.11.26 / UPDATE on 2023.11.28

猫の目の仕組みを徹底解説!愛猫の視界と健康を守る

暗闇にキラリと光る愛猫の目をみてビックリしたことはありませんか?
猫の目は私たち人間と異なり、野生下で生活していた動物ならではの能力を有しています。

そこで今回は「猫の目の仕組みを徹底解説」というテーマでお届けします。

猫の目がどのような仕組みになっているのか、愛猫がみる世界が私たち人間とどう違うのかなど、さまざまな視点から猫の目の秘密を解説します。

飼い主が知っておきたい目の病気についても触れますので、ぜひ愛猫の健康管理にお役立てください。

【猫の目の仕組み】猫には世界がどのように見えているのか 

猫の目の仕組みを中心に、猫には世界がどう見えているのかを解説します。

猫の目の仕組み

猫の目は私たち人間と比べ水晶体が大きいため、焦点(ピント)の調整がうまくできないといわれています。

しかし、猫は明暗や動きを察知するのに必要な桿状体(かんじょうたい)を人間より多く持っていることから、暗い場所でも対象物を瞬時にみつけることができます。

さらに猫の目には反射板の役割を果たす「タペタム(輝板)」があり、わずかな光のみで該当の物体を認識することが可能です。
具体的には、人間が物体を認識するのに必要な光量の6分の1程度の光があれば、猫には十分だといわれています。

猫が夜間などの暗闇状態から上手に獲物を仕留められるのも、この目の仕組みが大きく関係しているといえるでしょう。

猫には世界がどのように見えているのか

先述したように、猫は水晶体が大きいため焦点を合わせるのが苦手です。
そのため、視力は人間の10分の1程度の0.1~0.2ぐらいだといわれています。

また色の識別に関しても人間と異なっています。人間は光の3原則である赤、青、緑を認識できますが、猫はこのうち赤を認識できません。
一説には、赤(ピンクなども含む)は猫からみると、灰色や薄い青色に見えているとする話もあります。

以上をまとめると、「猫は赤やピンクなどの暖色系がうまく認識できず、視界は全体的にぼんやりと見えている」ということになります。

猫の目の特徴

猫を含む小型のネコ科動物の多くは、明るいところでは瞳孔が細く縦長になり、暗い場所では大きな円形になります。

これは網膜に取り込む光の量を調整するために発生する変化であり、大型のネコ科動物にはみられない特徴のひとつです。

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猫の目にまつわる注意すべき病気

飼い主が注意すべき猫の目に発症する病気をご紹介します。
愛猫が病気で苦しまないためにもしっかりと理解しておきましょう。

猫の目に発生しやすい症状例

猫の目に発生しやすい病気の症状例は以下のとおりです。

  • 目ヤニが増える
  • 白目や目のふち部分が充血する
  • 涙量が増える
  • 黒目の大きさに左右で違いがある
  • 目の表面が曇っている
  • 目頭付近に突起物がみられる
  • 目を開きにくそうにしている など

これらは目の病気が発症している可能性がある際にみられる症状例です。
愛猫の様子をよく観察し、違和感があるようならすみやかに動物病院へ連れていきましょう。

猫の目にできる気をつけたい病気

猫の目に発症する病気の例は以下のとおりです。

●結膜炎
結膜炎は上下のまぶた裏にある結膜に炎症が発生する病気です。
猫に発生しやすい目の病気として有名ですが、ウイルスや細菌、外傷など、要因となる事象が数多くあるため、主原因を特定するのが難しいとされます。

一度治療が済んだとしても、過度なストレスなどが原因で再発するケースもあります。

●ブドウ膜炎
ブドウ膜炎は、虹彩・毛様体・脈絡膜の一部または全体に炎症が起こる病気です。
ウイルスや細菌、感染症などが原因で発症するため、原因の特定が困難な病気でもあります。

瞳孔が小さくなっている、眩しそうに瞬きを繰り返す、充血しているなどの症状が特徴です。

●緑内障
緑内障は眼圧が異常に上昇することで、強烈な痛みや視覚障害を発生させる病気です。
猫の緑内障はほかの眼科疾病が原因で発症することが多く、ブドウ膜炎・水晶体脱臼・房出血などがその一例です。

症状が進行すると数日のあいだに視力を失う恐れのある病気のため、迅速かつ適切な治療が重要となります。

●麦粒腫(ばくりゅうしゅう)
麦粒腫は俗に「ものもらい」といわれる病気であり、まぶたのふちにある涙を作る分泌腺が細菌に感染することで発症します。

まぶたが腫れる、目をこすろうとする、充血しているなどの症状がみられます。

猫の目の仕組みを知り愛猫の視界を想像してみましょう

明け方や夕方などの薄暗い時間に行動が活発になる薄明薄暮動物である猫にとって、この目の作りは狩りをおこなう際や、外敵から逃げるときに重宝しているのでしょう。

また今回ご紹介できなかったものも含め、猫がかかりやすい目の病気には数多くの種類がありますので、愛猫が目を気にするような素振りをみせていたら、すぐにかかりつけの獣医師による診察を受けてください。

あなたの愛猫の視界には世界がどのように映っているのでしょうか?ぜひこの機会に愛猫の視界を想像してみたくださいね。

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